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2010年6月17日(木)

【体験レポ】臨場感はピカイチ!! 3Dの『KILLZONE 3』で気分はもう戦場!!

文:電撃オンライン

 E3のSCEブースで、3D対応のPS3用ソフト『KILLZONE 3』を試遊できたので、そのレポートをお届けする。

 本作は、空の惑星・ヘルガーンを舞台に、独裁国家ヘルガストと宇宙共和国ヴェクタの特殊部隊ISAとの戦いを描いたファーストパーソンシューターのシリーズ最新作。そしてSCEのカンファレンスでも紹介されたように、3D対応の作品となっている。

 今回の試遊では、最初にヘリの銃座で銃を撃ちまくるシーンからスタート。音や映像自体のすばらしさは言わずもがなだが、ここで驚いたのは“吐き出される薬きょうの描写”。こんな細かいモノでさえもキチンと飛び出して見えるのだ。そしてこれが、視界を結構な勢いでさえぎってくれる。また敵ももちろん、銃を構えた自分の腕、そのあたりに散らばっているオブジェクト……こういったものがしっかりと3Dで描かれており、“戦場に立っている感覚”と新鮮さをより強く味わえた。

 この感覚は、あまりFPSを遊ばない人よりも、むしろFPSをよく遊んでいる人のほうが感じ取れるものだと個人的には感じたので、興味がある人は、ぜひ一度遊んでみてもらいたい。

『KILLZONE 3』 『KILLZONE 3』
▲とても残念だが、写真だと画面自体もブレてしまい、どうしても3Dっぽさが伝わってこない。こればかりは、ぜひ一度その目でご覧になっていただきたい。
『KILLZONE 3』 『KILLZONE 3』
▲空を飛ぶようにして攻撃してくる敵の処理が意外と大変だった。また、接近戦での“とどめ”の描写なども、何種類かのパターンが存在しているようだ。
『KILLZONE 3』
▲SCEのブース内には、ヘルガスト兵の姿も! プレイする順番を待っている人たちが、楽しそうにその姿をファインダーに収めていた。

 ちなみに、試遊を終えた後にスタッフに「3Dにする上で一番気をつけたところは?」と聞いてみたところ、「サイト!」という答えがすぐに返ってきた。銃やオブジェクトよりも何よりも、照準を挙げた理由について聞いてみると、「サイトの微調整は、特に慎重にやりました。たいしたことのない誤差でも、3Dにするとかなり大きなズレとなって現れるんです」とのことだった。

(C)Sony Computer Entertainment Europe.

データ

▼『KILLZONE 3』
■メーカー:SCE
■対応機種:PS3
■ジャンル:STG
■発売日:未定
■価格:未定

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