2009年11月9日(月)
11月7日、都内のゲームショップ・GAMESマーヤ 葛西店において、PSP用ソフト『ファンタシースターポータブル2』の先行体験会が行われた。
12月3日発売予定の『ファンタシースターポータブル2』は、2008年7月に発売された人気RPG『ファンタシースターポータブル』の続編。今作では、緊急回避やチャージショットなどの新アクションが追加され、協力プレイを楽しめるマルチモードではアドホックモードに加えてインフラストラクチャーモードにも対応している。
本作の先行体験会が、11月7日~29日にかけて全国7都市14会場で開催される。体験会でプレイした人には、ゲーム内で使用できる武器のパスワードを刻印した“特製アイテムパスワードカード:エミリア”を先着でプレゼント。また体験会当日、会場内の販売店店頭でソフトを予約すると、体験会予約特典として“特製アイテムパスワードカード:ユート”も贈られる。体験会の開催日時や会場などの詳細は、公式サイト内のインフォメーションページを参照してほしい。
体験会初日の7日には、『ファンタシースターポータブル2』のプロデューサー・酒井智史さんが会場となったGAMESマーヤ 葛西店を訪れた。酒井プロデューサーに、ソフトが完成した現在の心境や、作品の注目点などを語っていただいたので、以下に掲載する。
▲酒井智史プロデューサー |
――本日の体験会の感想をお願いします。
すでに公式サイトなどで体験版が配信されていたので、あまり多くの人はいらっしゃらないかなと思っていたんですが、とてもたくさんの方に来ていただきまして。ユーザーの皆さんも盛り上がってくださっているんだなと、かなりの手応えを感じています。ありがとうございます。
――ソフトが完成した現在の心境は?
今回は“5つの超進化”をコンセプトに、かなり頑張っていろいろな部分に手を入れました。これまで(シリーズ作品を)やっている方も、そうでない方も、すべての方に満足していただけるすごいソフトになったと思います。インターネットマルチモードなど今までにない試みもやっていますので、ぜひ多くの方に体験版をプレイしていただいて、もっと『ファンタシースター』というブランドが広がっていくといいなと思います。
――体験版を遊ぶ上でのポイントを教えてください。
体験版だけで、すでに20時間以上プレイしたという方の声をたくさん聞いています。普通に遊んだとしても10時間は遊べるんじゃないでしょうか。まずはチュートリアルにもなっているストーリーモードを遊んでいただいて、変化した部分、新しい部分を体験していただきたいですね。その後、今までになかったマルチモードの新しいミッションを遊んでいただければと。
――製品版はどのくらいのボリュームに?
100時間は軽く超えると思います。ストーリーモードだけでも一般的なRPGと同じ長さですから、それにマルチモードを加えたら、本当にいつまでも遊べると思います。
――『ファンタシースターポータブル2』の注目ポイントを教えてください。
数え切れないほどあるんですが、やはりインターネットマルチモードは全国の人とマルチプレイが楽しめるというのは今までにない試みなので、ぜひ注目していただきたいです。4人対戦モードやチャレンジモードが充実していて、マルチプレイで遊ぶゲームとしてはかなり究極のものになっていると思います。
――インターネットマルチモードを実装する上で苦労した点は?
通常のマルチモードとインターネットマルチモードでは、ユーザーの距離がかなり異なりますので、やはりラグの問題はあります。いかにラグをなくすか、非常に苦労しました。多少のラグはありますが、最終的には満足していただける仕上がりになったと思います。
――本作は、さまざまな作品とコラボレーションされていますが、今後もコラボ企画の予定はありますか?
まだ発表されていないコラボレーションの企画もいくつかありますし、ダウンロードコンテンツでも『ヱヴァンゲリヲン』のプラグスーツなど、定期的に配信していくことを考えています。またダウンロードコンテンツに関しましては、半年から1年くらいかけて、やれるだけやっていければと思っています。
――では最後に、ファンへメッセージを。
体験版を遊んでいただくことで、これまでの作品より超進化を遂げていることを感じていただけると思います。ぜひ体験版を遊んでいただいて、4人プレイをしていただいて、さらにさらにお友だちに広めていってください。もちろん、シングルプレイのストーリーモードも、かなり遊べるものになっています。PSPを持っているすべての人に楽しんでいただけるのではないかなと思います。
▲多くの人が『ファンタシースターポータブル2』を体験していた。 | ▲酒井プロデューサー(左)と、GAMESマーヤの店長(右)。 |
(C)SEGA