2010年2月3日(水)
カプコンから、2010年に発売予定のPSP用RPG『ラストランカー』。その世界観にまつわる新情報が公開された。
『ラストランカー』は、流浪民族出身の青年ジグが故郷を捨て、武力で世界を維持する“戦侯機構バザルタ”の戦士ランキング1位を目指す物語。プロデューサーは松川美苗さん、ディレクターは新納一哉さん、シナリオは野島一成さん、作曲は下村陽子さん、キャラクターデザインは吉川達哉さんと、豪華クリエイターがスタッフとして名を連ねている。
先週に続いて、本作の世界観を紹介。2回目となる今回は、主人公・ジグの故郷である天仰カンタレラと、世界をたばねる戦侯機構バザルタについてお届けする。
カンタレラは『ラストランカー』の世界に住む少数民族で、固定の住居を持たない流浪の民である。民族の歴史は長く、古くから受け継いできた習慣や伝統を重んじており、あえてカンタレラの外の世界とはかかわろうとはしない傾向にある。それゆえカンタレラの人々は、貧しく慎ましい日々を過ごしている。
本作の主人公・ジグはカンタレラの出身だが、そんな伝統に縛られた貧しい民族に価値を見出すことができなかった。いつものように儀式が行われた夜、ジグはカンタレラを捨て、外の世界に出る決心をする。
▲辺境の村カンタレラ。どうやら儀式が行われた後のようだが……。 | ▲親友に決別の言葉を告げるジグ。村を捨てる、その決意は固いようだ。 | ▲故郷カンタレラを後にするジグ。目指すは戦侯機構の首都・ガンドア。 |
世界のすべての戦士が所属し、武力をもって世界を維持しているのが、戦侯機構バザルタだ。戦侯機構バザルタの特徴は、所属する戦士全員に強さのランク付けを行う点。この特徴的なシステムは戦士ランキングと呼ばれ、戦士の育成と最強の戦士決定のために役立てられている。そのため、戦侯機構に所属する戦士は“ランカー”という俗称で呼ばれている。戦侯機構バザルタの本部は首都ガンドアにあり、ランカーたちはこのガンドアを基点として冒険をすることになる。
▲こちらが戦侯機構バザルタの首都ガンドア。かなりの大都市のようだ。 |
▲戦侯機構に入るべく、最弱ランカーであるポッドからランクを奪うことに。 | ▲無事、戦士として認定された。奪った95,001位からてっぺんを目指せ! |
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