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2010年9月8日(水)

本編までの軌跡を描いた『英雄伝説 零の軌跡』ドラマCD! キャストコメント掲載

文:電撃オンライン

『英雄伝説 零の軌跡』

 日本ファルコムは、9月30日に発売するPSP用RPG『英雄伝説 零の軌跡』のドラマCD『英雄伝説 零の軌跡 ~光と影の棲む街~』の収録を行った。

 『英雄伝説 零の軌跡』は、同社を代表するRPG『英雄伝説』シリーズの6作目となる“『空の軌跡』3部作”の続編。光と闇の混在する魔都・クロスベルを舞台に、ロイドやエリィといった新たな若き英雄たちの戦いが描かれる。キャラクターデザインを担当するのは、イラストレーターのエナミカツミさんだ。

 今回の記事では、ドラマCDに登場するキャラクターたちと、収録現場で伺ったキャストのコメントを紹介する。(※インタビュー中は敬称略)

■ドラマCDに登場する主なキャラクターを紹介!

 『英雄伝説 零の軌跡』本編の背景を描いた作品として、世界観やキャラクターなどに触れることができるこのCDは、『英雄伝説 零の軌跡』の限定ドラマCD同梱版を買うと入手できる。ロイドが捜査官になった理由や、主要な4キャラクターたちの出会いなどが描かれている上、『英雄伝説 零の軌跡』本編には出てこないキャラクターもドラマCDに登場するようだ。以下に、ドラマCD『英雄伝説 零の軌跡 ~光と影の棲む街~』のあらすじと、物語を彩るキャラクターたちを紹介しよう。

■ドラマCD『英雄伝説 零の軌跡 ~光と影の棲む街~』あらすじ■

 巨大貿易都市クロスベル――。
 急成長を遂げる一方で二大国間の緊張にさらされ、マフィア、密貿易など多くの暗黒面を抱えるこの都市に、新米捜査官としてやってきたロイド・バニングス。
 しかし、配属されたのは捜査課ではなく、“特務支援課”という新設されたばかりの弱小部署だった。

 クロスベル市長の孫娘、エリィ・マクダエル。
 若き“魔導杖”の使い手、ティオ・プラトー。
 女たらしな元警備隊員、ランディ・オルランド。

 およそ規格外な彼らのリーダーに任命されたロイドは、さまざまな難事件を解決していく中で、クロスベル警察が“特務支援課”を設立した真の意図を理解していくことになる――。


■キャラクター紹介■

『英雄伝説 零の軌跡』

●ロイド・バニングス(18歳)CV:柿原徹也
「──行こう、みんな!
 俺たちならきっと《壁》を乗り越えられるはずだ!」

 本編の主人公で、クロスベル警察の新米捜査官。3年前に捜査官だった兄を亡くした後、しばらく外国で暮らしていたが、警察学校で優秀な成績を収め、捜査官の資格を得てクロスベル市に戻ってきた。真面目な常識人だが、不正や暴力に対しては敢然と立ち向かう熱血さもあわせ持つ。使用する武器は、敵の無力化と制圧に力点を置いた特殊警棒・トンファー。


『英雄伝説 零の軌跡』

●エリィ・マクダエル(18歳)CV:遠藤綾
「ふふっ、この街は大好きよ。
 でも──たまに呪わしく思うこともあるわ」

 クロスベル自治州代表の1人であるマクダエル市長の孫娘。帝国派と共和国派がみにくい政争を続けるクロスベルの政治状況に疑問を持ち、勉学のため周辺諸国に留学していたが、とある理由で警察入りを志願した。人当たりがよく優等生的な性格だが、競技射撃が趣味という凛々(りり)しさも備える。


『英雄伝説 零の軌跡』

●ティオ・プラトー(14歳)CV:水橋かおり
「正確に言うと、わたしは警察官ではありません。
 エプスタイン財団から出向したテスト要員ですので」

 大陸有数の技術力を持つエプスタイン財団に所属している少女。新装備“魔導杖”の実戦テストのため、クロスベル警察に出向してきた。クールな言葉と素っ気ない態度が印象的だが、別に人嫌いというわけではない。強力な魔法攻撃を繰り出せる魔導杖は、モードに応じてさまざまな形状に変形する。


