2009年11月9日(月)
スパイクは、12月10日に発売するDS用AVG『極限脱出 9時間9人9の扉』の新情報を公開した。
『極限脱出 9時間9人9の扉』は、謎めいた見知らぬ場所からの脱出を目的としたサスペンスアドベンチャーゲーム。密室に張りめぐらされた謎を解き、そこから脱出する方法について探っていく。開発はチュンソフトが担当し、キャラクターデザインはデザイナーの西村キヌさんが、シナリオ・ディレクションは『Ever17』などで知られる打越鋼太郎さんが務める。
第4報となる今回は、これまで紹介していない3人のキャラクター情報と最新のゲーム画面を掲載する。1報、2報、3報とあわせてチェックしてほしい。
本作の目的は、閉じこめられた船から生きて脱出を試みること。犯人“0(ゼロ)”が仕掛けてきた“ノナリーゲーム”は、1から9までのナンバリングドアを、3~5人のバングルナンバーの数字を組み合わせた数字根(現れた数値をひたすら加算して最終的に得られる1桁の値)を用いて突破し、最終的に9の数字を持つナンバリングドアを突破することが目的となっている。今報では、どのようなイメージで密室での探索が展開するのかを公開する。
▲淳平たちが連れてこられた船は、“0”の企みによって9時間後に沈んでしまう。それまでに脱出しなければ、命はない! | ▲気になる場所をタッチしよう。扉をタッチすると、鍵がかかっていなければ中へ入ることができる。 |
▲内部には、さらに怪しいと思われる場所が多数ある部屋が存在。気になる場所をタッチして、情報を得ていこう。なにやら使えそうなアイテムが……。 |
▲脱出に使えるかもしれないアイテムを入手した! 紫から「すべりをよくするためにも使えそう」というアドバイスが出た。密室内のどこかに、すべりが悪いために動かせないオブジェクトがあるのを推測できる。 |
▲とにかく扉という扉は調べてみようと、別の扉にもタッチしてみる。しかし、カンヌキは錆び付いており開かない。 |
▲先ほどの紫のアドバイスを思い出す。手に入れたオイルビンで、カンヌキの滑りをよくできないだろうか? アイテム画面で使いたいアイテムに切り替えよう。また、アイテムを複数組み合わせることで、使えるアイテムになる場合もあるようだ。 |
▲適したアイテムを選択した状態でカンヌキにタッチすると、先ほどとは異なる反応が! これで先に進める? | ▲扉の先には、さらに部屋があった。冷凍室のようだが、ここにあるアイテムが密室脱出に欠かせないアイテムとなるのか? |
プレイヤーとその他のキャラクターたちは、広い船内をナンバリングドアを求めて一緒に行動することになる。9と書かれた扉を開く、それが“0(ゼロ)”から提示された脱出条件だ。さまざまな仕掛けが船内には散りばめられており、鍵を見つけなければ開かない扉や、カードキーがないと動かないエレベータなどが点在している。脱出パートでは、それらを開くアイテムを見つけることが、重要なポイントとなる。
▲さまざまな場所がある広い船内。ありとあらゆる手段を使い、この船からの脱出を試みることに。 |
▲手詰まりになった場所も、鍵を入手した後なら先に進むことができる。船内にはさまざまな形状の鍵が存在している。“0(ゼロ)”が仕組んだものだろう。 |
脱出までの9時間で、主人公の淳平は他のキャラクターたちと情報を交換し合う。閉じこめられたキャラクターは淳平以外、職業や出身を隠しており、本名すら明かしていないが、博学であったり、専門的な知識があったり、雑学に長けたキャラクターばかりだ。彼らとの会話の中で聞き出すことができるエピソード、1つ1つが脱出の鍵となる。他のキャラクターたちとの微妙な距離感によるコミュニケーションも、本作の醍醐味の1つといえるだろう。
▲疑似科学的な話から、都市伝説的な話まで、船の中で繰り広げられる話題は多岐にわたる。「なぜ、この9人が集められたのか」、「なぜ、仕掛けられたのは“ノナリーゲーム”なのか」、「“0(ゼロ)”とは一体何者なのか」といった問いの答えに近づくためにも、キャラクターたちとの会話に耳を傾ける必要がある。 |
▲部屋は、大きな部屋の中に扉があり、密室状になる設計。二重の密室以外にも、さまざまな機器類が存在しており、配線の設定換えやコンピュータを使用しての暗号解除などが予想される。一体この部屋にどういうシチュエーションで足を踏み入れるのだろうか!? |
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