2010年8月4日(水)
CJインターネットジャパンが運営中のPC用オンラインACT『SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、SDGO)』の編集部対戦企画“第一次AMW抗争”もついに最終戦を迎えた! 連載4回目となる今回は、電撃オンラインと『週刊アスキー(以下、週アス)』の対戦の模様をお届けする。
電撃オンライン編集部のごえモン&ライターの斎藤ゆうすけが、最強のガンダム好き編集部“ガンダム・ザ・ガンダム編集部”の名を手に入れるべく、4つの編集部と『SDGO』で戦うこの連載企画。
『電撃PlayStation』チームに勝利し、全勝で最終戦を迎えたごえモン&斎藤。
斎藤「今なら宣言できる。俺たちは“第一次AMW抗争”を全勝で勝ち抜くとっ!」
ごえモン「確かに全勝優勝も夢ではない。だが、油断は禁物……。明鏡止水の心で勝ち抜くのみ!!」
気合いの言葉とともに、最終決戦の地となる『週アス』編集部を訪れた2人。そんな彼らを待ち受けていたのは、AMW内でもっとも『SDGO』をやり込んでいるとの噂もある最強の2人だった……。
アカザー「……遅かったな。ここまで全勝できただけあって余裕だな」
山田「フフフ、全勝優勝などさせませんよ」
不適な笑みを浮かべる『週アス』編集部のアカザー&山田。実装されたばかりの新型機、ガンダムエクシア(以下、エクシア)を駆り、歴戦のプレイヤーたちと野試合を重ねてきたアカザー。山田は射撃に特化した実装前の新機体、ガンダムデュナメス(以下、デュナメス)をCJインターネットジャパンから特別に入手し、すでにその扱いをマスターしているという。
ごえモン「なんというプレッシャーだ」
斎藤「これまで以上に強いプレッシャーを感じる……」
アカザーと山田が放つ並々ならぬプレッシャーにたじろぐ、ごえモン&斎藤。
アカザー「今までの戦いでは使用するモビルスーツに制限を設けていたようだが、最終戦は制限なしの全力バトルで行こうぜ!!」
山田「お互い死力を尽くして戦いましょう!!」
これまでは宇宙世紀のモビルスーツ限定で行ってきたこの対戦企画。指定された年代に作られたモビルスーツの中から適切な組み合わせを選択し、役割を分担することで戦いを優位に勧めてきたごえモン&斎藤だったが、制限がないということはモビルスーツの組み合わせも無限大ということになり……。
斎藤「ど、どうしましょう? 選択肢が多すぎて、どのモビルスーツを使っていいのかわかりません」
ごえモン「ここまできたら、あとは己の力を信じるのみ。お互い、自分の好きなモビルスーツで戦おう!!」
斎藤「ごえモンさん………わかりました!!」
ごえモンの提案でお互い自分が好きなモビルスーツで戦うことに決めた電撃オンラインチーム。はたして彼らは、最新鋭のエクシアとデュナメスを駆る『週アス』チームに勝利することができるのか!?
