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2009年11月20日(金)

“神ゲー”と話題沸騰! Xbox 360『シュタインズ・ゲート』超ロングインタビュー掲載

文:ごえモン

■“運命石の扉(シュタインズ・ゲート)”に込められた意味とは?

――本作のタイトルについてお聞きします。『シュタインズ・ゲート』とはどういった意味なのでしょうか? “特に意味などない”のでしょうか?

松原:以前にもお話しましたが、『カオスヘッド』の時にはタイトルが二転三転している(※2)んです。でも、今回の『シュタインズ・ゲート』というタイトルは志倉の企画書に初めから書いてあったものなんです。なので、どういった意味で付けたかと問われると、謎ではあるんですが……(笑)。

※2……『カオスヘッド』に決まる前のプロジェクト名として、『ギガロマニアックス』や『哀SWORD』、『C.O.D.E.』などがあった。

林:いやいや、謎ではないですよ(笑)。『シュタインズ・ゲート』の“シュタイン”はアインシュタインから取っています。相対性理論を使っているのが理由ですね。

――ゲーム中では、『シュタインズ・ゲート』を漢字で“運命石の扉”と書きますよね? なぜ、この読み方が『シュタインズ・ゲート』なのですか?

林:シュタインはドイツ語で“石”という意味なんです。で、ゲートは当然“扉”ですよね。ドイツ語と英語を混ぜた造語ですが、それを日本語読みにして、そこに中二病(※3)っぽくてイタイタしい“運命”という文字を付けて“運命石の扉”になりました。

※3……日本の思春期の少年に見られる、少し特殊な言動、行動を指す言葉。あるいは、思春期を過ぎたにもかかわらず思春期のようなイタイタしい言動をする人間に対して使われる言葉。

――今回はその“中二病的な漢字とルビ”に苦労されたんじゃないですか? たとえば“過去を司る女神作戦(オペレーションウルド)”とか。

林:そうなんですよ。結構、中二病のカタカナを漢字にする時のセンスって独特のモノがあるので、なかなか思いつけずに試行錯誤しました。中二病における漢字って、難しい漢字を普通に使うなど、意外と直訳ではなく、ちょっと意訳されているんですよ。そこはうまいことやっていて「センスあるなぁ」と関心しつつ、僕もなんとかひねり出そうと苦労した覚えはあります。

――本作の舞台を秋葉原に選んだ理由をお聞きしたいのですが。

松原:主人公が“オタク”というのは決まっていたんです。前回の『カオスヘッド』の時は、“オタクだけどアウェイの渋谷に住んでいる”設定でした。でも、今回は完全にホームの“オタクの聖地”にキャラクターたちを置いて、“未来ガジェット研究所”というサークルで自分たちの好き勝手なことをやっている、という、わりとオタクのあこがれというか夢みたいな設定になっています。そんな、オタクのあこがれのような場所を中心とした話にしようとしたのが、秋葉原を選んだ理由ですね。

林:“未来ガジェット研究所”は発明サークルなので、秋葉原が舞台だと部品の調達にうってつけなんです。わりとジャンク屋っぽいお店もたくさんあって、ガラクタもすぐに拾ってこられますしね。

『シュタインズ・ゲート』 『シュタインズ・ゲート』

――本作の見どころについてお聞かせください。

松原:本作は演出にこだわっていて、ゲーム中に細かいムービーが挿入されるんですよ。他のAVGにはあまりない、それこそ海外ドラマ風に一瞬挿入されるフラッシュバックのような演出も多用していますし。そういったこだわりの演出が見どころですね……ちなみに、ムービーはオープニング以外、僕が1人で全部作りました(笑)。

――スタッフロールで拝見いたしました(笑)。

林:松原はプロデューサー兼、ディレクター兼、グラフィッカー兼……あと、なんでしたっけ?

松原:ボイスの編集なんかもちょこっとやりました。ユーザーさんから見ると、プロデューサーって何をやっているのかわからないじゃないですか。でも今回は全然プロデューサーとして参加していなくて、クリエイターとして参加していました(笑)。演出用のグラフィックの大半は僕が作りましたし。

林:困った時は「プロデューサー! 助けてー!!」って言うんですよ。そしたら、松原が「作る作る!」って(笑)。

松原:何でも屋状態ですね。

――演出にこだわっている、ということでしたがケータイを取り出す時に回転しながら出てくるじゃないですか。アレは素晴らしい演出だと思いました。

松原:あれは、最初は回らないでスッとそのまま出す予定だったんです。でも、ケータイの画像はニトロプラスさんにお願いして3Dで作ってもらったんですよ。そこで、「せっかく3Dなんだから回さない?」って言って回るようになりました。

――ニトロプラスさんは3Dのグラフィックをよく使うことで有名ですよね。

松原:そうですね。ケータイもそうですし、タイトル画面の人工衛星もニトロプラスさんに作っていただきました。

『シュタインズ・ゲート』 『シュタインズ・ゲート』

→フォーントリガーシステムに死ぬほど苦労(3ページ目)

(C)2009 5pb. Inc./Nitroplus

データ

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』
■メーカー:5pb.
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2009年10月15日
■希望小売価格:6,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)(数量限定版)』
■メーカー:5pb.
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2009年10月15日
■希望小売価格:8,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)(Xbox 360 プラチナコレクション)』
■メーカー:5pb.(MAGES.)
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月16日
■希望小売価格:3,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) ダブルパック』
■メーカー:5pb.(MAGES.)
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月16日
■希望小売価格:8,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 比翼恋理のだーりん』
■メーカー:5pb.(MAGES.)
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月16日
■希望小売価格:5,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート) 比翼恋理のだーりん(限定版)』
■メーカー:5pb.(MAGES.)
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月16日
■希望小売価格:8,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』
■メーカー:角川書店
■対応機種:PSP
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月23日
■希望小売価格:5,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

▼『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)(限定版)』
■メーカー:角川書店
■対応機種:PSP
■ジャンル:ADV
■発売日:2011年6月23日
■希望小売価格:7,800円+税

Amazon.co.jp で詳細を見る

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