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2010年5月12日(水)

【PW養成講座8】エントリーセットを使って60枚デッキを構築してみよう!!

文:電撃オンライン

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“侵略の落とし子”は、『エルドラージ覚醒』で登場した“エルドラージ・落とし子”トークンを活用したデッキになっているわ。複数の“エルドラージ・落とし子”トークンを得るカードと、そのトークンの数や能力を生かすカードがたくさん入っているの。トークンについては、第6回で少し話をしたと思うけれど、覚えてる?
ええと、“カードを使って表さないクリーチャー”を表すもののことだよね。“クリーチャー・トークンを戦場に出す”ソーサリーなんかの効果で出てくるクリーチャーを表す時なんかに使うんだ。
その通り。で、この“侵略の落とし子”デッキに入っている、主なトークンを出すカードはこれよ。
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これらのカードはクリーチャーであったり除去呪文であったりするのと同時に“エルドラージ・落とし子”トークンを得ることができるわ。
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“エルドラージ・落とし子”トークンたちは、サイズは0/1だけど、自身を生け贄に捧げることで無色のマナ1点を生み出す能力を持っているの。このトークンがデッキの大きなポイントになっているってワケ。
……。
んん? どうかした?
これが3体とか出ても、結局パワー0だよね。相手のクリーチャーをブロックするくらいしかできないんじゃないの?
もちろん、トークン単体じゃ全然強くないわよ。このデッキには“エルドラージ・落とし子”トークンと相性のいいカードがたくさん入っているの。これも前に説明したけど、いわゆる“シナジー”ってヤツよ。これらのカードを見てみて。
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《血の座の吸血鬼》と《溶口》は、どちらもトークンを生け贄に捧げて効果を得られるカードね。《血の座の吸血鬼》なら自身を強化できるし、《溶口》はダメージを与えられるわ。これだったらトークンにパワーがなくても関係ないでしょう?
なるほど、トークンで直接攻撃したりするわけじゃなくて、とにかくクリーチャーがいっぱい出るってことを利用するわけだ。
そうよ。それから《溶岩気の発動者》はちょっと能力のコストが重いけれど、自分のすべてのクリーチャーのパワーを上げられるから、これも数が出るトークンとの相性はいいわね。
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また、トークンの持つ、マナを生み出す能力を使えば《火の玉》や《カラストリアの血の長、ドラーナ》の能力も威力を増すわ。あとは地味なところだけど《反逆の行動》で一時的にコントロールを奪ったクリーチャーを《血の座の吸血鬼》や《溶口》で生け贄に捧げることで、除去呪文として使うなんてプチ・コンボも仕込まれているわね。
赤と黒の組み合わせって、もう攻撃あるのみ! って印象だったけど、なんか結構テクニカル?
アユミ:そうね。“エルドラージ・落とし子”トークンを戦況に応じてどう使えばいいのか考えながら戦う、動かしていて楽しいデッキだと思うわ。さ~て、デッキのテーマを把握したところで、次はいよいよデッキを強化してみましょう!

 →実際にデッキを強化するには?(3ページ目へ)

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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]

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