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2010年2月19日(金)

オレを責めるな! 『クイズマジックアカデミー7』協力プレーモードを体験!!

文:電撃オンライン

 本日2月19日より開幕した“AOU2010 アミューズメント・エキスポ”のKONAMIブースで、『クイズマジックアカデミー』シリーズの最新作『クイズマジックアカデミー7』を実際にプレイしてきた。その試遊レポートを掲載する。

 シリーズ7作目となる本作は、電子マネー・PASELI(パセリ)に対応しているのが特徴だ。このPASELIは同社のKONAMI IDにチャージする形で利用する電子マネー。事前にチャージしておけば、コンテニューの際にコインを投入する必要がなく、快適にゲームをプレイできるようになる。また、ゲーム内アイテムの購入なども行える。

 会場では、このPASELIに対応した新モード“協力プレー”をプレイできた。“協力プレー”は、その名の通り、他の3人のプレイヤーと協力しながらクイズに答え、ダンジョンを進んでいくモード。地下2階まではPASELIを使わなくても楽しめるが、地下3階以降はPASELIが必要になる。

 各階にはノルマとなる点数が設けられており、この点数に達するとモンスターが出現。“○×多数決クイズ”など協力して解くクイズが3問出題され、1問でも正解できればモンスターを撃破しクリアとなる。

『クイズマジックアカデミー7』
▲試遊台では新キャラクターを使い、AOU限定のダンジョンに挑戦できた。

 と、ルールだけ見れば意外と簡単そうなこのモード。しかしやってみると、1人では味わえない独特の緊張感があった。とりあえず、4人でノルマの点数を達成するところは、正直いつもの『QMA』だ。違うのは他の人が間違えた時に「ククク……こんな問題もわからないのか」とほくそ笑んでいたところが「は!? なんでこんな問題もわからないんだ!」とやり場のない怒りに変わったところだろうか。そしてもちろん、自分が間違えた時は、画面の向こうから相手の憤った気持ちがビシビシ伝わってくる。特に4人の中で単独で間違えた時の肩身の狭さったらない。しかもそれが正答率80%の問題だったりした日には、そのまま逃げ帰りたくなる。あれ、協力……なのか……これは……?

 しかし仲間がいることは非常に心強く、ニガテなジャンルが出てきても安定して点数を稼ぐことができる。ダンジョンではノンジャンルの問題が出題されるのだが、いわゆるジャンル事故――ニガテなジャンルの問題が立て続けに出題された時に仲間がいればなんとか切り抜けることができるのはとても助かる。そう、これが協力なのだ!

『クイズマジックアカデミー7』
▲筆者にとって、スポーツの問題は天敵。でもきっと誰かが助けてくれる!

 なんて連帯感を感じはじめたあたりで、ノルマを達成しモンスターが出現する。モンスターを撃破するには、協力クイズを3問中1問正解すればいいため楽勝だと思っていたのだが、実はここに大きな落とし穴があった……。協力クイズは、○×問題を4人で答え、3人以上が正解すればクリアになる“○×多数決”、4人が1文字ずつ答える“協力文字パネルクイズ”など、みんなで正解しなければならない形式のものだ。これがどういうことかおわかりいただけるだろうか。

 そう、要するに“バカが1人でもいるとクリアできない”のだ! ここまで他人任せで乗り越えてきた筆者(=バカ)にとって、これは精神的につらい。とてもつらい。相手の顔は見えないが、絶対に他の3人は「こいつバカじゃね?」と僕のキャラクターを指さしているに違いない……。違う! メディア(新キャラクター)に罪はないんだ! 悪いのは僕の頭なんだ! なんて被害妄想に捕らわれているうちに、2問連続で間違ってしまい(しかも多分自分のせい)、なんともやり切れない気持ちに。

『クイズマジックアカデミー7』
▲1人のミスはみんなのミス。連帯責任なのだ。

 「く、口笛でも吹いてごまかそうかな~」なんて思った矢先、“ゲーム”の問題が! きた! オレの時代がきた! これで勝つる! 形式は、8つの選択肢の中から1人ずつ順番に答えを選んでいく“多答リレークイズ”。問題は、「次のうち、堀井雄二さんがかかわったゲームは?」。余裕! 『ドラゴンクエスト』、『クロノ・トリガー』、『ポートピア連続殺人事件』ときて、回答順は筆者が一番最後になり、3人の思いを背負うことになったのだが、さすがにゲームの問題で間違うはずがない。『いただきストリート』を選んで見事地下2階に進出した! やったー!

 この4人そろって解けた時の“協力している感”はとても気持ちがいい。さっきまでの被害妄想はどこへやら。「あんたゲームだけは得意なんだな。頼りにしてるぜ」、「ふ、ゲームだけは任せておきな」と勝手に脳内友情を築き上げることに成功した。そして、厚い絆に結ばれたわれわれ4人は、見事試遊できる地下3階まで危なげなく踏破できたのだった。

『クイズマジックアカデミー7』
▲成績に応じてプレイに必要なPASELIのポイントが変動するので、できればいい成績を収めたいところ。1問でも多く正解しよう!

 今回の試遊はここまでだったが、同日に行われたステージイベントでは、地下5階までプレイしていた。地下5階では、巨大な“ワイバーン”が登場。全12問のクイズに挑戦し、一定数正解できればクリアになるルールになっていた。なお、クイズは4問に1問協力形式のクイズが出題される。ここでも絆が試される仕組みだった。

『クイズマジックアカデミー7』 『クイズマジックアカデミー7』
▲ステージでは、関係者らがデモンストレーションとして協力プレーに挑戦。見事地下5階まで踏破していた。

(C)2009 Konami Digital Entertainment

■“AOU2010 アミューズメント・エキスポ”概要
【開催日】2010年2月19日~20日(※一般公開日は20日)
【開催時間】10:00~17:00
【開催場所】幕張メッセ2・3ホール
【入場料】大人・中高生 1,000円

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