2009年11月13日(金)
PS3『龍が如く4 伝説を継ぐもの(以下、龍が如く4)』に、歌手でタレントの矢口真里さんの出演が決定した。本日11月13日に、そのお披露目が都内で行われたので、いろいろと話を伺ってきた。
愛、人情、裏切りといった人間ドラマを描いたセガの人気アクションAVG『龍が如く』シリーズの最新作『龍が如く4』。今作では、シリーズでおなじみの桐生一馬に加えて、秋山駿、冴島大河、谷村正義という3人の男も操作でき、4人の主人公の視点から物語を楽しめる。概要や登場人物に関しては、先ほど掲載した記事をご覧いただきたい。
矢口さんは、神室町にあるおなじみのマッサージ店“ラブインハート”のセラピスト、マリ役として出演する。セガの広報担当者によるとこの配役は、シリーズ総監督の名越稔洋さんが矢口さんの大ファンであることから実現したという。普段は、多くのTV番組で明るいキャラクターを見せる矢口さんも、今回は危うく事務所NGが出そうなほどセクシーなセリフに挑戦している。
▲こちらがマッサージ嬢・マリのグラフィック。矢口さんも納得の見た目だが、スタイルは今よりちょっとナイスバディなんだとか。 |
▲取材陣と一緒に自身の出演映像を見る矢口さん。あまりにも大胆な“マリ”の映像に思わず大笑い。ちなみに普段は、自宅にある大きなプロジェクタでゲームをプレイするそうだ。 |
――出演が決まった時はどう思われましたか?
矢口さん:私は『龍が如く』のゲームを遊んだことがあるので、その中で自分の分身として登場できるのは、とにかくうれしかったです! バラエティ番組にたくさん出ていてもあまり尊敬してくれない友だちが、『龍が如く4』に出た瞬間にめちゃめちゃ尊敬してくれるようになりましたし。私にとって財産になりましたね。スタイルもバツグンにしていただいてですね、顔は私なんですけど、体は私じゃないっていう(笑)。理想の体型で出ているので、その辺も見てほしいと思います。
――今の映像をご覧になっていかがでしょう?
矢口さん:映像と声で、かなり色っぽい感じになっていると思うんですけれども、まあ……普段、私はああいう動きはしないもので(笑)。映像のほうで楽しんでいただけたらなと思います。衣装も(映像では)ピンクだったんですけれど、水着でマッサージというシーンもあるので、普段の矢口真里ではさせてもらえない部分をさせてもらいました。
――これまでアニメで声を演じられたことはありますが、ゲームの声優にチャレンジしての感想はどうですか?
矢口さん:とにかくゲームに登場できるというので、かなりテンション上がってしまって(笑)。いっぱいセリフがあったんですが、それをすべて聞くには、マッサージ店にたくさん通ってもらわないといけないですね。かなりディープな会話もあり、ちょっとウィスパーな感じにも挑戦したので、その辺もぜひ体験してください。
――ディープと言いますと、どんなセリフが一番恥ずかしかったですか?
矢口さん:何個か事務所NGが出るくらいのセリフがあったんですけど、その中でも恥ずかしかったのは……。結構想像できるようなセリフが多かったんですね、「お兄さん固いね……」っていう(笑)。肩をもみながらなんですけれど(笑)。そういうのは恥ずかしいと思いながら、マッサージするつもりでいろいろ頑張りました!
――ちなみに名越さんの第一印象はいかがでしたか?
矢口さん:本当に『龍が如く』の主人公といっても過言ではない風貌ですね。最初はちょっとビビりましたが、すごく優しい方だったので安心しました。アフレコの時にも来てくださって、いろいろ盛り上げていただきました。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
矢口さん:今回は4人の主人公がいるので、いろいろな角度から楽しんでいただけると思います。マッサージ店もいろんな妄想ができるお店になっているので、ぜひ現実とゲームを重ね合わせて楽しんでください!
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