『英雄伝説 零の軌跡』

●ランディ・オルランド(21歳)CV:三木眞一郎
「ハハ、まあそんなに気負うなよ。
 いざとなったらお兄さんがフォローしてやるぜ」

 クロスベル警備隊に所属していた元警備隊員。女グセが悪く素行不良でクビになりかけたところを警察に引き取られた。軟派で軽い性格だが、年上ならではの面倒見のよさや頼もしさも垣間見せる。タフで戦闘力も高く、強烈な打撃力を持つスタンハルバードを自在に振るう。


『英雄伝説 零の軌跡』

●セルゲイ・ロウ(38歳)CV:石塚運昇
「──ようこそ、特務支援課へ。
 山ほど仕事を回してやるから楽しみにしていろ」

 ロイドたちが所属する特務支援課の課長。有能だがクセが強すぎるため、警察上層部から煙たがられており、さまざまな思惑としがらみで設立された支援課の管理を受け持つことになった。放任主義で、ロイドたちにも最低限の助力とアドバイスしかしてくれない。


『英雄伝説 零の軌跡』

●ワジ・ヘミスフィア(17歳)CV:皆川純子
「――で、なに?
 警察の犬はお呼びじゃないんだけど」

 クールで中性的な美貌と、皮肉で謎めいた言動が印象的な少年。知性派を気取る不良チーム“テスタメンツ”のヘッドを務めており、手下の少年たちからは神秘的なカリスマとしてあがめられている。格闘術の使い手で、素早いフットワークを生かした空中戦が得意。


『英雄伝説 零の軌跡』

●ヴァルド・ヴァレス(20歳)CV:滝下毅
「この俺様にタイマンを売るとはな……
 上等だ、このままブチ殺してやるよ!」

 武闘派の不良チーム“サーベルバイパー”の巨漢のヘッド。その圧倒的な腕力と凶暴さで、大勢の不良少年たちを従えている。血の気が多く残忍だが、意外と面倒見がいいため彼を慕っている手下も多い。鎖を巻いた強化木刀の一撃は強烈で、鉄の扉をひしゃげてぶち破るほど。


『英雄伝説 零の軌跡』

●グレイス・リン(24歳)CV:生天目仁美
「ま、記事には色々書かせてもらうけど
 エールだと思って頑張ってちょうだい♪」

 雑誌社クロスベルタイムズに所属する女性記者(ルポライター)。かなり図々しい性格で、強引かつ体当たりの取材を得意としている。特務支援課の活動に興味を持っており、ロイドたちにことあるごとに絡んできた上で、彼らの活躍(というより失敗談)を紙面でおもしろおかしく紹介する。


『英雄伝説 零の軌跡』

●イアン弁護士(56歳)CV:藤本たかひろ
「ふむ、私の知る限り
 そんな事をしそうな勢力といえば
 “彼ら”意外にはありえないだろう」

 クロスベル市の西通りに法律事務所を構える人権派の弁護士。金融・商取引に関するトラブルを法的な側面から解決するかたわら、困っている市民の法律相談にも乗り、“黒髭先生”と呼ばれて慕われている。職業柄、さまざまな情報が入ってくるらしく、捜査に行き詰まったロイドたちにヒントを与える。


『英雄伝説 零の軌跡』

●フラン・シーカー(17歳)CV:有島モユ
「みなさん、お疲れさまですー。
 あんまり無理しないでくださいね~?」

 警察本部の受付でオペレーターを勤める女性警察官。ロイドたち特務支援課のバックアップを担当しており、導力ネット端末を通じて各種連絡や報告の処理などをしてくれる。警備隊員ノエルの妹で、ノエルのことが大好きなお姉ちゃんっ子。


●その他の登場キャラクター
 アンリ(CV:佐藤智恵)、リュウ(日比愛子)、老夫人、老人、赤ジャージの青年A・B、青装束の青年A・B、マフィアA・B・C

→次のページでドラマCDキャストのコメントを掲載!(2ページ目へ)

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