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2010年8月4日(水)

【PW養成講座14】ブースタードラフトの基本のキをここでチェック!!

文:電撃オンライン

■ 40枚デッキの作り方(復習編) ■

唐突だけど、第6回でシールド戦の話をした時に、40枚のデッキなら土地18枚、クリーチャー15枚、その他の呪文7枚という話をしたのを覚えているかしら?
覚えてるよ。それがだいたいの目安なんだよね。
そうよ。これはドラフトでも変わらないわ。ドラフトでデッキを組む時も土地18枚、クリーチャー15枚、その他の呪文7枚という構成が基本になるの。だから、それをしっかりと踏まえた上でカードをピックしていく必要があるわね。
その他の呪文はやっぱり除去呪文が中心になるの?
いい読みね! だからドラフトでは強力なクリーチャーと強力な除去を優先してピックしていく必要があるわ。みんな強力なカードは欲しいでしょうから。それと同じくらい大事なことがデッキはなるべく2色でまとめるということ。
デッキを組む時の方針は、基本的にシールド戦と同じなんだね。
そうよ。それと第6回でも行ったけれど、マナカーブに気を配ることも忘れてはいけないわ。強いけど、マナ・コストの重いカードばかりでは、序盤に何もできないで負けてしまうもの。序盤用のカード、決め手となるカード、バランスよくピックしなくちゃ勝てるデッキは組めないわよ。
う~ん、強いカードも取りつつ、デッキのバランスも同時に考えなきゃいけないのか……。確かに結構難しそうだねぇ。
さらに、パックから出たカードをすべて見てからデッキに投入するカードを決められるシールド戦と違って、ドラフトでは次にどんなカードが回ってくるのかわからないわ。だから、ドラフトのキモはカードの的確なピックにかかっていると言ってもおかしくないわね。
やり方はカンタンだけどドラフトは難しい、っていうのはそこのことなんだね。
ええ。ま、そこがカードの引きに大きく左右されるシールドとドラフトの違いであり、ドラフトの戦略的でおもしろいところよ。というわけで、次はピックについて考えてみましょう。

●ドラフトでデッキを作る際の注意点・まとめ


・デッキの構成は40枚、その内訳はおおよそで土地18枚、クリーチャー15枚、その他の呪文7枚程度。

・デッキはなるべく2色で組む。

・ゲームを決められる強力なクリーチャーと、相手のクリーチャーへの対抗策となるカードをピックする。

・デッキに入れるカードのマナ・コストを分散させ、序盤から終盤までスムーズに展開できるようにする。


さ~て、デッキの組み方の復習も終わったことだし、次のページからいよいよドラフトでどんなカードをピックしていけばいいのかを『M11』のカードを例にして具体的に紹介していくわね。

 →いよいよピックのハウツーを紹介。まずはクリーチャーから(4ページ目へ)

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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]

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