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2009年12月14日(月)

コーエーテクモHDが組織再編計画を発表、業務単位で効率化図る

文:電撃オンライン

 コーエーテクモホールディングスは本日12月14日、取締役会を開催。2010年4月に行う予定の、コーエーテクモグループの組織再編に関する基本方針を決議した。

 同グループは今後、事業ごとのビジネスユニット単位で再編を行う予定。まず株式会社コーエーテクモゲームスを設置し、ゲームソフト、オンライン・モバイル、攻略本出版、宣伝、海外営業といった業務を移す。株式会社コーエー、テクモ株式会社、コーエーの海外開発子会社は、コーエーテクモゲームスの100%開発子会社として配置する。これにより、コーエーとテクモの各会社は開発に特化することになる。

 テクモウェーブは、テクモの子会社からコーエーテクモホールディングスの子会社に移管し、コーエーテクモウェーブに商号を変更する予定。メディア・ライツ、スロット・パチンコ、アミューズメント施設運営といった事業を集約する。

 コーエーネットも、コーエーの子会社からコーエーテクモホールディングスの子会社に移管して、コーエーテクモネットに商号を変更する予定。コーエーテクモネットを、グループ内の国内ゲームソフト販売を統括する柱として位置づける。

 この他、グループの総務・人事・財務経理や、情報システムを統括する部門を、コーエーテクモホールディングスに移して業務の効率化を図るとしている。こうした再編によって、コーエーとテクモがそれぞれ別で行ってきた事業が業務単位で再編されることになる。コーエーテクモホールディングスは「グループ全体の事業成長機会の獲得と経営効率の向上を推し進め、一層の高収益をあげる体制を構築」するとしている。

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