News

2010年6月17日(木)

【体験レポ】3DSの体験レポ第2弾! サードパーティタイトルを中心に見てきました!!

文:電撃オンライン

 アメリカで現地時間6月14日から開催されているE3。その任天堂ブースで体験してきたニンテンドー3DSのソフトレポート、第2弾をお届けします!

 今回は、サードパーティのタイトルを中心にレポートします! ほとんどが映像出展でしたが、その立体映像の迫力やタイトルの魅力はとても伝わってきました!

●3DSカメラ(プレイアブル出展)

 プレイアブルでは、ただ撮影するだけでなく、自分の顔を撮影し、その顔を使って遊ぶシューティングゲームが体験できました! 目と口の位置が上画面に表示されるので、それにあわせて顔を撮ると、自動的に顔にプロペラのようなものが付き、ヘンな自分が完成! これ何!? と思った矢先、その顔が飛び回ります!!

 ここからヘン顔に弾を当てるゲームがスタート! その顔は画面外(カメラの撮影範囲外)にも移動するので、3DSをいろんな方向や角度に動かして、撮影背景を飛んでいるヘン顔に弾を当てていきます。撮ったその顔はもちろん、3Dで立体的に表現されていて、自分の顔が空中を飛んでいるのがリアルに見られるので、なんかユーモア&シュールな感じです。

 さらに、私の前に撮影したものなのか、別のかぶりもののようなものをかぶった外国の方の顔も登場し、それらを「あんたもこんなヘン顔になったのかい!」と思いつつ3DSを動かしながら弾を当てていきました。カメラ機能を使ったこういった遊びは、ちょっとこれまでにない遊び方でしたね。家族や友だちなどみんなで顔を撮影して遊ぶと、かなり楽しめそうです!

●『Kid Icarus.: Uprising』(映像出展)

 『パルテナの鏡』の最新作が、映像出展されていました。カンファレンスで公開された映像とは違い、実際のプレイ動画をベースに作られた内容でした。動画内では、空を飛ぶピットがパルテナアローで敵を撃ち落とし、近くの敵は斬り捨てるといった、シューティングゲームのようなパートと、フィールドを動き回って敵を倒していく3Dアクションゲームのようなパートの2つが確認できました。また武器もパルテナアローだけでなく、ハンマーなども使えるようですね。ハンマーからは巨大な弾が轟音とともに発射され、奥の敵に命中。武器には遠距離、近距離両方に攻撃方法が設定されているのではないでしょうか。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『RESIDENT EVIL REVELATIONS』(映像出展)

 『バイオハザード』も3DSで登場しちゃいます! 映像ではクリスとジル、椅子にしばりつけられた男の3人の姿が! そしてジルは両者に、クリスはジルに銃を向けています。これってどういう状況!? ちなみにこの映像出展では、映像のズームイン、ズームアウト、上下左右へのある程度のスクロールができました。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『PAPER MARIO』(映像出展)

 こちらは映像のみの出展でしたが、飛び出す絵本のように、紙が何重にも立てられているような立体感が3Dで表現されていました。画面の一番手前、端の暗幕があり、画面中央あたりをマリオ、その手前や奥に障害物や背景があります。マリオは移動しつつ手前にきたり、奥に行ったりするさまが非常にわかりやすかったです。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『Professor Layton and the Mask of Miracle』(プレイアブル出展)

 国内でも正式に3DSでの発売が発表された『レイトン教授と奇跡の仮面』ですが、ひと足お先に北米版をプレイ! 町の探索シーンでは、上画面の背景上にある虫めがねを、下画面のタッチスクリーンで動かして怪しい部分を探します。上画面の背景ですが、虫めがねを端にもっていくと左右に少しスクロールしました。怪しい場所は虫めがねが赤く光るので、そこでタッチ! おなじみのビックリマークが飛び出てナゾに突入しました。今回プレイできたのはバラバラになったロボットを組み立てるナゾでしたが、もしかしたら3Dならではのナゾも用意されるのかもしれませんね。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『HIDEO KOJIMA’S METAL GEAR SOLID SNAKE EATER 3D“The Naked Sample”』(映像出展)

 タイトルから察するに、密林を舞台にした『メタルギアソリッド3 スネークイーター』をアレンジした作品かな……? と思ったのですが、今回は映像出展のみで、詳細は不明。映像を見てみると、いきなり密林を歩くスネークの1人称視点から始まりました。草むらの中からスタッフロールが飛んできて、いきなり驚かされます。続いて、ヘビがにょろ~んと。ムービーは、立体にメリハリが効いているのが印象的でしたね。

 スタッフロールやジャングルに生い茂る植物たちは、比較的浅く凹凸が設定されていて、それに対してヘビはぐっと奥から手前に飛び出してきます。ただ単に立体にすればいいってもんじゃない! といったような、小島さんのこだわりが伝わってくるようです。

 そんな風に感心していると、密林を抜け、絶壁の吊り橋に到着。ここからはスネークの3人称視点に切り替わり、どう見ても何かが起こりそうな吊り橋をスネークが渡り出します! そして案の定、背中からハチの大群に襲われ――そうになったピンチを、橋に“ガケ捕まり”をすることで回避! と思ったら下にヘリコプターが! 何で!? そんなこんなで、無事に橋を渡り終えたスネークを待っていたのは、本作のタイトルロゴ……というオチ。短いムービーながら、しっかり1本の作品になっているのはさすがでした!

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『KINGDOM HEARTS franchise』(映像出展)

 映像出展だったので、公開されていたムービーを紹介します。夕焼け空を海岸で見つめるソラ。一方、夜のとある街ではリクが敵に囲まれ大ピンチに。そこにソラが空から降ってきて、キーブレードで敵をバッサバッサと切り伏せていきます。今回のムービーは、この戦闘シーンにスポットが当てられていたようで、さまざまなアングルから立体的なソラの活躍を楽しめました。ただ、若干顔のアップになると焦点が定まりにくいような気はしました……。製品版ではブラッシュアップされることを期待します。そして、ようやく敵を倒し切れたと思ったら――という夢だったとさ、と、冒頭のビーチのシーンに。隣にはリクとカイリがいて、3人で紅く染まった海を見て……fin。という感じでした。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

●『DEAD OR ALIVE 3D(仮)』(映像出展)

 『DOA』と聞くとおっぱいが浮かぶようになってしまいましたが、コイツは本当に久々の硬派な格闘ゲームです! かすみの演舞の裏で、さまざまなキャラクターたちが死闘を繰り広げるという内容のムービーが出展されました。対戦に影響のない程度にギリギリの凹凸が設定されているのは見事ですねー。3D映像と、3D格闘ゲームの相性はいいなと感じました。

ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS ニンテンドー3DS

(C)Nintendo
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)LEVEL-5 Inc.
(C)2010 Konami Digital Entertainment
(C)Disney. Developed by Square Enix.
(C)2010 TECMO KOEI GAMES CO., LTD. Team NINJA All rights reserved.

関連サイト