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2009年12月10日(木)

電撃で最強の雑誌はどれだ! DSi『モンスターファインダー』の対戦記事を掲載!

文:電撃オンライン

 初めまして&こんにちは~、ライターのミントです。なにやら今年は格闘技番組がメチャクチャ盛り上がってたみたいですね。先日の『K-1 WGP』が瞬間最高視聴率19,9%。その前のボクシングタイトルマッチ・内藤 vs 亀田はなんと50%を越えた瞬間もあったとか! そんな格闘技人気に触発され、今回は一風変わった記事をお届けしたいと思います。

……題してっ!

【電撃M-1グランプリ in 『モンスターファインダー』 ~最強の雑誌はどれだ!?~】

 『モンスターファインダー』とは、アルファ・ユニットさんから11月19日に発売されたDSi専用ソフト。DSiのカメラで撮影したもの(被写体はどんなものでもOK!)に応じてモンスターが出現し、そのモンスターたちを戦わせる画期的なゲームなのです。詳しいゲーム内容を知りたい方は、電撃オンラインの特集ページでたっぷりご覧くださいね。

『モンスターファインダー』 『モンスターファインダー』
▲“カメラ”と“バレット”を選択後、実際にDSiのカメラで撮影すればモンスターが出現します。

 勘のいい方なら、すでに趣旨がおわかりでしょうか? 念のために説明しますと、『モンスターファインダー』で雑誌から出現したモンスターを戦わせ、最強の雑誌を決めようというものです。といっても、本作は複数体のモンスターを使って対戦するのが醍醐味なので、使用する雑誌は6冊。また、モンスターの総コスト差がありすぎると勝負にならない可能性があるので、コストをできる限り合わせて対戦し、もっとも活躍したモンスター(雑誌)をMVPとします。それでは早速、M-1エントリー雑誌を紹介していきましょ~! 今回の挑戦者はこいつらだっ!

『モンスターファインダー』
▲今回使用するのはこの6冊、カメラは“トゥルーカメラ”、バレットは“スーパーバレット”を使用。ゲーム中では、他にも2つのカメラ&バレットが登場し、それらに応じて出現するモンスターなども変化します。

■ エントリーNO.1 ■

『モンスターファインダー』

DSのことなら何でもござれ、大本命のニンテンドーDS専門誌!
『デンゲキニンテンドーDS1月号(以下、デンゲキDS)』!!
モンスター名:ミーバ
タイプ:アンデッド
コスト:5

■ エントリーNO.2 ■

『モンスターファインダー』

貫禄を見せ付けるのか!? 500号間近の大御所ゲーム情報誌!
『電撃PlayStation Vol.460(以下、電撃PS)』!!
モンスター名:ガスミーバ
タイプ:アンデッド
コスト:6

■ エントリーNO.3 ■

『モンスターファインダー』

潜在能力はまだ未知数、新進気鋭のゲーム総合誌!
『電撃ゲームス Vol.3(以下、ゲームス)』!!
モンスター名:コボルト
タイプ:じゅうじん
コスト:3

■ エントリーNO.4 ■

『モンスターファインダー』

多彩な企画で情報誌の枠を越えた、美少女ゲーム系マガジン!
『電撃G'sマガジン1月号(以下、G'sマガジン)』!!
モンスター名:スカルエーター
タイプ:アンデッド
コスト:3

■ エントリーNO.5 ■

『モンスターファインダー』

男女共用、ティーンエイジャー御用達のゲーム・コミック誌!
『電撃マ王1月号(以下、マ王)』!!
モンスター名:サボタン
タイプ:しょくぶつ
コスト:3

■ エントリーNO.6 ■

『モンスターファインダー』

アキバ系にも力を入れる、現存する唯一の週刊パソコン雑誌!
『週刊アスキー 2009年12月15日号(以下、週アス)』!!
モンスター名:アークビートル
タイプ:むし
コスト:5

※光の加減や、撮影する角度によって、出現するモンスターが変わる場合があります。

 といった感じで全6誌の撮影が完了したわけですが、これはひどいと言わざるを得ませんね。ドラゴンや精霊など、もっと見栄えのするモンスターがいっぱいいるのですが……。まぁ、アンデッドみたいな編集者やライターがいっぱいの電撃らしいと言えばらしいですが(笑)。会社も不夜城みたいですしねっ!

