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2009年12月28日(月)

今年度の最優秀ゾンビを決める“ゾンビアワード2009-2010”開催中!!

文:電撃オンライン

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■『電撃ゲームス』編集部オススメゾンビゲーム紹介

●Xbox 360/PC『レフト 4 デッド』(Xbox 360 プラチナコレクション)
■発売日:2009年1月22日 ■価格:2,940円(税込)
■ジャンル:ACT ■メーカー:エレクトロニック・アーツ ■プレイ人数:1~4人用

●Xbox 360/PC『レフト 4 デッド 2』
■発売日:2009年11月19日 ■価格:7,665円(税込)
■ジャンル:ACT ■メーカー:エレクトロニック・アーツ ■プレイ人数:1~4人

 シリーズ1作目から全世界で250万本も売り上げた脅威のゾンビACTが本シリーズ。このシリーズをこれまでのゾンビゲームと区別するなら、“ハイスピード・ゾンビACT”といえるかもしれない。そう、このゲームに登場するゾンビは異様に足が速い! そりゃもうプレイヤーたちを見つけるや否や、俊足で走ってくるのだ。しかもその数が1体2体ならまだしも、数十体が一度に押し寄せてくるというから、たまらない。速いだけではなく、なかには舌を伸ばしてプレイヤーを吊るし上げたり、強力な攻撃で一瞬にして体力を奪うゾンビなども紛れており、一瞬たりとも気の抜けない緊迫感がクセになるゾンビゲームなのだ。

 そんなゾンビたちを迎え撃つのは、特殊な訓練も何も受けていない、一般市民の我々プレイヤー。しかし、この絶望的な状況下で最大の武器になるのは、仲間を信じる心……チームワークなのだ。このゲームの醍醐味は、そんな危機的状況下における“完全なるチームワーク”を見せること。仲間を1人も見捨てることなく、ゾンビがあふれる地獄のエリアからの脱出を目指そう!



●Wii『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル』
■発売日:2009年9月17日 ■価格:通常版5,040円(税込) Wiiザッパー同梱版 6,279円(税込)
■ジャンル:STG ■メーカー:セガ ■プレイ人数:1~4人用

 ホラーガンSTGの草分けであり、代名詞ともいえるのが本シリーズだ。1996年に登場した『ザ ハウス オブ ザ デッド』は、当時のガンSTGには珍しく、ゾンビの部位ごとに当たり判定があった。これにより、腕を撃って吹き飛ばし、攻撃を封じる、といった戦略性が生まれていたのだ。この要素は爽快感にもつながっていたが、表現が過激ということで、当時、一部のメディアから問題視されていた。とはいえ、ゲームがおもしろくなっていたことに変わりはなく、こういったいい意味での“やり過ぎ感”は、最新作『オーバーキル』まで連綿と続いている。特に『オーバーキル』では“演出のやり過ぎ感”が突出しており、エロ・グロ・ナンセンスのB級ホラー映画テイストが作品にふんだんに盛り込まれている点は、下品どころか潔ささえ感じる。なにしろ、主人公の1人である刑事のセリフに「fuck」という言葉が多過ぎて“世界一汚い言葉が使われたゲーム”としてギネスブックに認定されてしまうほどなのだ。また、演出以外にシステム面も強化され、過去作品のいい部分を引き継ぎつつも、初めて銃のカスタマイズ機能を搭載したり、銃を90度傾けて撃つ“ギャング撃ち”にも対応。新機能や改良、お遊び要素も盛り込まれ、シリーズの集大成的な作品になっている。



●Xbox 360『デッドライジング』(Xbox 360 プラチナコレクション)
■発売日:2007年6月14日 ■価格:3,990円(税込)
■ジャンル:ACT ■メーカー:カプコン ■プレイ人数:1人用

●Wii『デッドライジング ゾンビのいけにえ』
■発売日:2009年2月19日 ■価格:7,340円(税込)
■ジャンル:ACT ■メーカー:カプコン ■プレイ人数:1人用

 本作は、カプコンがゾンビという題材を使い、『バイオハザード』とは異なる切り口で制作したサバイバルACTだ。Xbox 360の性能を生かして、ホラー映画にあるような大勢のゾンビに囲まれる恐怖を見事に再現。物語の舞台となるショッピングモールには、店内を埋め尽くすほどのゾンビが登場する。このゾンビに立ち向かうのは、ジャーナリストの主人公・フランク。彼はモールの店先に並んだあらゆる商品を武器に転用してゾンビと戦う。その姿がおもしろく、いろいろな日用品を探して試す過程も楽しいのだ。フランクはレベルアップすると格闘技も使えるようになる。ゾンビ相手にプロレス技をかけたり、頭の上を歩いて通り抜けるといったオバカなアクションが楽しめるのも、本作ならではだろう。戦いの合間に生存者を救出したり、写真を撮って取材をする過程で、生存者のさまざまな人間ドラマが見られるのも興味深い。ゾンビ以上に人間の怖さが描かれている点もポイントだ。なお、Wii版は出現するゾンビの数が減り、写真撮影もないが、Wiiリモコンを使ったガンSTGの要素が強く打ち出されている。銃を多用しながら進めていくこともできる『デッドライジング』は、Xbox 360版とは違った楽しさがあるのでこちらも挑戦してほしい。



●PS3/Xbox 360/PC『バイオハザード 5』
■発売日:PS3/Xbox 360版 2009年3月5日/PC版 2009年9月17日 ■価格:PS3/Xbox 360版 8,800円(税込) PC版 7,340円(税込)
■ジャンル:A・AVG ■メーカー:カプコン ■プレイ人数:1~2人用

