2010年8月13日(金)
工画堂スタジオは、PC用AVG『白衣性恋愛症候群(はくいせいれんあいしょうこうぐん)』を今秋に発売する。価格は未定。
『白衣性恋愛症候群』は、新任の看護師・沢井かおりを主人公に据えた“看護師AVG”。かおりを中心に、女性看護師や患者との友情や恋愛が描かれる、ガールズラブストーリーだ。キャラクターデザインは同社の『AS~エンジェリックセレナーデ』などを手掛けた成瀬ちさとさんが担当。開発は、しまりすさんちーむが行う。以下で、ストーリーとキャラクターの紹介をお届けする。
【ストーリー】
新任の看護師・沢井かおりは、幼少のころに交通事故に遭い大手術をして、臓器提供という形で命を取り留めた。そんな彼女は、1人でも多くの命を救いたいと考え、医療の世界に足を踏み入れる。
かおりの職場は、彼女の事故当時の主治医が開業した医院。この医院で、同僚や患者、彼女をひいた加害者、さらには臓器提供者など、彼女にまつわる人々とかかわることになる――。
沢井かおり(21歳)
「落ち着かなきゃ……おまじないおまじない」
10歳の時、交通事故で肝臓と腎臓を破裂するが、臓器移植によって九死に一生を得る。以後、自分の命が他者の命によって永らえているとの思いから、医療の道を志す。誰かに触ると痛みなどが軽くなるなどの現象が起こり、過去に「癒しの手!」と冗談で騒がれたことがある。
大塚はつみ(29歳)
「わたしがあなたに厳しくするのは、期待してるから」
かおりが入職する病院の内科主任。 まだ新米のかおりをことさら厳しく指導し、かおりに恐れられるが、その根底には愛情がある。部屋は汚く料理ができないなど、家事一般が壊滅的な仕事人。
藤沢なぎさ(22歳)
「あたしたち、また良いコンビになれそう!」
かおりのプリセプター(指導看護師)。かおりの高校時代、生徒会では1つ上の先輩で、かおりにとってはあこがれの存在だった。そんななぎさは、かおりに対して秘めた想いが……?
堺さゆり(20歳)
「わたし、あなたの涙を見ても何とも思わないわ」
かおりの病院に入院してくる娘。かおりを初対面から敵視しているが、かおりは身に覚えがない。再生不良性貧血を患っている。
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