2010年7月7日(水)
第1戦を圧倒的な勝利で飾った電撃オンラインチーム。『電ホビ』のブランは第2戦を前にモビルスーツの変更を申し出る。
ブラン「オールドタイプにはオールドタイプの戦い方がある!」
ブランがアッシマーから乗り換えたモビルスーツはガルバルディβ。ジオン軍より接収した機体を、連邦軍が改修して使用した高機動型のモビルスーツである。
機動性に優れているとはいえ、パワーと変形による機動性を兼ね備えたアッシマーと比べると、ガルバルディβは力不足。あえて性能の劣る機体に乗り換えたブランを見て、電撃オンラインチームは勝利を確信する。……だが、この油断が対戦終盤で大きな仇となる。
▲ガルバルディβはスピードに優れた機体。サーベルとライフルだけでなく、高威力のシールドミサイルも装備している。 |
ブランの機体変更が終わったと同時に第2戦がスタート。第2戦の舞台となったのは、高架橋道路が印象的なビル街。ビルや高架橋下は身を隠す盾になるが、逆に移動を制限する障害物にもなる。
ごえモンのメタスはブーストを巧みに使い、小刻みなジャンプを繰り返しながらフィールドを移動。前方にブランのガルバルディβを発見すると、アームビームガンでの射撃を繰り返しガルバルディβを地上を移動していた斎藤のネモの元へと誘導。斎藤のネモとブランのガルバルディβが近接戦に突入する中、空中からの射撃でガルバルディβにトドメをさした。
▲ごえモンのメタスが空中からの攻撃でブランのガルバルディβを撃墜。そのままごえモンは小刻みなジャンプを繰り返し、高架橋から狙撃を試みていた柴原のハイザックカスタムに接近する。 |
ガルバルディβを倒したごえモンのメタスは、高架橋に陣取るハイザックカスタムに強襲をかける。斎藤のネモを狙撃していた柴原は、メタスの接近を察知し、慌てて武器をサーベルへと変更するが、時すでに遅くごえモンのメタスは対応が遅れた柴原のハイザックカスタムを切り刻む。
▲2戦目も大活躍のごえモン。ネモへの狙撃に集中していた柴原のハイザックカスタムは不意をつかれ、メタスの餌食(えじき)に。ごえモンのメタスは両手に装備したサーベルでハイザックカスタムを切り刻む。 |
ごえモンの活躍によりリードを広げた電撃オンラインチームは完全に油断していた。ふたたび2機でブランのガルバルディβを追い詰めるも、リードを広げた油断から散漫な攻撃が続き、一向に決定打を与えられない。
▲せっかく挟み撃ちにしたものの、決定打を与えることができないごえモンと斎藤。ブランはガルバルディβの機動性を生かし、攻撃を回避しながらチャンスをうかがっていた。 |
メタスとネモに挟まれながらも、回避に専念していたブランはごえモンのほんの一瞬の隙を見逃さなかった。
ブラン「宇宙人は宇宙にいればよかったんだよ!」
叫び声をあげたかと思うと、すかさず必殺技を叩き込んでくるブラン。ここにきて斎藤も気を引き締めたが、ブランは素早い動きでネモの背後に回り込む。ごえモンのメタスが復活するまでなんとか持ちこたえようと奮戦する斎藤。しかし、高架橋からは柴原のハイザックカスタムがスナイパーモードで斎藤のネモを狙っていた。
ハイザックカスタムから放たれるビームが気になり、目の前のガルバルディβに集中できない斎藤。ブランのガルバルディβは、集中力が切れた斎藤のネモにここぞとばかりに必殺技を叩き込む。
▲油断した電撃オンラインチームはブランのガルバルディβに必殺技を決められ窮地に……。 |
斎藤「ええーい、打ちどころが悪いとこんなものか!」
それまでリードしていたにもかかわらず簡単に必殺技を決められ、思わずクワトロ大尉の名言を口にする斎藤。ブランが性能の劣るモビルスーツに乗り換えたことと、序盤にリードしたことで、ごえモンも斎藤も完全に油断していた。