 言わずと知れた人気サバイバルホラーアクションの最新作。『4』からのTPSスタイルを踏襲しながらも、シリーズで初めて2人プレイによるCO-OPモードを搭載。オンライン・オフラインともに、協力しながら敵を倒したり謎を解く楽しさが味わえる。『4』から登場する敵は、ウイルスではなく寄生生物・プラーガによって生み出されている。そのため、敵の動きや攻撃は、『3』までのゾンビとは比べ物にならないほど素早くアクティブだ。本作は最新ハード用ということで、出現する敵も多くなっており、カベを壊して部屋に突入してきたり、窓から侵入してくる頭のいい敵もいて、バトルではシリーズで1、2を争う緊張感が味わえる。そんな敵を相手にする2人の主人公は、崩壊したアンブレラと戦った元S.T.A.R.S.所属のクリスと、初登場となるシェバ。2人はバイオテロ対策部隊・B.S.A.A.(Bioterrorism Security Assesment Alliance)に所属している。アンブレラなき後の世界を描いた新シリーズの本格的な幕開けで、今後の展開が楽しみであると同時に、クリスの成長ぶりと、生死が不明だったジルの消息がわかるという点からも、ファンは要チェックの作品だ。



●PSP『アンデッドナイツ』
■発売日:2009年10月15日 ■価格:5,040円(税込)/ダウンロード版 3,990円(税込)
■ジャンル:ACT ■メーカー:テクモ ■プレイ人数:1~4人用

 今回ノミネートされた作品のなかで、唯一の携帯ゲーム機・PSPで登場したのがこの『アンデッドナイツ』だ。その作品自体も他とは一線を画す内容で、本来、敵であるゾンビをプレイヤーは自在に操り、敵となる王族たちに立ち向かっていくというからおもしろい。プレイヤーキャラもそれぞれ個性の異なる3人のなかから選ぶことができ、キャラクターのカスタマイズも可能。アドホックモードで対戦することもでき、新しいゾンビゲームの可能性を開いた意欲作といえる。そんな本作で何かとクローズアップされるのが、健気なゾンビたち。プレイヤーに命令されれば、たとえ落ちたら無事ではすまなそうな谷にも自らの身体を犠牲にして橋を架けたり、自分たちよりも大きな敵に必死に食らい付いていったりと、思わず声援を送りたくなってくるほど、いたたまれない気持ちにさせられるのだ。でも……だからこそおもしろく、癖になる中毒性を秘めた作品。数々のゾンビゲームを見てきた私たちに、新たなゾンビ像を見せてくれた、その功績は大きい。



●Wii『デッドスペース エクストラクション』
■発売日:2009年10月1日 ■価格:6,090円
■ジャンル:ACT ■メーカー:エレクトロニック・アーツ ■プレイ人数:1~2人用

 『デッドスペース エクストラクション』は、日本未発売のTPS『デッドスペース』の前のエピソードを描いた作品だ。前作の『デッドスペース』とは異なり、こちらはWiiリモコンを使ったガンシューティング形式のソフトになっている。本作のウリはズバリ“全米も吐く”ほどのグロテスクな描写。迫りくるエイリアンたちの頭を、腕を、脚をぶっ飛ばして徹底的に自由を奪い、息の根を止めるゲームとなっている。

 ストーリーは、謎のウイルスが蔓延(まんえん)したスペースコロニーからの脱出劇と、非常にわかりやすく作られているが、裏の設定が細かく作られているため奥が深い。事件の謎がじわじわ解き明かされていくのも、本作の楽しみの1つ。また、パニック映画によくある「来るぞー。ここで来るぞー。来る来る来る。絶対来る。ほら来たー」といった、ベタなシーンを体験できるのも魅力。本作は、Wiiの機能をフルに使って作られているところが、すごく好感触。リモコンを振ってライトを点ける、音声ログを入手したらリモコンから音声が聞こえてくるなどの仕掛けが用意され、「Wiiでしかできないことは全部やってやろう」という制作スタッフの意気込みのようなものが見えてくるほど。Wiiザッパーにも対応しており、「Wiiならではのゲームを遊びたい!」という人に、ぜひ、オススメしたゲームの1つだ。

※“ゾンビアワード2009-2010”の投稿は締め切りました。たくさんのご投稿、誠にありがとうございました。

データ

▼『レフト 4 デッド(Xbox 360 プラチナコレクション)』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年9月17日
■価格:2,940円(税込)
 
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▼『レフト 4 デッド 2』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年11月19日
■価格:7,665円(税込)
 
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▼『ザ ハウス オブ ザ デッド:オーバーキル』
■メーカー:セガ
■対応機種:Wii
■ジャンル:STG
■発売日:2009年9月17日
■価格:通常版 5,040円(税込)/Wiiザッパー同梱版 6,279円(税込)
 
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▼『デッドライジング(Xbox 360 プラチナコレクション)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2007年6月14日
■価格:3,990円(税込)
 
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▼『バイオハザード5』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:A・AVG
■発売日:2009年3月5日
■価格:8,800円(税込)
 
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▼『アンデッドナイツ』
■メーカー:テクモ
■対応機種:PSP
■ジャンル:ACT
■発売日:UMD版 2009年10月15日/ダウンロード版 2009年12月24日
■価格:UMD版 5,040円(税込)/3,990円(税込)
 
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▼『デッドスペース エクストラクション』
■メーカー:エレクトロニック・アーツ
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2009年10月1日
■価格:6,090円(税込)
 
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