2010年6月15日(火)
プロトタイプは、PSP用ソフト『花帰葬(はなきそう)』を8月12日に発売する。価格は4,830円(税込)。
『花帰葬』は、2003年末のコミックマーケットで頒布開始されたPC用女性向けビジュアルアドベンチャーゲームで、2006年にはPS2版も発売された。皮肉な運命に翻弄(ほんろう)される人々の悲劇の物語を描いている。PSP版には、PS2版で追加されたストーリー&ビジュアルが収録されるのはもちろん、PC版追加ディスク『花帰葬 PLUS+DISC』で描かれた外伝ストーリー“a sight of petals red”と“花唄”も収録される。
▲さらにPSP版では、ゲーム中に見たすべてのイベントビジュアルを壁紙として使用することもできる。 |
■プロローグ■ その世界では“雪”は終局を呼ぶものだと伝えられていた。 何もかもを終わらせてしまう、忌むべき物なのだと。 しかし、7つの国々では日々戦が絶えず、 ある国に身を置く白羽の預言師はこの雪を「嘆き」だと言った。 それを信じる者は少なくなかった。 人々は預言師に嘆きを止める方法を請うた。 たったひとつを消せば世界はまた続いてゆくのだと……。 |
▲『花帰葬』は、ゲーム中に出てくる選択肢を選んで進めていくテキストアドベンチャー。開始直後のプロローグ部分は共通ストーリーだが、序盤からさまざまな分岐が始まり、新たなエンディングも含め、数種類の物語が展開されていく。 |
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