2010年7月11日(日)
バンダイナムコゲームスは、東京・秋葉原のAKIBA SQUAREで“ゴッドイーター フェス2010”を本日7月11日に開催した。
“ゴッドイーター フェス2010”は、PSPで発売されたACT『ゴッドイーター(以下、GE)』のファンイベント。『GE』プレイヤーたちが全国一を競うタイムアタック大会“フェンリルカップ”をはじめ、声優陣を招いたスペシャルステージ、イラストや原画の展示コーナー、グッズ販売コーナー、試遊コーナーなど、さまざまな催しが行われていた。
ここでは、先ほどPVを掲載した『ゴッドイーター バースト(以下、GEバースト)』の情報を中心として、イベントの模様を交えつつお伝えする。
会場では、『GEバースト』が今秋に発売されることと、ゲームに関するさまざまな情報が、富澤祐介プロデューサーと吉村広ディレクターの口から伝えられた。富澤さんによれば、『GEバースト』は『GE』の進化版として、ハイスピードアクションのおもしろさをさらに突き詰めた新アクション、さまざまな新要素やユーザーからの要望、バランスの改善などを盛り込んだ作品になるという。
また、武器や衣装などのボリュームも倍増、前作の続きを描いた新シナリオも収録され、吉村さんも「この開発期間だから、大した内容じゃないだろうと言われたら傷つくぐらい、たくさん詰め込んでいます」と自信をうかがわていた。以下に、会場で発表のあった新要素について紹介しよう。
新アラガミ ハンニバル
『GEバースト』で初登場となるアラガミ“ハンニバル”。吉村さんによれば「ドラゴン型だが、人間のような動きをする強敵」であるという。炎を吐いたり、体全体に炎をまとったりと、攻撃も多彩なようだ。
神速、連撃を進化させるアクション
『GEバースト』では、アクション部分にかなりの新要素が採り入れられるようだが、今回語られたのは、通常コンボの最後に“捕食”が繰り出せるようになったこと。通常の捕食アクションよりも素早く出せるメリットを持つ反面、捕食後のバーストゲージは少なめになるようだ。富澤さんによると、捕食攻撃を組み込んだ新たなコンボの登場だけでなく、通常の“タメ”のある捕食も強化され、バースト自体にも追加要素がある模様。また、アラガミバレットにも新要素が盛り込まれるという。
▲コンボに捕食を組み込めば、タメなしで捕食攻撃が繰り出せる。捕食しやすくなったことで、“いかに長くバースト状態でいられるか”が『GEバースト』の戦いでは重要となってくるのだろうか。 |
▲単体でのバースト時にも、バーストゲージが表示されるようになる。上の画像から続いたコンボ捕食直後の画像で、バーストゲージが少ないのがわかる。 |
新システム アバターカード
アバターカードという新たなシステムが搭載される。これは、自らの戦績や各種称号などが記録されていくカード。最大の特徴は、他のプレイヤーと交換することで、相手のプレイヤーキャラクターを自分のチームにNPCとして登録可能になることだ。
▲友だちのキャラクターをどんどん登録していけば、シングルプレイ時にもマルチプレイ気分を味わえるだろう。なお、アバターカードには他にも役割があるという。 |
主人公が大活躍! “その後”を描いた新シナリオ
先ほど掲載したPVに、展開を予感させる多くの映像が盛り込まれていたが、『GEバースト』では前作の後を描いた新シナリオが収録される。富澤さんいわく「今回は主人公が熱い活躍をする話」になるとのこと。どんな物語になるのか期待しよう。
▲新聞で事故死が報道されるシックザール支部長。 | ▲プリティヴィ・マータの亡骸の近くで、月に向かって咆哮するこの男は……!? |
▲新キャラクターも登場。主人公と密接にかかわってくるようだ。 |
2つの販売形態
今秋発売と告げられた『GEバースト』だが、ソフトには前作『GE』の内容もフルで含まれるという。そこで通常版の他、前作のソフトとセーブデータを持っている人向けに追加要素だけを含むアペンド版も発売される。アペンド版を購入しても、はん雑な作業を基本的に必要としないで引き継ぎできるそうだ。
▲通常版はUMD1枚ですべて動作し、価格は5,229円(税込)。アペンド版は前作のソフトとセーブデータを必要とするが、価格は2,100円(税込)だ。 |
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