2010年5月29日(土)
ビッグマウスIKE。
彼はこの対戦企画が始まった時、電撃オンラインに掲載された記事を両親に見せたのだという。
今もこの記事を読んでいるかもしれない両親に向けて、ビッグマウスIKEはメッセージを贈る。
父さん、母さん。なんでこんなことになっているのかわからないけど、
これが今の僕の仕事です。
僕、頑張っているよ……。
本当に“アレ”をおごらされることになったら、ビッグマウスIKEの生活は大きく傾いてしまうだろう。だから、1回ぐらいは勝たせてあげても……。この時、カネキングは本気でそう思ったという。
しかし同時に、電撃オンラインの読者が、指ずもうで楽しく遊んでいる光景が脳裏をよぎった。
▲こんな風に。プロフェッサーC、超笑顔。 |
……やっちゃうか!
▲練習中のガイルと、『ストIV』からずっと使い続けてきたルーファス。ビッグマウスIKEの生活と、読者プレゼントとの間で揺れるカーソルを、カネキングはルーファスに合わせた。 | ▲一方、ビッグマウスIKEも、『ストIV』から鍛えてあげてきた春麗を選択。安定の新ウルコン・気功掌をセットして勝つ気満々だ! |
そしていよいよ、運命の一戦が始まった……。
ジャンプ強Pで跳び込むルーファスを、遠目から立ち強Pでしっかり対空するビッグマウスIKE。今までと動きが違う!
▲でもファルコーンキックなら跳び込めるので、あっさり近付いて投げと近距離強Pの2択を迫りまくるカネキング。 |
▲しかし、ビッグマウスIKEも負けてはいない! 百烈脚から気功掌までしっかり決め、体力差が五分に! |
▲だが立ち弱K→立ち強Kのターゲットコンボが決まり、そこからウルコンへ。カネキングが1本先取! |
「うおおおおおおおお! バカな……私は負けない! 負けられないんだあああああああ!! いいかカネキング。貴様は猫。私はネズミだ! 窮鼠(きゅうそ)が猫を噛むということを、今ここで証明してやる!」
2ラウンド目は、カネキングが適当に出したしゃがみ強Pに跳び込み、きっちり体力を奪う。ビッグマウスIKEにとっては好調な出だしだ。
▲ファルコーンキックでの跳び込みをバックステップで回避ししゃがみ強Kを刺したり、EX救世主キックを読んでジャンプ強Kを出したりするなど、1ラウンド目とは見違える動きで、みるみるカネキングを追い詰める! そしてなんとルーファスが気絶! |
▲レバガチャで即回復し、セービングアタックをガードするカネキング。そこから切り返しに出したEX救世主キックが刺さる! EXセービングからウルコンにつなぐが……まさかのコンボミス。これを見逃さなかったビッグマウスIKEが、執念で2ラウンド目を奪い返した! |
「うおおおおおおおおお! 見たかカネキング!! 貴様とは、背負っているものの重さが違うのだ!! 読者のために戦うなどというヒーロー気取りに、私は負けない!! 私は今、ビッグマウスIKEからトゥルーマウスIKEへと生まれ変わったのだあああああああ!!」
▲忘れていた本当の自分を取り戻し、ついに勝利への階段を登り始めたトゥルーマウスIKE。3ラウンド目は、緊迫した状況の中、一進一退の攻防が続く。 |
▲丁寧にルーファスの接近をさばき、ダメージを奪っていくビッグマウスIKE――。そしてついに、その時が訪れた……。 |
ああ……。
(C)CAPCOM U.S.A, INC. 2010 ALL RIGHTS RESERVED.