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2010年3月27日(土)

彼らはついにヒーローになる!! 『HEROMAN』キックオフイベントの模様をお届け!!

文:電撃オンライン

 3月25日、東京ビッグサイトで開催されているイベント・東京国際アニメフェア2010のステージにおいて、TVアニメ『HEROMAN(ヒーローマン)』のキックオフイベントが開催された。

 このイベントは、テレビ東京系6局ネットで4月1日より放送される本作の魅力を、制作陣や声優陣が来場者に伝えるもの。イベントでは、本作の制作に携わっているbones代表取締役・南雅彦氏や、難波日登志監督、さらに声優として出演している小松未可子さん(ジョーイ役)、小幡真裕さん(リナ役)、チョーさん(デントン先生役)たちによるトークが展開。制作秘話や、収録の際の裏話などが飛び出した。

『HEROMAN』 『HEROMAN』

 トークショーの他にも、未公開初出し映像が上映されたり、原作者であるスタン・リーさんや、オープニングテーマを担当するTETSUYAさんとエンディングテーマを担当するFLOWのビデオメッセージが上映された。では以下に、イベントの模様をお届けしていく。

『HEROMAN』
▲川崎氏

 イベントの冒頭では、テレビ東京のアニメ事業部部長・川崎由紀夫氏が「テレビ東京は、“これは挑戦だな”と思ってもらえるような作品を常に探しています。その中でめぐり会ったのがこの作品です。アンバランスな外見を持つHEROMANが活躍する姿は、忘れられないインパクトを持っていると感じました。皆さんもそう感じてくれることを祈っています」とあいさつした。

『HEROMAN』
▲南氏

 続いて南氏もあいさつ。「最初にスタン(スタン・リー)と会ったのが4年半前。彼から「これまでに作ったようなキャラクターではなく、まったく新しいキャラクターを一緒に生み出そう」と言われ、ともに頑張ってきました。現場レベルで丸2年かけて作った作品です。素晴らしい内容になっていると思うので、ぜひご覧ください」と作品への自信をにじませた。

『HEROMAN』 『HEROMAN』
▲ここでスタンさんのビデオメッセージが上映された。「皆さん、こんにちは」と日本語であいさつしたスタンさんは、共同作業を行ったbonesについて「私のオリジナルコンセプトに命を吹き込んでくれました。彼らとの共同制作はとてもすばらしく、有意義でした」と絶賛。最後は再び日本語で「『HEROMAN』をよろしく!」と観客にお願いしていた。
『HEROMAN』 『HEROMAN』
▲スタンさんのメッセージが終わると、小松さん、小幡さん、チョーさんがステージに登場し、トークショーがスタートした。ちなみにチョーさんのTシャツには“チョー旬の人”という言葉がプリントされていた。

 トークショーの口火を切ったのは難波さん。本作の内容について難波さんは「ストレートな、完全無欠の勧善懲悪モノです!」と力強くコメントした。続けて「スタン・リーが原作ということで、アメコミをベースにした作品と思われる方も多いでしょうが、アメコミらしさはあくまで味付けです。その味付けで新しい料理を作り上げたと思っていただければ」と作品を表現していた。

 南氏によると、最初にスタンさんは本作を映画でやるのかTVシリーズでやるのかといった意識もなかったようで「彼(スタン・リー)から「こういう作品を作りたいんだ!」という熱意をもらいました」と初めてアイデアを聞かされた時を振り返っていた。これが『HEROMAN』が生まれたキッカケになったのだとか。難波監督はアイデアの密度を強調し「最初、このアイデアを聞かされた時には、1年書けてこのアイデアを形にして行ければおもしろくなるだろう思ったんです。しかし、よくよく話を聞いてみれば、これを8話とか9話で消化してしまうという。それくらいおもしろさが詰め込まれています。内容は保証します」と太鼓判を押していた。

 続いて声優陣がアフレコについて話していくことに。この作品がアニメの声優初挑戦だったという小松さんは「とにかく最初は緊張の連続でした。マイクの前にどう立てばいいのかもわかりませんでしたし、周りの方々に助けられながら演じました」と振り返っていた。そんな小松さんの言葉に、難波さんは「ジョーイやリナは、オーディションで決定しました。かなり大勢の中から勝ち抜いたのが小松さんと小幡さん。2人とも役に合っているし、将来性もある。選んでよかったと思います」と笑顔とともに優しい言葉を贈っていた。

