2010年4月27日（火）
好評発売中のPSP『ユーディーのアトリエ』ディレクターさんと対談してみた！
■魅惑のツインテール美少女に出会うなら、今がねらい目!?
長雨：先程ちらっと、ファクトア神殿のお話が出ましたね。今のところ、さっぱり行ける気配がないです。
田中：なんて言ったって、遺跡ですからね！ そう簡単には行けないです。ココに行くには、冒険者レベルが40くらいになってないと危ないかな。
長雨：それは、先が長い。むーん、新キャラの女の子・スフィアに会えるのも、だいぶ先になりそうですね。
田中：……いえ、彼女には1周目じゃ会えませんよ？
長雨：え、そうなんですか!? 会うのが難しいとは聞いていましたが、まさかそこまでとは……。
田中：あれ、これ貴重な情報かもですか？ では皆さん、まずは何とか1周目を終わらせてください。話はそれからだ！ と、そのためにも絶対にファクトア神殿にもぐることになると思いますが、神殿内では爆弾は使わないことが重要ですね。
長雨：ファクトア神殿には耐久値があって、特定の行動で一定以上のダメージを与えると崩れちゃうんですよね。
田中：そうです。だからあまり神殿にダメージを与えないエスメラルダのスキル・メルブリッツを使って敵と戦ったり、ユーディーにムチを装備させて物理攻撃ができるようにして乗り切ってください。
長雨：ムチもいいアイテムになると、MPやLPにもダメージを与えられてすごく便利になりますもんね。
田中：あと、ここでも“逃げる”は有効ですね。逃げていれば、神殿にダメージを与えないので。そうやってなんとか深部に進んで、レシピや貴重な素材を入手してください。そうすれば、おのずとユーディーが200年後に飛ばされる前の、元の世界に帰る方法もわかってくると思います。
長雨：でも、そのためには錬金術士レベルと冒険者レベルをバランスよく上げないとダメですよね？
田中：どちらか一方に偏ると、物語上で必要なイベントが起きない可能性があります。それを避けるためにも、バランスよく育ててください。
長雨：なんとかエンディングにたどりついたとして、気になるスフィアちゃんにはどうやったら会えるのでしょうか？
田中：2周目になると、神殿のさらに奥深くまで進めるようになります。先程の手順でどんどん進んでいくと、一定の場所で神殿へのダメージが無効になるんですよ。そこまで行けたら、あとは“メテオール”などの強力な爆弾を使いながら、さらに奥に進んでください。すると、9階か10階で彼女に会えるはずです。
長雨：それは長い旅路だ……。でも、彼女すごくカワイイんですよね!! ガストさんが発売した抱き枕の画像を見ましたが、女の私でもカワイイと思いましたもん。欲しいですもん。
田中：おかげさまで、売れ行き好調です。あと、あの抱き枕を買うと、実は秘密のパスワードが付いてきます。それをあるところで使うと、彼女のちょっとレアなボイスが聞ける仕組みになっているんですよ。
長雨：なんですって！ それは、なかなかイイ特典かも。ますます欲しいかも。
田中：あとスフィアについては、この『ユーディーのアトリエ』だけで出番を終わらせるつもりはありませんよ？ 私がディレクションする次回作にも、間違いなく登場させます。だから、彼女を知っておくなら今がチャンスですよ。
長雨：おお。スフィアちゃん、そんなに将来有望なキャラだったんですか!! 確かに、『アトリエ』はシリーズ間のキャラクターリンクも強い作品ですもんね。彼女が次に登場するのは、どの作品でしょう。すごく楽しみです。でも、とりあえずまずは彼女に会わないとだ……。
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| ▲彼女の会うには、2周目をプレイする必要が。でもそんな苦労が必要な分、スフィアはキャラもイベントも魅力的！ | ▲画面右上の神殿の耐久値が0になると、ダンジョン探索が終了になってしまう。ダンジョンは普通の攻撃でもダメージを受けるので、戦いの時には注意して！ |
■困ったことがあったら、パメラさんに聞こう!!
