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2009年12月4日(金)

『エンド オブ エタニティ』の戦闘はド派手な連続攻撃で勝利を!

文:電撃オンライン

 セガより2010年1月28日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『エンド オブ エタニティ(以下、EoE)』のバトルシステムを紹介する。

 『EoE』は、数々のRPGを手掛けてきたトライエースと、セガがタッグを組んだ完全新作RPG。“銃撃多重奏RPG”と銘打たれた本作では、キャラクターがアクロバティックな動きを見せる派手な演出の銃撃戦が堪能できる。世界観や主な登場人物については11月11日の記事を参照してほしい。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲ご覧の通り、『EoE』のバトルは超人的アクションの盛り込まれたアクションゲームのように、派手でカッコイイ演出がされている。とはいえアクション操作は一切ないので、アクションゲームが苦手な人でも安心だ。


■武器の選択、位置取り、チャージ……戦術性の高いバトル

 『EoE』のバトルは、t・A・B(tri-Attack Battle/トライ・アタック・バトル)と呼ばれるシステムで展開し、11月11日の記事でも紹介したゼファー、ヴァシュロン、リーンベルの3人それぞれを次々に操作して戦う。操作キャラクターを移動させて、位置取りなどを考慮しながら戦うのだが、操作キャラが移動している間だけマップ上の敵も動くセミリアルタイム方式になっている。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲バトルでは、次々と入れ替わる操作キャラクターたちを操って、移動と攻撃を繰り返していく。攻撃の仕方は少々独特なので、以下で順を追って説明していく。

 バトル中、キャラクターの移動操作をしながら、好きなタイミングで随時攻撃が可能だ。武器は大きく分けて、ハンドガン、マシンガン、グレネードの3タイプがあり、それぞれ異なる特徴を持つ。左右で異なる武器を装備することもでき、回復アイテムの装備や、特殊効果のある弾丸のマガジンケースなどを装備するのも戦術の1つ。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲武器やアイテムは基本的に2つのスロットに装備する。ハンドガンとハンドガン、ハンドガンと回復アイテム、マシンガンとマガジンケースなど、プレイスタイルに合わせて組み合わせよう。

 また、武器の特徴を説明する上で欠かせない概念が、スクラッチ・ダメージとダイレクト・ダメージの2種類のダメージ方式。スクラッチ・ダメージは“仮のダメージ”ともいえるもので、一定時間の経過とともに回復する。ダメージ表現は青色だ。

 ダイレクト・ダメージは直接的に効果があるダメージで、ダイレクト・ダメージでHPを0にすることで初めて敵を撃破できる。ダイレクト・ダメージの表現は赤色だ。スクラッチ・ダメージを与えた状態でダイレクト・ダメージを与えると、ダメージすべてがダイレクト・ダメージになるので、スクラッチとダイレクト、2つのダメージの組み合わせが敵を効率的に倒す上でのポイントとなる。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲マシンガンはスクラッチ・ダメージを与え、ハンドガンとグレネードはダイレクト・ダメージを与える。マシンガンは攻撃力が高めなので、敵をマシンガンで削って(スクラッチして)、ハンドガンでトドメ、というのがパターンの1つとして考えられる。なお、グレネードは一定範囲に大きなダイレクト・ダメージを与えるが、消耗品なので乱発はしづらい。

 ターゲットへの攻撃を選択すると、“チャージ”が開始される。1周チャージすれば攻撃可能となり、それ以上チャージを重ねるごとに武器効果が上がって、より強力な攻撃を繰り出せるようになる。チャージのスピードは、敵に接近するほど上がるが、チャージ中に敵から攻撃を食らうと自分の攻撃が失敗するので、安全な位置取りをして欲張り過ぎないことが肝要だ。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲左画像の中央にいる敵の周囲に表示されたリングゲージがチャージの度合いを示している。スクラッチ・ダメージだと青いゲージ、ダイレクト・ダメージだと赤いゲージでチャージを行う。溜めに溜めれば、右画像の右側に表示されたような強力な武器効果も期待できる。
『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲ちなみにバトルは、敵を全滅させる以外に、敵のリーダーを撃破することでも終了する。


■戦いを左右するインビンシブル・アクション

 ここまでバトルシステムの基本を紹介してきたが、実際のバトルでは、単に移動して攻撃を繰り返すだけではダメージ量が乏しいと感じるはず。そこで大きなダメージ源となるのが、これから紹介するレゾナンス・アタックによる攻撃だ。

 レゾナンス・アタックを説明する前に、前提として押さえておきたいインビンシブル・アクションというシステムについて紹介する。インビンシブル・アクションを発動すると、ラインマーカーでキャラクターの移動先を指定して、指定したライン上をずっとチャージしながら移動する。この間、敵から攻撃されることはなく、一方的に攻撃することが可能だ。ただし強力な攻撃を叩き込める一方、I.S.ゲージという画面下部に表示されるゲージを消費する。

 I.S.ゲージは、1つでもあれば敵からの攻撃をすべてスクラッチ・ダメージにできるが、0になると敵からの攻撃でダイレクト・ダメージを受けるようになるので注意しよう。I.S.ゲージは、一定以上のダメージを与えるか、敵を撃破することで回復する。

 以上を踏まえた上、以下の方法でレゾナンス・カウントを溜めると、3人でインビンシブル・アクションを行う強力な攻撃“レゾナンス・アタック”を発動することができる。

『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲インビンシブル・アクションを発動したら、上記のように移動するラインを選択する。この時、移動ラインが他の2人の間を通るように設定すると、マーカーが青く光る。
『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲マーカーが青く光った状態でインビンシブル・アクションを使うと、レゾナンス・カウント(パーティステータスの上部にあるRESONANCE)が溜まる。またインビンシブル・アクションでは、キャラクターが画像のようなアクロバティックな動きを見せてくれる。
『エンド オブ エタニティ』
▲レゾナンス・カウントが溜まると、インビンシブル・アクションを使った時、上の画像のように三角形のラインを引くことが可能になる。
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▲三角形のラインを引いた状態でインビンシブル・アクションを発動すると、レゾナンス・アタックが開始。3人で同時に走り出して怒とうの連続攻撃を繰り出せる。
『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』 『エンド オブ エタニティ』
▲レゾナンス・アタックは、レゾナンス・カウントが溜まっているほど長く攻撃をすることができる。一方的に大ダメージを与えることも可能なため、バトルのカギとなるシステムだ。

(C)SEGA
Developed by tri-Ace Inc.

データ

▼『エンド オブ エタニティ』
■メーカー:セガ
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:RPG
■発売日:2010年1月28日
■価格:各7,980円(税込)
 
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