『HEROMAN』 『HEROMAN』
▲司会者に「ジョーイを通じて伝えたいことは?」と聞かれた小松さん。「彼は、仲間に支えられながら、ヒーローとして成長する心優しい少年です。でもヒーローとは、どうしても1人では成り立ちません。ですから、自分にとってのヒーローとはどうあるものなのか? を考えながら見ていただきたいです」と答えていた。

 次に小幡さんがリサを紹介することに。小幡さんはリサのことを「お父さんやお兄ちゃんが大好きなんですが、ジョーイが一番好きなんです。世話焼きで行動的ですが、いざという時にはジョーイに「私を守ってね」と言える女の子らしい部分もあります」と紹介した。司会者に「ご自身と似ているところはありますか?」と聞かれると「行動力があるところやおてんばなところは似ていると思います。ですから演じやすかったですね」とはにかみながらコメントしてくれた。小幡さんは吹き替えの経験はあったもののアニメの声優は初挑戦ということで、違った難しさがあると話してくれた。

『HEROMAN』 『HEROMAN』 『HEROMAN』
▲アフレコでは、小松さんと2人でどうしようか悩むこともあったのだとか。「でも、そんな時にはチョーさんをはじめとするベテランの皆さんがいろいろと助けてくれました」と言うと、チョーさんは恥ずかしそうに「僕は何も教えていません。ただボーっとしていただけです(笑)」と返し、会場を笑わせていた。

 そんなチョーさんは、毎回アフレコにワクワクしながら参加していたという。その理由を聞かれると「何しろ17歳(小幡さん)に女子大生(小松さん)と一緒にお仕事ができるんですよ。それだけでワクワクしませんか? 若いパワーをいただけるので、とても楽しかったですね」と実にうれしそうな表情でアフレコを振り返っていた。

『HEROMAN』 『HEROMAN』
▲「アフレコでの印象深い出来事を教えてください」との質問に、チョーさんは「小幡さんが修学旅行に行っていいのか心配していたことですね。「僕は行かせてやれよ!」と思っていたんですが」と笑いながら話してくれた。

 さらにアフレコの話を続けるチョーさん。第1話のアフレコを振り返り、小松さんが音響監督に「どういう感じで演じたの? なるほど。でもこういう考え方もあるんだよ」と優しくていねいに指導されているところを見ながら「もしも次に質問されたらどうしよう?」と内心ヒヤヒヤしていたことを打ち明けていた。

 トークが一段落したところで、TETSUYAさんとFLOWのビデオメッセージが続けて上映された。ここで再び難波さんが、本作で使用されている音楽について話してくれた。本作には16を超えるアーティストが参加しているとのことで、多くのアーティストを起用した狙いは「アメリカの空気をより反映させること」にあると話してくれた。

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▲そして最後は、放送に先駆けて本作のオープニング映像とエンディング映像を公開! 大きな拍手に包まれてイベントは終了した。
『HEROMAN』 『HEROMAN』

 →次ページでは、放送に先駆け
ストーリーや登場人物、場面写真を公開!!(2ページ目へ)

(C)B・P・W / ヒーローマン製作委員会・テレビ東京

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■TVアニメ『HEROMAN(ヒーローマン)』
【放送局】
4月1日よりテレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ 九州放送にて毎週木曜 18:00~

【放送日】
 2010年4月1日より毎週木曜 18:00~

【スタッフ】(※敬称略)
 原作:スタン・リー
 監督:難波日登志
 シリーズ構成:大和屋暁
 キャラクターデザイン:コヤマシゲト
 クリーチャーデザイン:武半慎吾
 チーフアニメーター:川元利浩、富岡隆司
 美術デザイン・美術監督:近藤由美子
 色彩設計:岩沢れい子
 撮影監督:木村俊也
 音響監督:原口昇
 OPテーマ:TETSUYA『Roulette』(Ki/oon Records)
 EDテーマ:FLOW『CALLING』(Ki/oon Records)
 音楽:METALCHICKS・MUSIC HEROES
 アニメーション制作:ボンズ
 他

【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
 ジョーイ:小松未可子
 サイ:木村良平
 リナ:小幡真裕
 デントン:チョー
 ウィル:保村真
 ゴゴール:石塚運昇
 ウィル:保村真
 ニック:陶山章央
 ヴェラ:進藤尚美
 他

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