ミグルとあなたで綴る物語『グランドファンタジア』を始めよう！

文：電撃オンライン

　この6月でサービス開始1周年という節目を迎えたアエリアのPC用MMORPG『Grand Fantasia －精霊物語－（以下、GF）』。それを記念して、ただいま電撃のオフィシャル通販サイト“電撃屋”限定で、公式ファンブックの予約を絶賛受付中だ。本作は、小さな精霊“ミグル”と一緒に広大なアラクティカ大陸を舞台に、大勢のプレイヤーと冒険を繰り広げていく。初心者向けのサポートも充実しちるので、オンラインRPGを未体験の人にもオススメ。今回は、本作を知らないというビギナーに向けて、特徴的なゲームシステムを紹介しよう。

■自分だけのミグルとマイキャラクターを作ろう

　かつて地上の楽園と呼ばれたアラクティカ大陸が舞台。そこに住む清らかな生き物は、神から“ミグル”と名づけられていた。やがて楽園に訪れた災いに対して人とミグルは力を合わせて戦うが、それから数世紀後、大陸と人の心は荒れ果てミグルの力も失われてしまった。プレイヤーは聖地ラダ島へミグルを連れて移住した、ミグル使い“ドルード”の末裔。破滅へと向かうアラクティカを救うため、ミグルとともに旅立つことになる。

▲オープニングでは、ガイド役のミグルがアラクティカ大陸と精霊の歴史を説明してくれる。いろんなタイプのミグルが登場する。

　まずは、ゲーム内で長～い付き合いになる自分の分身・マイキャラクターと、パートナーのミグルを作成。男女の性別の他に、顔立ち（表情）、目の色、髪型、髪の色、肌の色の5つをカスタマイズできる。お気に入りのキャラができるまで、じっくり悩んで一番カワイイ＆カッコイイ子に決めよう。次にプレイヤーが始めて出会うミグル＝精霊の名前や体型、肌の色、スキルを決める。ミグルは、プレイヤーキャラクターのレベルによって4段階で進化するが、最初はお団子のようにコロコロした体型だ。赤い肌の色でタコ型の体型にすると、お弁当のウィンナーみたいだが……。

■チュートリアルを兼ねた初心者の島から出発

▲どんなクラスがあるのかは、実はキャラクター作成画面でチェックできる。各クラスごとの簡単な説明もあるので、必ず読んでおきたい。

　プレイヤーキャラクターの初期職業は、新米冒険者の“かけだし”だが、1次～4次までの転職システムによって、様々な職業に就くことができる。例えば上位職には、支援クラスのオラクル、仲間の盾となるホーリーナイト、後方アタッカーのソーサラーなど違う個性職業へ就ける。

　冒険が始まる“ラダ島”では、戦闘やミグルとの出会い、ミグルに仕事をお願いする方法、スキルの覚えかたなど、冒険に必要な基礎知識を全部学ぶことができる。島中の村人から依頼されるクエストを達成していけば、1～2時間程度で最初の1次転職に必要なレベル5になれるだろう。

▲ラダ島はミグル使いたちが住む小さな島。すべてはここから始まる。		▲初クエストをくれる老人は“賢者ハイド”。よく見ると物騒な棍棒を持っているが……。

▲最初に戦うモンスターの“ウサプー”は、ピンクのウサギ風で本作のマスコット的存在だ。その他にも、背中にいたずら書きされた“カニロス”など、様々なモンスターがゲーム内に登場する。

　レベル5になると船にのってラダ島から出る選択肢もあるが……慌てない、慌てない。島で受けられるクエストは全部クリアしてないはずだ。島のてっぺんには1匹のボスモンスターが待ち構えている。このボスを倒すクエストはパーティプレイ推奨。かけだしのまま挑戦すると、回復アイテムを山盛りもっていても間に合わず、アッサリ倒されてしまう。実は1次転職を済ませたキャラクターなら簡単に倒せる。報酬でもらえる武器はお店で買うより強力なので、できればクリアしておきたい。

　また、ラダ島は一度出てしまうと二度と戻れない、初心者だけが過ごせる特別なエリア。やり残したことがあっても、後悔しても帰れないまるで青春のように、はかないものなのだ（大げさだが）！　

■テンポよい戦闘と初心者でも安心の成長システム

▲クエストで指定されたモンスターが、どのマップのどのあたりにいるのか、赤い点で表示してくれる機能はとっても便利！

　キャラクターのレベルアップは、クエスト＆モンスターとの戦闘が欠かせない。「～～あたりにいる●●というモンスターを倒してきて」とお願いされたら、Mキーでマップを開き、場所を確認して出かけよう。

