News

2010年3月4日(木)

ハリウッドの発表会でわかったPS3『ゴッド・オブ・ウォー III』の本気度!

文:電撃オンライン

 3月25日にSCEから発売されるPS3用ACT『ゴッド・オブ・ウォー III(以下、GOW III)』。発売に先がけ、現地時間2月24日に完成発表会“Global Media Day”がアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドで開催された。

『ゴッド・オブ・ウォー III』 『ゴッド・オブ・ウォー III』 『ゴッド・オブ・ウォー III』
▲会場となったハリウッドのスタジオ。開発スタッフはもちろん、パーティには北米版の声優陣も登場するなど、非常に華やかな発表会となった。

 発表会は、有名なチャイニーズシアターからほど近い、ハリウッドのスタジオを会場として貸し切りで開催された。会場には、北米はもちろん、南米、ヨーロッパ、アジアなど世界各地から約100人のメディアが集まり、開場前からその期待の高さをうかがい知ることができた。

 「長い間、取り組んできたタイトルを、本日皆さんにお見せできることに、とてもエキサイトしています」と語ったSCEAのディレクター、スティグ・アスムッセン氏が、ゲーム冒頭のポセイドンとの迫力のバトルシーンのプレイデモを行うと、会場からは拍手とともに大きな歓声が上がっていた。

 併設されたプレイエリアでは、世界初の試遊会&カクテルパーティが開催された。各国のメディアも我先にとコントローラを握り、大きなリアクションとともに存分にプレイを楽しんでいたのが印象的だった。

『ゴッド・オブ・ウォー III』 『ゴッド・オブ・ウォー III』 『ゴッド・オブ・ウォー III』
▲プレイエリアには数十台の試遊台が用意されていた。会場全体が青と赤でライトアップされ、『GOW』の世界観をイメージした数々の装飾が施されていた。

 当日プレイできたのは、オープニングから冒頭のポセイドン戦まで。巨大なガイアの体の腕や胸を舞台に、激しい攻撃を仕掛けてくるポセイドンとの死闘や、壮大なスケールで描かれる衝撃的なシーンの数々――。プレイ時間は30~40分ほどながら、上がり続けるプレイヤーのテンションを抑えるスキのないダイナミックなものとなっていて、作品全体にしっかりとした手ごたえが感じられた。

 各国のメディアの評判は上々で、特に演出、世界観のスケールの大きさ、しっかりと作りこまれたアクション部分が評価されており、早くも「これこそ、2010年のゲーム・オブ・ザ・イヤーだ!」との声もあがっていた。

『ゴッド・オブ・ウォー III』
▲SCEAのディレクター、スティグ・アスムッセン氏。日本のゲームにも非常に造詣(ぞうけい)が深く、『デビル メイ クライ』や『NINJA GAIDEN』といったタイトルを引き合いにして、『GOW III』の魅力を語ってくれた。

 また会場では、アスムッセン氏に電撃オンラインに向けたコメントもいただけたので、最後にこちらに掲載しておこう。

 とにかくゲームをプレイし終わったときに、このゲームはすごかったと思わせたい。グラフィックで勝負するのではなく、“楽しませる”ことを念頭に置いて制作しているからです。PS3でAI、表現などあらゆる面で進化をとげていますので、『デビル メイ クライ』という優れたゲームを産み出した日本においても、『GOW III』はパワフルな存在になってくれるはずだと思っています。存分に楽しんでください。

 この完成披露会の模様は、3月12日発売の『電撃PlayStation』Vol.468でも掲載する予定。さらに、電撃チャンネル内のゲーム情報ラジオ番組『電撃ゲームっす!』第7回でも紹介しているので、あわせてチェックしてほしい。

(C)Sony Computer Entertainment America Inc.

データ

▼『ゴッド・オブ・ウォー III』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS3
■ジャンル:ACT
■発売日:2010年3月25日
■価格:5,980円(税込)
 
■『ゴッド・オブ・ウォー III』の購入はこちら
Amazon

関連サイト