敵を侮り、ブランのガルバルディβに2度連続で必殺技を決められたことで、一時は窮地に陥ってしまった電撃オンラインチーム。だが、最終的には序盤のリードがものをいい、時間切れで勝利。辛勝だったとはいえ、これで電撃オンラインチームの2連勝となった。
第2戦終了後、『電ホビ』チームの柴原&ブランは敗北を宣言。
電ホビ「2連敗か……。その強さ、認めざるをえんな……」
第3戦を前に勝敗は決した。だが……。
電ホビ「我々に勝利したからには、我々の意志を継いで戦ってもらわねばならない。第2戦のような油断は勝利を危うくする」
『電ホビ』チームの言葉に、うつむくごえモン&斎藤。次なる戦いで油断せぬよう心に誓うとともに、自らの甘さからくる弱さを痛感した斎藤は『電ホビ』チームにある提案をする。
斎藤「よかったら我々を鍛えてくれませんか?」
斎藤の言葉にごえモンも頷く。電撃オンラインチームの突然の提案を快諾する『電ホビ』チームの2人。
電ホビ「では、2体1の変則マッチで戦おう。こちらは2体でそちらの機体を挟撃する。こちらの攻撃をかいくぐり、このハンデ戦に勝利できれば今後の戦いも安心だろう」
電撃オンラインチームを鍛えようという『電ホビ』チームの期待に応えるべく、ごえモンはたった1人で柴原&ブランに挑むことに……。
▲ブランは再びアッシマーに搭乗。柴原は試作型可変モビルスーツのハンブラビに乗り換えた。第3戦は可変モビルスーツ3機が入り乱れる戦場に……。 |
2体1のハンデ戦となった第3戦は、ASCII.jpチームとの対戦でも第3戦の舞台となった、小さな支柱が点在する広大なフィールド。ごえモンは支柱に隠れながら、敵の攻撃を回避し、敵の隙を突いてアームビームガンを撃つというヒット&アウェイ戦法を徹底して行うことで、2体1のハンデ戦に勝機を見いだす。
▲支柱を盾に右に左に回避し、少しずつ相手の体力を削っていくごえモンのメタス。 |
ごえモンはリードしても2戦目のように油断することなく、冷静にダメージを与えていく。一方『電ホビ』チームの2人は、ごえモンの成長を促すかのように、あえてトリッキーな挙動で揺さぶりをかける。
中盤、柴原のハンブラビが囮になり、支柱からごえモンのメタスを誘いだしたところに、ブランのアッシマーが必殺技を放つという、『電ホビ』チームの息の合った攻撃に苦しめられたものの、ごえモンはそれでも冷静さを失わず、戦い続けることに成功した。
▲アッシマーの必殺技が炸裂。それでもごえモンは冷静さを失わなかった。 |
柴原とブランの導きにより、明鏡止水の心境に達したごえモンに油断はなかった。一度だけ必殺技をくらったものの、そこから先は危なげなく柴原のハンブラビとブランのアッシマーを撃破。気づくと、ごえモンはたった1人で柴原とブランを退けていた。
▲ごえモンの落ち着いた戦い方は明鏡止水の境地に達したがなせる技!? 2体1のハンデ戦にもかかわらず、見事に勝利した。 |
2体1のハンデをはねのけ、勝利したごえモン。
斎藤「ごえモンさん……」
ごえモン「なんとか勝利することができた……」
電ホビ「これで我々も安心して君たちを送り出せる」
がっちりと握手を交わす4人。ここにエゥーゴvsティターンズの抗争は終結した。だが、第一次AMW抗争はまだ終わらない『電ホビ』チームによる特訓の成果を生かすべく、戦って、戦って、戦いぬいて! 最強のガンダム好き編集部“ガンダム・ザ・ガンダム編集部”の名を手に入れるべく、電撃オンラインチームの2人はこれからも戦い続ける!!
次回、電撃オンラインチームの2人を待ち受けるのは最強のコンシューマーゲーム編集部!? 次回の対戦も……見てください!!
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