2010年1月24日(日)
セガから1月28日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『エンド オブ エタニティ(以下、EoE)』の体験会が、1月23日にソフマップ秋葉原本館7階で開催された。
『EoE』は、数々のRPGを手掛けてきたトライエースが開発する完全新作RPG。人々が巨大な機械“バーゼル”の中で暮らす世界を舞台に、“運命”をテーマとした物語が展開する。“銃撃多重奏RPG”と銘打たれた本作では、キャラクターがアクロバティックな動きを見せる派手な演出の銃撃戦が堪能できるのも特徴だ。
会場には、『EoE』プロデューサーの島野光弘さんと、ディレクターの勝呂隆之さんも駆け付け、本作について話を伺うことができた。
▲勝呂隆之ディレクター(左)と島野光弘プロデューサー(右)は、セガTシャツ風の『EoE』コラボTシャツを着て登場。このTシャツはゲーム中にも、リーンベルのコスチュームとして登場するという。 |
まず、もうすぐ発売日を迎える現在の心境について、「“RPGのお約束”を守っていないので、賛否両論になると思います」と話した勝呂さん。コマンド制でもアクション制でもない『EoE』ならではのバトルシステムは、“操作はシンプルだけど頭で考える難しさ”を狙ったそうだ。
バトルのコツを聞くと、I.S.ゲージを惜しまずにインビンシブル・アクションを使ったほうがよいとのこと。むしろ通常攻撃は、慣れるまではあまり使わないほうがいいそうで、一般のRPGの“MP”のような感覚で“I.S.ゲージ”を温存してしまうと、逆に戦いが苦しいバランスに調整してあるという。
3人のメインキャラクターについて勝呂さんに話を聞くと、ヴァシュロンやゼファーは、狙い通りの反応が得られたと感じているそうだが、リーンベルは「実はここまで評判になるとは意外だった」と、ユーザーの反応が想像以上であったことを明かしていた。
また、ご存じの方も多いだろうが、Twitter上で彼ら3人のやりとりが見られるという企画も展開中だ。ここで繰り広げられている会話は、ゲーム中そのままではないにしろ、かなりキャラクターの個性にもとづいた会話が展開しているため、実際にゲームをプレイするのと似たやりとりが見られるそう。気になる人はフォローしてみるといいだろう。
やり込み要素についても尋ねてみたところ、周回プレイをはじめ、コレクション要素、隠しダンジョンなどさまざま用意されているという。島野さんは、レゾナンス・アタックを何連続決められるか、といったようなバトル関連のやり込みにもぜひチャレンジしてほしいと話していた。
クリアまでの時間は、島野さんによれば、まったく脇道の要素をこなさない最短プレイでも「30~40時間ほどかかる」そうだ。しかし、初回からクエストを全部こなそうとしたらその倍以上はかかり、ヘキサを全部開けていこうと思ったら、もう何時間かかるかわからないようなプレイ時間になるという。
最後に本作の一番の魅力を島野さんに尋ねると、アクションが苦手でも、まるで豪快なアクションを繰り出しているかのようなシーンが見られるバトルシステムを挙げていた。勝呂さんも、「RPGが最近飽きてつまらなくなってきたという人に、ぜひプレイしてもらいたい」と述べた。
(C)SEGA
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