2010年1月26日(火)
▲小野義徳氏 |
プロデューサーである小野義徳氏が登壇した『スーパーストリートファイターIV』ステージ。ここでは、『スーパーストリートファイターIV』の新要素である“リプレイチャンネル”、“エンドレスバトル”、“ボーナスステージ”、“チームバトル”の中から、“ボーナスステージ”以外の3つの要素について説明が行われた。
“リプレイチャンネル”は、カテゴリー別のリプレイを、自動でダウンロードできるシステム。小野氏によれば「『ストリートファイター4』でもリプレイを見ることはできたが、自分から能動的にダウンロードしなければならないのが面倒だった。“リプレイチャンネル”では、付けっ放しにしておくと自動的にリプレイがたまっていくので活用してほしい」とのこと。ユーザーからの意見が反映されたシステムといえるだろう。
“エンドレスバトル”はアミューズメントセンターで順番待ちをしているような感覚で、組み手が楽しめるモード。いわゆる負け抜けのシステムになっており、対戦を待っている人は今行われている対戦を観戦できる。
“チームバトル”は、2on2、3on3、4on4といった多人数でのチーム戦を行うモード。小野氏によると、「実際の格闘ゲームの大会などではチーム対抗戦が行われることも多く、今回このモードを採用した」そう。このモードはアーケードモードをプレイしながら対戦相手の決定を待てるシステム“アーケード待ち受け”にも対応しており、チームがそろうまでアーケードモードで時間を潰せる。ステージでは実際に、4人がアーケードモードをプレイしながら、4人のチームが決まり対戦が始まる過程のデモプレイが行われた。また、観戦中の試合はワンボタンで“保存予約”ができ、簡単にリプレイを保存できるとのことだ。さらに、デモプレイの中で、“対戦相手のキャラクターが、実際に対戦が始まるまでわからない”といった仕様変更がなされたことについても触れられていた。要望が多かっただけに、うれしい変更点だろう。
ここで、Xbox 360版限定の特典となるオリジナルアニメについて告知された。このアニメは、本作の物語が始まる以前を描いたもの。監督は、『アフロサムライ』の木崎文智氏、制作はGONZOが担当する。上映されたPVを見る限り、ストーリーは新キャラクターであるジュリにスポットを当てたものになりそうな印象を受けた。春麗やキャミィ、ガイルといったおなじみのキャラクターや、ジュリが仕えるセスの他、ユーニとユーリが登場しているのも見逃せないポイントだ。ゲームとアニメのPVを、別の記事で掲載しているのでぜひご覧いただきたい。
その後は、本作の発売日が明らかに。発売日は、日本が4月28日、北米が4月27日、欧州が4月30日。価格は、通常版が4,990円(税込)、特典を同梱したコレクターズ・パッケージが5,990円(税込)になる。コレクターズ・パッケージには、キャラクターごとのBGMを収録したサウンドトラックCD、PVを集めたDVD、イラストを収めたブックレット“キャラクターアートコレクション”となっている。
▲ゲームソフトのパッケージ | ▲コレクターズ・パッケージ |
最後に、4月4日に秋葉原で開催される公式全国大会の会場で、全キャラクターを解禁した本作の試遊台が出展されることもアナウンスされた。興味がある人は足を運んでみるといいだろう。
イベントの最後には、新規タイトルとなる『モンスターハンターフロンティア オンライン』が、稲船氏から発表された。この発表については、別の記事で詳しく取り上げているので、そちらを参照してほしい。
こうして、Xbox 360向けの発表会も終了。最後は、泉水敬氏が「マイクロソフトにとっては心強い発表でした。今回発表されたタイトルは、Xbox 360ならではの要素が入っており、弊社もサポートしていきたい。今年でXbox 360も5年目。優れたタイトルをそろえる努力をしてきたことで、日本国内における販売台数も増えてきましたが、まだまだ。今後も全力を尽くしていきます」と締めくくった。
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