2010年2月16日(火)
2010年4月3日に公開される映画『半分の月がのぼる空』が無事完成したことの御礼を込めて、裕一役の池松壮亮さんと里香役の忽那汐里(くつな しおり)さんがロケ地である伊勢を訪問。さらに映画大ヒットを祈願すべく伊勢神宮の正式参拝を行った。
本作は、伊勢を舞台に繰り広げられる、平凡な高校生・裕一(ゆういち)と心臓病を患うわがまま少女・里香(りか)との、“普通”だけれど“特別”な物語。橋本紡先生が執筆した小説は全8巻がリリースされており、完結後も根強い人気を誇っている。
伊勢に着いた池松さんと忽那さんは、伊勢神宮へ行く前に“夫婦(めおと)岩”を訪問。ここは、映画の撮影地として協力してくれた“二見興玉(ふたみおきたま)神社”内にある場所で、伊勢神宮を参拝する前にここで禊(みそぎ)をする慣習となっている。ここで祈祷(きとう)をした2人は、伊勢神宮・内宮で正式参拝を行うことに。この正式参拝とは、神職同道により御垣内(みかきうち)に入ることを許される特別な参拝のこと。参拝を終えた2人のコメントは以下の通り。
●池松さん
この映画は伊勢に支えられてできました。僕たちは伊勢の人みんなをこの映画を一緒に作ったスタッフ、仲間のように思っています。今日、伊勢神宮に正式参拝して、いよいよこの映画を全国にお披露目できるんだなと思うと、改めて身が引きしまる思いです。
●忽那さん
伊勢に帰ってこられて本当にうれしいです。ずっと伊勢神宮に参拝したかったのですが、撮影中は行けなくて、今日やっと願いがかなって幸せです。伊勢神宮の正式参拝は、私にとって人生初体験! 緊張しました。伊勢での思い出は、この映画にすべてつまっています。私にとって忘れられない、本当に大切な作品になりました。ぜひ皆さんに観てもらいたいです。
▲こちらは、夫婦岩で祈祷に臨んだ池松さんと忽那さんの写真。荒れ狂う波をものともせず、寒空の中で一緒に特大絵馬を掲げた。 |
大ヒット祈願を終えた2人は、深川栄洋監督と橋本先生と合流し、地元公開キックオフイベントや、映画公開記念“ロケ地めぐりツアー(主催:ティーゲート)”のイベントに参加した。イベントはそれぞれ、伊勢より発信する映画公開の成功に向けて、盛り上がりを見せていた。
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(C)2010映画「半分の月がのぼる空」製作委員会
■映画『半分の月がのぼる空』
【公開日】2010年4月3日~
【公開劇場】シネセゾン渋谷、池袋テアトルダイヤ他
【スタッフ】※敬称略
原作:橋本紡(電撃文庫『半分の月がのぼる空』)
監督:深川栄洋
脚本:西田征史
主題歌:阿部真央『15の言葉』(ポニーキャニオン)
製作:映画『半分の月がのぼる空』製作委員会
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
裕一:池松壮亮
里香:忽那汐里
夏目:大泉洋