2010年3月16日(火)
セガは、3月18日発売のPS3用ソフト『龍が如く4 伝説を継ぐもの(以下、龍が如く4)』の完成披露会を、東京都・品川インターシティホールで本日3月16日に開催した。
▲MCを務めたのは、桐生一馬役の黒田崇矢さんとケイ・グラントさん。ともにシリーズ1作目から作品にかかわっている2人だ。 |
『龍が如く4』は、愛や人情、裏切りといった人間ドラマを描いたストーリーが人気のA・AVGシリーズ『龍が如く』の最新作。今作では、これまでの主人公・桐生一馬に加えて、新たに秋山駿、冴島大河、谷村正義という3人の男たちも主人公となり、それぞれの視点から重厚なストーリーを楽しめるのが特徴だ。
完成披露会では、まずシリーズ総合監督の名越稔洋さんが登壇して、ナンバリング4作目を迎えたことのあいさつを述べた。続いて、メインキャスト8名、キャバ嬢役7名、セラピスト“マリ”役の矢口真里さん、テーマソングを担当したZeebraさんら4名が、順にステージへ登場。それぞれが、携わった部分のエピソードや感想を語った。
▲登壇したキャスト8名は、成宮寛貴さん、小沢真珠さん、桐谷健太さん、徳重聡さん、高橋ジョージさん、遠藤憲一さん、沢村一樹さん、北大路欣也さん。主人公の1人、谷村正義として膨大なセリフ量を演じた成宮さんは、「ちょっと遊びがありながら、決めるところはビシッと決める。そこの演じ分けが難しかったです」と感想を語っていた。 |
▲堂島大吾役の徳重さんや、新井弘明役の沢村さんは、演出の横山昌義さんと一緒に入念な役作りを行ったエピソードも話してくれた。北大路さんも、自分の声がどのようなシーンで使われるのか楽しみな様子をうかがわせていた。 |
▲オーディションを通過して、これまでにさまざまなプロモーション活動にも参加してきたキャバ嬢役の7名。黒田さんから、名越監督に会った時の印象を聞かれたRioさんは、色が黒いのが第一印象だったと語りながらも、イベントなどで何度も会ううちに“やさしくて気さくで、とても熱い人”と思うようになったと話した。 |
▲セクシーなセリフで、桐生たちをいやしてくれるセラピストのマリ。演じた矢口さんは、こんなセクシーなことを言うのはこのゲームだけ、と照れた様子を見せていた。それでも実際の映像を見た感想については、「私ってけっこうセクシーなのもいけるんだな、と自信がつきました」とコメント。 |
また終了のあいさつに際して、名越監督からシリーズの新たな展開についての発表が。名越監督が「(『龍が如く』の)タイトル自体の新しい進化を進めたく、その進化の一端をお見せいたします」と述べると、“PROJECT K”というコードネームで呼ばれた新タイトルについての映像が上映された。それによると、神室町を舞台に、ある1人の少年を中心とした新たな物語が描かれるようだ。新タイトルについての正式発表は、後日行われる予定なそうなので、今は『龍が如く4』を遊んでその時を待とう。
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