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2010年9月9日(木)

TPSへと生まれ変わった『フロントミッション エボルヴ』をいち早くプレイ!!

文:電撃オンライン

■操作性は抜群!! 丁寧なチュートリアルでTPS初心者も安心!!

 さて、設定やストーリーの紹介が長くなってしまいましたが、ここからは実際にゲームをプレイした様子をお伝えしていこうと思います。僕が最初にプレイしたのはシングルキャンペーンモードです。

 ゲームを起動し、シングルキャンペーンモードを選ぶとムービーがスタート。ムービーは画質、音質ともにクリアで、CGで描かれた背景などは本物と見まがうばかり。キャラクターも海外の俳優を思わせる雰囲気で、このリアルな背景やキャラクターデザインと、全編が英語(+字幕)で展開される会話シーンとが相まって、まさにハリウッド映画を見ているような感覚を得ることができます。

『フロントミッション エボルヴ』 『フロントミッション エボルヴ』 『フロントミッション エボルヴ』
▲ニューヨークの襲撃シーンで再生されるムービー。ムービーでは、この美麗なヴァンツァーが動き回る。
『フロントミッション エボルヴ』
▲キャラクターデザインは実際の映画俳優を思わせるリアルなもの。英語で話すので、本当に字幕で海外の映画を見ているような感覚になります。

 実際のゲームは、ディランが試作機のテストを行うところから始まります。ここでは、ディランの幼なじみでメカニックのエイミーが、操作方法を教えてくれます。いわゆるチュートリアルではありますが、ディランとエイミーの会話がおもしろく、単なるチュートリアルに終わっていないところに好感が持てます。

『フロントミッション エボルヴ』
▲ディランの幼なじみで同僚のエイミー・コーエン。男勝りなところもありますが、常にディランを気にかけてくれています。
『フロントミッション エボルヴ』 『フロントミッション エボルヴ』
▲チュートリアル画面。ヴァンツァーの動かし方から、武器の使い方までエイミーが丁寧に教えてくれます。とりあえず、ここでいろいろと試して操作に慣れておけば安心です。

 S・RPGからTPSに変わったことで僕が一番恐れていたのは、僕のようにTPSが苦手なプレイヤーがプレイできる難易度であるかどうかということです。しかし、そんな心配は必要ありませんでした。チュートリアルは丁寧で、操作感も良好。

 僕はPS3版をプレイさせていただいたのですが、左スティックで機体を操作しつつ、左スティックの押し込み(L3ボタン)でブーストが使えるという仕様はかなり操作がしやすく、TPSが苦手な僕でも、円滑に機体を動かすことができました。

 丁寧なチュートリアルと高い操作性を誇る本作は、TPSが苦手だという人が、TPSの入門用としてプレイするのにも向いているタイトルだと思います。

■カスタマイズであらゆる戦況に対応可能!!

 シングルキャンペーンを進め、リアルな戦場に躍り出ると、さすがに難易度も増してきます。それでも、カスタマイズで戦況に合わせた装備を選んだり、もしくは自分の戦い方を確立し、それに合わせた装備を選ぶことであらゆる状況に対応が可能です。

『フロントミッション エボルヴ』
▲初めてカスタマイズを行う際は、戦場で出会ったU.S.N.陸軍のヴァンツァー操縦士のアデラ・シーウェルが、カスタマイズのノウハウを教えてくれます。

 たとえば、乱戦になると落ち着いて大火力の単発武器(ミサイルなど)を打つことができない! そのような場合は、腕にはマシンガンを、肩にはガトリングを装備し、とにかく弾丸をばらまくという戦い方もできます。

 僕の場合は、相手に確実にダメージを与えられる格闘武器が好きなので、とにかく機体の装甲を上げ、打たれ強いヴァンツァーを作った上で、ブーストで無理矢理敵機に急接近。そして、格闘武器で殴り倒すという戦い方を心がけていました。

『フロントミッション エボルヴ』
▲ボスにも格闘武器で殴りかかってみましたが、反撃で大ダメージを受けてしまいました。ボスに対しては別の戦い方を編み出す必要がありますね(笑)。

 まだまだこの戦い方が本当に自分に向いているのかはわかりませんが、こうして機体をカスタマイズしながら、自分に合った戦い方を見つけていくのも本作の醍醐味と言えるでしょう。

 カラーリングの変更やデカールを貼ることも可能なので、ビジュアル面でもオリジナリティを出して行くことが可能です。また、後述するマルチプレイで、おもいっきり自分の機体をアピールすることもできます。

 ちなみに僕は、第一次世界大戦で活躍したドイツの戦闘機パイロット・リヒトホーフォンに倣い、機体を赤一色で染めてみました。こんなふうに、カラーリングやデカールで、自分だけのこだわりを表現できるところも本作をはじめとする『フロントミッション』シリーズの魅力の1つだと思います。

『フロントミッション エボルヴ』 『フロントミッション エボルヴ』
▲デカールやカラーリングで機体のビジュアルをいじっているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。試しに脚をホバーにして、赤と白の迷彩にしてみましたがいかがでしょうか?

(C) 2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

データ

▼『フロントミッション エボルヴ』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2010年9月16日
■希望小売価格:オープン
 
■PC『フロントミッション エボルヴ』の購入はこちら
Amazon.co.jp
▼PC『フロントミッション エボルヴ』ダウンロード版
■メーカー:スクウェア・エニックス
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT
■発売日:2010年9月28日
■希望小売価格:59.99ドル
※Steamへの事前登録(無料)が必要

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