激戦続きだった“第一次AMW抗争”のラストを飾る舞台は、対戦サーバーに設置された部屋“BEYOND”。例にもよってまずはお互いのモビルスーツを確認する。
電撃オンラインチームのごえモンはアストレイグリーンフレーム、斎藤はノーベルガンダム。アストレイグリーンフレームはビームサーベルのほかにツインソードライフルを装備する近接特化機体。そして、ノーベルガンダムもまた攻撃範囲の広いビームリボンを装備した近接特化機体。
かなりトリッキーな編成ではあるが、強襲をかけ、連続で攻撃をヒットさせることができれば、射撃よりも格闘のほうが瞬間的に多くのダメージをあたえることができる。電撃オンラインチームの2人は、これまでの対戦で培ったプレイテクニックを駆使し、敵の射撃をかいくぐり、強襲をかける戦術をとることにしたのだ。
一方、『週アス』チームの2人は……。
斎藤「エクシアとデュナメスじゃない!?」
アカザー「まずはこの機体でアンタたちの実力を試させてもらうぜ!!」
アカザーは『機動戦士ガンダムSEED』に登場するザフト製のモビルスーツ、ゲイツを選択。山田もザフト製のモビルスーツ、ディンを選択。
ゲイツはビームクロウとビームライフルを装備し、さらにグレネイドランチャーまで装備した近距離戦も遠距離戦もこなせるバランスのとれた機体。ディンもまた突撃機銃と散弾銃を装備しており、弾切れの心配があまりない、高バランス機。
どちらのモビルスーツもプレイヤーのテクニック次第で一線級の活躍を期待できるモビルスーツではあるが……。
斎藤「エクシアやデュナメスと比べると見劣りする機体ですね」
ごえモン「まず1戦目に勝利して、エクシアとデュナメスを引っ張り出すしかないということか……」
▲ゲイツもディンもバランスのよい機体。ゲイツは強力なグレネイドランチャーを装備しているため、一撃のダメージが大きい。ディンの機銃や散弾はダメージこそ小さいが速射性に優れている。また、ディンは速度の値が高いのも特徴。ヒット&アウェイに適した機体と言える。 |
山田「さぁ、始めましょう」
余裕を見せる『週アス』編集部の2人。山田の冷静な言葉が合図となり全3戦勝負の第1戦がスタート。第1戦の舞台は建物の内部。これまで電撃オンラインチームはステージの構造を利用することで、勝利を収めてきた。
斎藤は、初めて経験するこのステージを把握するべく、周囲を探索することにしたのだが……。
斎藤「え!?」
通路の脇から下を眺め、試しに降りてみた斎藤を待っていたのは、パラボラアンテナ状の物体から放たれているビーム。そして開始早々、爆散するノーベルガンダム……。
▲通路下のパラボラアンテナ地帯に落下すると即死は免れない。斎藤はジャンプで通路に戻ろうとしたものの、ブーストゲージが足りずあえなく即死。 |
斎藤「……ごえモンさん」
ごえモン「どうやら、下に落ちたら即死のようだな」
通路から落下したら即死……。第1戦の舞台は、最終決戦にふさわしい危険極まりないステージだった。
斎藤が即死したため、2対1の状況に追い込まれてしまったごえモン。アカザーと山田は寄り添うに行動し、遠距離からごえモンのグリーンフレームを狙い撃ちする。
アカザー「格闘戦用の機体だけできたのが命とりだったな!!」
2機に狙い撃ちにされて追い詰められていくごえモンのグリーンフレーム。
▲アカザーのゲイツと山田のディンに集中砲火をくらうごえモン。近接特化機体のグリーンフレームは苦戦を強いられることに……。 |
ごえモン「こうなれば突撃あるのみ!!」
覚悟を決めたごえモンはアカザーに狙いを定め、ダメージ覚悟で突貫。アカザーはビームライフルで応戦するが、ごえモンの捨て身の行動に不意を突かれ、接近を許してしまう。
接近戦ではグリーンフレームが圧倒的に有利。ごえモンは通常のビームサーベルよりも攻撃範囲の広いツインソードライフルでアカザーのゲイツに切りかかる。
▲ツインソードライフルが連続でヒット!! アカザーのゲイツはあっという間に撃墜されてしまう。 |
ごえモンがアカザーを撃墜したタイミングで斎藤が戦線復帰し、電撃オンラインチームは2人がかりで山田のゲイツを撃墜。その後、アカザー、山田とも復帰し、一進一退の攻防が続くことになる。
実力は伯仲しており、どちらかが1機撃墜すると残りの1機を2機で集中攻撃して撃破するという流れが交互に発生し、残り時間はあとわずかに。
▲ごえモンが山田に必殺技を決めると、すかさずアカザーもごえモンに必殺技で反撃。一進一退の攻防が続く。 |
このまま勝負は引き分けかと思われたが、最後の最後で斎藤は敵の移動速度を下げる効果があるビームフラフープで動きの早い山田のディンを牽制し、隙を突いてアカザーのゲイツに必殺技を決めた。
▲ビームフラフープでディンの動きを遅らせ、隙をついてゲイツに必殺技を叩き込むノーベルガンダム。 |
この一撃が決めてとなり、電撃オンラインチームは辛くも1戦目に勝利。だが……。
山田「なるほど……なかなかやるようですね」
アカザー「そろそろ本気でいかせてもらうとするか」
敗戦しても余裕の表情を見せる『週アス』チームの2人。ついに『週アス』チームの真の実力があきらかに……。
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