　戦闘システムはTabキーで一番近いモンスターをターゲットし、マウスの左ボタンをダブルクリックすれば自動的に戦闘開始。事前に1～0の数字キー、－キーと＾キーの合計12個のキーに攻撃スキルや、回復アイテムなどすぐに使うものをセットしておけば、あとは戦闘中にショートカットキーを押すだけで、テンポよく戦闘が行える。スキルには1度使ってから2度目が使えるようになるまで、数十秒から1分近く待たねばならない、クールタイムと呼ばれるシステムがある。ショートカットを並べる順番もよく考えないと、戦闘のリズムが崩れてしまうので、ここはプレイヤーが頭を使って考えよう。同じレベルの同じクラスを使うプレイヤーでも、戦闘スタイルには個性が出てくるはずだ。

　MMORPGビギナーが一番悩むのはキャラクターの育て方。いきなりAGI、STR、DXEなんてアルファベットを言われてもどれを伸ばしていけばよいのか、さっぱり分からないのが普通だ。一生懸命、攻撃力があがるSTRを育てたのに、ウィザードに転職してみれば一番大事な能力値はINTとWISだった……なんてことも。『GF』はレベルアップ時に、クラスに合わせたステータスが自動で上昇。さらに武器や防具を街のNPCにお願いして強化すれば、攻撃力や防御力のボーナス値が加算される仕組みなので、オンラインゲームに不慣れな人でも、選んだクラスに最適な成長が可能だ。

▲キャラクターのステータス値は自動で上昇。黄緑色の数字は強化された装備などで、ボーナスポイントが加算されている数値だ。

■一人前のミグル使いを目指せ

　すべてのプレイヤーは、キャラクター作成時に1匹目のミグルの外見や名前、得意なスキルなどを一緒に選んでいるはず。冒険を進めるとさらにもう2匹、合計3匹のミグルを所有でき、様々な仕事をお願いできる。モンスターを倒しているとときどき、“アラミルの呼び鈴”“ディーバのホイッスル”など、ミグルを捕獲するためにアイテムを手に入れる。これをクリックすると、新しいミグルがアタナの元にやってくるのだ。

　ミグルは森林や鉱山での採集と狩りで、アイテム生産に必要な素材を持ってきてくれる他、武器や防具を分解して逆に素材を抽出するスキルが備わっている。スキルは使えば使うほど経験値がたまり、レベルアップし、さらに上級の装備品を作ったり、レア素材を拾えるように。カワイイうえに働き者のミグルだが、あまりに働かせ続けるとミグルは家出してしまう……。ミグルにはそれぞれ体力と、プレイヤーとの新密度というバロメーターが設定されている。何度も採集活動に行かせて体力が減る。新密度が低いのに難しい仕事を頼むといったことをすれば、ミグルはすねてしばらく帰ってこないのだ。ご機嫌ナナメなミグルがいたら、彼らが大好きな食べ物サイダーやクッキーを必ず食べさせてあげよう。

▲ゲームを始めてすぐに1匹目のミグルとは出会える。		▲うちのミグルは鉱石収集、草木採集、杖製造のスキルを最初から持っている。

　また、ミグルを部屋の外に連れ出して戦闘のサポートもお願いできる。特殊なカードをミグルに装着させると、プレイヤーの通常攻撃力、魔法防御力、回避値といった能力がカードの種類に合わせてアップ。さらにモンスターが落としたアイテムを、走って拾ってくれるのが便利だ。ただし、部屋の外にいるミグルは時間の経過と共に体力が減っていくので、そこは注意してほしい。

▲ちょこちょこと後ろをついてくるミグル。たまーに失礼なことを言うが、そこもかわいい。

　キャラクターデザインやちっちゃなミグルの可愛さ。さらにアバター衣装の魅力などもあって女性プレイヤー率の高さが『GF』の特徴だ。そのせいか、初心者プレイヤーに親切な人が本当に多い。何か分からないこと、困ったことが起きたとき、街の中でくつろいでいる他プレイヤーにいきなり質問しても、ほとんどの人が優しく教えてくれる。ほのぼの、あったかい雰囲気が魅力の『GF』だからこそ、素敵なプレイヤーが集まるのだろう。

　また運営スタッフによる初心者サポートも手厚い。8月中だけでも20日、24日、25日にラダ島でGMが操作方法などを直接教えてくれる“初心者講習会”を開催。さらには花火大会まで実施していた。

　サービス開始から時間が経過したMMORPGは「今更始めても、以前からいるプレイヤーと交流できない。レベル差のせいで一緒に遊べない」という思い込みで、興味があっても始められない読者もいることだろう。『GF』ならば、いつでもアナタがミグル使いとしてやってくる日を待ってくれている。

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