2010年6月17日(木)
6月12日より東京の品川プリンスシネマで復活上映が行われている映画『半分の月がのぼる空』。その復活上映を記念して、出演者からのコメントが届いた。
本作は、伊勢を舞台に繰り広げられる、平凡な高校生・裕一(ゆういち)と心臓病を患うわがまま少女・里香(りか)との、“普通”だけれど“特別”な物語。橋本紡先生が執筆した小説は全8巻がリリースされており、完結後も根強い人気を誇っている。今回、裕一役の池松壮亮さん、里香役の忽那汐里(くつなしおり)さん、夏目役の大泉洋さん、小榑洋史プロデューサーからコメントが届いたので掲載する。
●池松壮亮さん
映画『半分の月がのぼる空』が公開されてから2カ月ほど経ち、このたび東京での復活上映が決まったとの知らせを聞いて、喜びと皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。
みんなで心を込めて大切に大切に育ててきた小さな小さな映画が独り立ちし、皆様に愛され、日々少しずつ育っていく姿を見て、何よりの幸せを感じております。
不思議なことに、今でも映画の中のあの伊勢の街の風景、あそこで生きていた登場人物たちが僕の心の中にも静かに静かに生き続けています。
品川プリンスシネマは6月12日から、そしてその他の地域でもまだまだフィルムを回し続けています。お時間があればぜひ劇場まで足を運んでいただければと思います。
皆様どうか、これからもこの映画を末永くよろしくお願いいたします。僕自身も責任を持ってこの映画の成長を見守り続けます。
●忽那汐里さん
これほど光栄なことはございません。映画『半分の月がのぼる空』が少しでも長く皆様に御覧になっていただけると想うだけで、幸福な気持ちで一杯です。
本作のため劇場まで足を運んでくださいました皆様に、まず私より感謝の気持ちを伝えさせていただきたく思います。ありがとうございました。皆様のご来場、心から感謝しております。
この映画がどうか、これから先もたくさんの皆様に愛し続けていただけますように。素敵なエンディングを迎えられますように。
●大泉洋さん
全国の『半分の月がのぼる空』フリーク、半月ラーの皆様こんにちは(^-^*)/
大泉洋でございます。
いやぁついに始まりましたね、半分の月がのぼる空、東京リバイバル上映!!
私の誕生日4月3日に初日を迎えて、早もう2カ月。その間にゆっくりと全国で上映されていきましたな。まるで旅一座のように。そして各地で観てくれた皆さんの感想が僕の耳に入るたびに、改めてこの映画の素晴らしさを実感して来ました。
そして今回再び東京で上映される事になり、私も喜びにうちふるえております。
また観たいという方も、信じられないことにまだ観てないという方も、ぜひ品川プリンスシネマに行って観てくださいね。
大泉洋でした。
●映画プロデューサー・小榑洋史さん
映画『半分の月がのぼる空』を応援して頂いている皆様へ
このたび、ファンの皆様の多大なるご声援により、東京の復活上映が決定しました。皆様の声援、心より感謝致します。
『半分の月がのぼる空』はたくさんの方々に支えれて完成した作品、そしてご鑑賞いただいた皆様に育てていただいた作品です。「もう一度観たい」「見逃してしまった」というメッセージや本当にたくさんのさまざまな賛辞など、ツイッターやブログで本作へ寄せられた感想には、私自身、そしてスタッフ一同とても胸を突き動かされ、励みとなりました。
この映画は多くの人たちに観てもらうため試行錯誤を繰り返した作品です。単なる恋愛映画ではなく、最愛の妻を失った医者・夏目の絶望と希望をきちんと描こう、というテーマを監督と設定。原作ファンの方々の反応が正直気になって眠れない時期もありましたが、その結果が多くの観客に共感を得たのでは、と密かに思っております。
すでにご鑑賞の方も、見逃した方も、ぜひぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。スタッフ一同、再び東京のスクリーンで観られることを心より楽しみにしています。
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(C)2010映画「半分の月がのぼる空」製作委員会
■映画『半分の月がのぼる空』復活上映
【公開日】2010年6月12日~
【公開劇場】品川プリンスシネマ(他、全国ロードショー中)
【スタッフ】※敬称略
原作:橋本紡(電撃文庫『半分の月がのぼる空』)
監督:深川栄洋
脚本:西田征史
主題歌:阿部真央『15の言葉』(ポニーキャニオン)
製作:映画『半分の月がのぼる空』製作委員会
【キャラクター&キャスト】(※敬称略)
裕一:池松壮亮
里香:忽那汐里
夏目:大泉洋