※この解説はすべて筆者の空想によるものであり、各雑誌の実情・内情とは一切関わりがないハズ……ですが、もしかすると当たっている部分もあるかもしれません。

 チーム分けは、『デンゲキDS』(ミーバ)、『週アス』(アークビートル)、『ゲームス』(コボルト)のAチーム(13コスト)と、『電撃PS』(ガスミーバ)、『G’sマガジン』(スカルエーター)、『マ王』(サボタン)のBチーム(12コスト)とします。本作では前衛・中衛・後衛があり、近接攻撃しかできないモンスターばかりのデッキだとまともな対戦ができないため、総コスト数や遠距離攻撃を持つモンスター(コボルトやガスミーバなど)のバランスを整えた結果、この組み合わせとなりました。対戦相手は電撃のライター・アオにお願いし、ワタシがAチーム、アオがBチームを操作します。それでは早速バトル開始です!

 初手はワタシからスタートしました。ワタシのデッキは高威力の攻撃で一気に1体撃破し、数の暴力で殴り勝つのが主な狙い。まずは、手始めにコボルトのファイアボールで的の前衛・スカルエーターのHPを削ります。その後、アークビートルとミーバの波状攻撃で前衛を倒しちゃうわけですね。次に、相手のガスミーバの攻撃を耐えて、スカルエーターを倒せば勝ち確定みたいなものです。グフフっ♪

「ガスミーバのテラータッチ」

「アークビートルに13のダメージ」「アークビートルはマヒした」

……ざわ

「アークビートルはマヒしている……」

……ざわざわ

「スカルエーターのドレイン」

「アークビートルに12のダメージ」、「スカルエーターはHPを12回復」

 なん……だと!? いきなり麻痺とかまったくの想定GUY、ジーザス(なんてこった!)。これじゃワタシのプランがベルリンの壁の如く崩壊するじゃありませんか! と、ととにかく、おちけつ! じゃなくておちつけ! ……まだ焦るような時間じゃない……勝負は次……次のターンだ! 次のターンで相手の前衛を倒せば……まだイーブン! いけるっ、諦めたらそこで試合終了だ!!

「アークビートルはマヒしている……」

 ……終わった。ワタシの夏は終わった(※現在は冬です)。アークビートルが倒された後は、終始グダグダな流れのまま惨敗。こっちのほうが1コスト高いので勝てると思っていたんですが、『モンスターファインダー』はそんなに甘くはありませんでしたとさ……。また、アオ曰く「勝負が決する前に解説するのは負けフラグ」だそうです。皆さんも勝負事をするときには気をつけましょうネ(泣)。

『モンスターファインダー』
▲状態異常攻撃は、1ターンで治る時もあれば、何ターンも持続することもあるので要注意!

 そんなこんなで1ラウンドKO並のアッサリした試合内容で決着したM-1グランプリ。今大会のMVPはモチロン『電撃PS』! さすがの貫禄といったところでしょうか。雑誌自体も500号と言わず、1,000号目指して頑張ってほしいところですね。とにかくマヒ攻撃のテラータッチが異常に強かったです……。ボクシングで例えるなら、ハートブレイクショット(心臓打ち)をされたかのような破壊力! デッキにマヒ攻撃がほしい方はぜひ『電撃PlayStation Vol.460』を撮影してみてはいかがでしょうか? ちなみに今回は活躍できませんでしたが、サボタンを始めとする“しょくぶつタイプ”には、味方HPを回復させるわざ“光合成”を持つモンスターが多く、遠距離攻撃も充実しているので後衛にイチオシですね。

『モンスターファインダー』 『モンスターファインダー』 『モンスターファインダー』
▲どのモンスターが狙われるかは相手次第。誰が攻撃されても対応できるよう、デッキに1体は回復わざを持つモンスターを入れておきたいところ。

 さてさて、第1回M-1グランプリいかがでしたでしょうか? プレイヤーとモンスターの都合で、おマヌケな試合になってしまいましたが、こういった縛りプレイも時には楽しいかと思います。皆さまも、ぜひ近くのお友だちと試してみてはいかがでしょうか? それでは、第2回M-1グランプリでお会いしましょう(※編注:今のところ第2回の予定はありません)。シーユーアゲイン!(ミント)

(C)ALPHA UNIT 2009

データ

▼『モンスターファインダー』
■メーカー:アルファ・ユニット
■対応機種:DSi
■ジャンル:ETC
■発売日:2009年11月19日
■価格:5,040円(税込)
 
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