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2010年6月15日(火)

今日はほぼほぼパーフェクトな日なのに……の巻

文:電撃オンライン

【E3どうでしょう番外編】雑感的and私的E3日記、徒然に 14-JUN-2010

(電撃ゲームメディア総編集長 江口聡)

E3どうでしょう番外編

 タイトルとは正反対に、今この文章を書いてる間も力尽きようとしています。どうも皆様、E3取材のためにLAに来て、2日目のもう深夜3時でございます。で、明日はE3の本番と任天堂、SCEのカンファレンスです。そして遅くとも7時に起床です(そうです、言い訳からの導入です)。

 ということで、今日14日のメインのMSカンファレンスは、明日の任天堂、SCEとともに詳細にお送りしますが、触りだけでも書かせていただくと、近年のE3におけるプラットフォームのカンファレンスの中で、メチャクチャよかったイベントでした。何がって? 構成ですよ。構成。

 まずは、注目・大作ソフトの紹介(『Call of Duty』、『ギアーズ オブ ウォー』の新作や『メタルギア ソリッド ライジング』など)。そして、Xbox 360オンリータイトルの紹介(『Halo』や『Fable』の新作など)。そして、新コントローラといいますか新システムKinectのタイトルプレゼン、LIVEと連動した映像チャットなどの新サービスの紹介、そして新型ハードの発表。

 押さえるところを押さえ、新たな可能性を提示、そしてサプライズ。実に秀逸でした。あくまで北米での発表であることを除けば(これについては、明日にでも)です。昨日も書きましたが、Kinectは、見れば見るほどWiiで生まれた新しいゲーム層(ゲーム市場)に新たなテクノロジーでアピールしていると、今日カンファレンスを見て確信しました。そして、可能性があるのではと思わせてくれる発表でした(細かな話は明日書きます)。

 最後に、会場が割れんばかりに最も沸いた瞬間は、ドン・マトリック氏が「この日発売の新型Xbox 360をこの会場に来てくれた方にプレゼントする」と言った瞬間であったが、これはただの物欲的な狂喜乱舞の盛り上がり。これに次いでの盛り上がりは、KONAMIの『メタルギア ソリッド ライジング』のプロモーション映像。やはり小島監督率いる小島プロダクション。同じ日本人として鼻高々です。ゲーム本編と見受けられる映像で、雷電の殺陣のシーンでのどよめきと喝采(=ゲームのシュールさ・リアルさをうまく表現しながらもちゃんとゲームを説明しているシーン)。そして、お得意のユーモア(=雷電がスイカを切るシーン)。緊張と緩和。勢いだけの他メーカーのデモ映像とは、やはり格が1枚も2枚も違ったと思えます。申し訳ありません、そろそろ力尽きますので、今日はこの辺で失礼します。明日から本番頑張ります。

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