長雨：キャラクターリンクといえば、すでにシリーズの常連さんになっている幽霊少女・パメラさんが初登場したのも『ユーディーのアトリエ』ですよね。
田中：そうですね。メッテルブルグにアトリエを構えると会えます。あと、彼女、今Twitterにハマっていまして。おかげでユーザーの方からも「パメラさんに会えました」などのつぶやきをいただいて、彼女もすごく喜んでいます。
長雨：パメラさん、幽霊なのにかなり最新のコミュニティツールにも強いんですね。（笑）。でもキャラクターと、ゲーム以外の場所でもかかわりが持てるのってファンとしてはスゴくうれしいことです。
田中：あ、そーだ。何か攻略で困ったことがあったら、パメラにTwitterで聞いてみるといいかもしれませんよ？ もしかしたら、何か答えてくれるかも。
長雨：攻略のお手伝いまで！ 本当にパメラさん、有能すぎです。今までもパーティメンバーとして活躍してもらっているのに、これはもう外せなくなってしまう。
田中：もちろん、すべてに答えてくれるとは限りませんけどね。彼女の気分次第？
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|---|---|---|
| ▲メッテルブルグにアトリエを構えると、パメラと同居することに!? 幽霊とはいっても明るくてカワイイ彼女に、冒険や調合の疲れも癒されるかも。 | ▲パメラは、冒険の仲間としても大活躍する。MPしかないので大抵のモンスターの攻撃は効かず、ある意味無敵！ |
■実は難しくない!? 『ユーディーのアトリエ』の魅力は、ゆるさにこそあり
長雨：最後に『ユーディーのアトリエ』の魅力について、改めて語らいましょうか。
田中：『アトリエ』シリーズのよさは、RPGでありながら重厚長大ではなく気楽に楽しめる点。中でも『ユーディーのアトリエ』は調合の難易度もそれほど高くなく、プレイ期限も決まっていないので、初めての人でも時間をかけてまったり遊べる作品に仕上がっています。今回PSP移植にともない、スリープ機能の使いやすさなどにも気を使って調整しました。なので、ぜひ移動中などにも遊んでもらいたいですね。特に『アトリエ』シリーズの調合や冒険は手軽なのが多いので、短時間でチョコチョコとプレイするだけでも、十分に遊べると思います。
長雨：プレイ期限がないので、まったりキャラクターや街のイベントを見るのもいいですよね。私は王国祭のキノコ狩り競争が好きで、よく参加していますし。
田中：王国祭は、ぜひ遊んでほしいですね。地味に賞金もいいので（笑）。実は『ユーディーのアトリエ』ではキノコ狩りですが、『ロロナのアトリエ』だとキャベツ取りになっているというつながりもあったりします。他にも天覧武術大会やびっくりアイテム展覧会などもあるので、自分のレベルに合わせて参加してみてください。そんなふうに街での生活を楽しみながら、『ユーディーのアトリエ』の世界をまったりと満喫してもらいたいですね。
長雨：まさしく、店頭用POPのキャッチに利用されていた「思いっきし“ゆる～い”RPGがあってもいい。（ただしユーディーに限る！）」な感じですね。
田中：えぇ、もお。そしてプレイの基本はイヤなモンスターからは逃げ、欲しいモノは盗むと。なんだこれ、夢のような世界じゃないですか（笑）。『アトリエ』シリーズを難しいと思っていた方も多いと思いますが、本当はこんなにまったりとした作品です！
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| ▲こちらが、店頭用POPのデザイン。たまには、思いっきし“ゆる～い”RPGで遊びましょう～。 |
長雨：なんだか、お話を聞いていたら『ユーディーのアトリエ』の印象が変わっちゃいそうですが（笑）。何はともあれ、まったりRPGが遊びたい人や、本作を難しいと聞いてプレイしていなかった人などは、ぜひ遊んでみてくださいね。
攻略に役立ちそうな情報から、気になる次回作にかかわりそうな話題まで、いろんなお話が飛びだした今回の座談会。ダウンロード版が発売される『ユーディーのアトリエ』はもちろん、今後もいろいろな展開を見せる『アトリエ』シリーズから、ますます目が離せません！ とりあえず、次にいつ登場してもいいように、新キャラのスフィアさんにはみんな会っておきましょうね！
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Illustration：双羽 純
- ▼『ユーディーのアトリエ～グラムナートの錬金術士～囚われの守人』
- ■メーカー：ガスト
- ■対応機種：PSP
- ■ジャンル：RPG
- ■発売日：2010年4月8日
- ■価格：5,040円（税込）
- ■『ユーディーのアトリエ～グラムナートの錬金術士～囚われの守人』の購入はこちら
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