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2009年12月9日(水)

海外版プレイヤーの反応からPS3/Xbox 360版『OFP:DR』の内容を展望する

文:電撃オンライン

 ちょっと予定よりもご無沙汰してしまった気がしますが、気のせいなので気にしないでください、青毛野郎です。ところで、仕事もしないで電撃オンラインをぼーっと眺めて精神の安定を図っていたら、11月27日の記事を見て逆にそわそわしたでござるの巻。何この未曾有のコラボレーション。続きが気になって仕方がありません。

 というわけで、PS3/Xbox 360で2010年1月14日に発売予定のコードマスターズ新作ACT(FPS)『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング(以下、OFP:DR)』を、発売まで追っていこうという連続企画の第2回です。前回の記事では、『OFP:DR』の概要について紹介しました。簡単にまとめてみると、

・現実と同じスケールで描かれる広大な戦場
・1発の銃弾でも致命傷になりうるリアルなダメージ表現
・“感情”を持つ高度なAI

といったところでしょうか。特に、フィールドが原寸大スケールで作り込まれているというのは、『OFP』シリーズならではの特徴といえるでしょう。なにせ、220平方キロメートルという広大さですからね。ちなみに、220平方キロメートルというと、大阪市がちょうど同じくらいの広さらしいです。市っていうと、ややもすると「市なんて小さいやん」と思うかもしれませんが、いやいや、自分が住んでいる市をちょっと歩いてみてくださいな。オレが仮に地元の市(宇宙的に見ても繁栄している埼玉県の某市)を1周するとなったら、たぶん途中で遭難すると思います。

『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング』 『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング』
▲戦場となる架空の島・スキラ島。昼夜問わず、兵士はここで命がけのミッションに挑む。

■ネットって便利! 海外版の感想をナナメ読む

 あ、おさらいが長くなりました。いい加減本題になりますが、『OFP:DR』の日本語版の発売こ2010年1月ですが、じつは海外ではすでに本家海外版が発売中。つまり、世の中にはもうプレイしている人がいらっしゃるということです。まあ、オレこと青毛野郎は高校時代、英語だけは常に赤点ギリギリだったので、日本語版を待ちたいと思いますが、せっかくインターネットという便利なモノがあるのだから、ちょいと各種掲示板やゲームサイトで世間の反応などを見てみたいと思います。

 まず、海外版『OFP:DR』の総合的な評価という点では、なかなかの評価というか、プレイしている人は、みんな楽しんでるなーって印象です。ただ、前作『OFP』と比べると、リアル系というよりも少しカジュアル系寄りになっているようで、そこで評価が分かれているみたいですね。「前作みたいなシビアさを期待していたのに」という感じで。もちろん「前作とは違う手ごたえだけど、今回の『OFP:DR』もこれはこれでアリ」という意見もありました。逆に本作がシリーズ初体験という人にとっては、少しカジュアル寄りになったとはいえ、それでもシビアで難易度が高い印象を受けるようですね。『OFP:DR』はミッション間の演出も最小限なようなので、それも含めた“淡々とした戦場”に、「これぞ戦場!」と思えるかが、本作を気に入るかのカギになるのかもしれません。

■対戦車ロケットの装填手順もしっかり再現!

 また、兵器のモデリングやサウンドはかなり高評価のようです。青毛野郎も、ネットでいくつか動画を見てみましたが、対戦車ロケットの弾を装填する手順などがしっかりと再現されていて、非常にそそりました。ただ、オフラインのミッションだと戦車や攻撃ヘリに乗るシーンがそんなにないみたいなので、個人的にちょっぴり残念。まあ、戦車兵やパイロットでもない人が戦車やヘリやらを乗り回すのがリアルでないのは確かなので、そういう意味ではいいのですけどね。日本語版ではダウンロードコンテンツ(DLC)の追加ミッションなどで用意してもらいたいというのが正直なところですが、コードマスターズさん、いかがでしょう? とちょっとアピールしておこう。

『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング』 『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング』
▲登場兵器は銃火器、ビークル問わずこれでもかって言うくらいにリアルに描写されています。やはり兵器は漢(おとこ)のロマンだ。

■協力プレイは、結構ちょうどいい参加人数?

 マルチプレイについては、協力してミッションクリアを目指すCO-OPモードの話題が多いですね。シビアなゲームだけに、「なんとかクリアできたぜ」みたいな感じで、やっぱクリアしたときはかなり達成感があるんだろうなぁと、早くプレイしたくなります。CO-OPは最大4人プレイなので、他のFPSゲームと比べると少ないと感じる人もいるとは思います。ただ、あまり参加人数が多いと仲間同士の連携が難しくなって乱戦になりがちなので、これはこれでちょうどいいのかもしれません。

 ちなみに、いくつかCO-OPのプレイ動画も見てみましたが、この緊張感はヤバイですね。銃声が聞こえただけでもビビります(自分がプレイしているわけでもないのに)。敵から集中砲火を受けているときは、ほんと生きてる心地がしませんでした(だから自分がプレイしてるわけじゃないのに!)。

『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング』
▲いかにも敵がひそんでそうな住宅地へ。仲間と行動すれば、ちょっとは安心かも?

 そんなこんなで、インターネット上にある海外版『OFP:DR』の評価を見てその感想を書くという荒業というかひねり技みたいなコラムをお届けしました。たまには、みんなの意見をななめ読みしてみるのもおもしろいもんだ。次回は、ぜひサンプル版ROMをお借りしてのプレイレポートといきたいところです。うおー、楽しみになってきた! では、今回はここまでにいたします。次の戦場でお会いしましょう。

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データ

▼『オペレーション フラッシュポイント:ドラゴン ライジング』
■メーカー:コードマスターズ
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2010年1月14日
■価格:各7,140円(税込)
 
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