News

2010年9月16日(木)

PSP『シャイニング・ハーツ』プレイレポ! 過去作とは全然違うプレイ感でした

文:ごえモン

 東京ゲームショウ2010、セガブースに出展されているPSP用ソフト『シャイニング・ハーツ』のプレイレポートをお届けします。

『シャイニング・ハーツ』

 今回プレイできたのは、ゲーム内のイベント戦闘1つを体験できるTGSバージョン。これまでに発売された『シャイニング・ティアーズ』や『シャイニング・ウィンド』の戦闘と、どこがどう違うのかレポートしていきます。

■A・RPGから正統派RPGへと姿を変えた戦闘システム

 「過去作の戦闘と一体どこが違うのか!」などと冒頭で述べましたが、結論から言うとまったく違うものに変わっていました。

 これまでの作品は、主人公を操作しパートナーと協力しながら敵を倒していく、A・RPGでしたよね? でも『シャイニング・ハーツ』は4人パーティを組み、ターン制でバトルを行うオーソドックスなRPGへとジャンルを変えています。

 戦闘でプレイヤーは、まずマニュアル操作で攻撃するかオートで攻撃するかを選択できました。マニュアルを選択してみると、攻撃、魔法、必殺技といったオーソドックスなRPGにあるコマンドを選ぶことなります。バトルのテンポは、敵味方が入り乱れて戦うタイプではなくて、一定のテンポを保ちつつ、ひとりひとりが確実にコマンドを実行していくタイプです。

 バトルにはどうやら前後列の概念があるようで、後列のキャラクターは敵に直接攻撃ができません。敵にも同じことがいえますし、戦闘コマンドに“移動”というコマンドがあるので、戦闘時の位置取りが重要になってくるのかもしれません。

『シャイニング・ハーツ』
▲4×2のマス目の中にキャラクターを配置させて戦闘を行う。

 本作独自のシステムとして、主人公のリックが攻撃する時に合体攻撃が発動することがあります。合体攻撃は、自分以外のパーティメンバーから□、△、○に対応した仲間1人を制限時間内に選び発動させます。その際に、味方SDキャラクターの体から4色の“ハート”が出てストックされるのですが、必殺技を使うにはこのハートをある程度ためなければいけません。このあたりが、“心にとどくRPG”というテーマを感じられる1つのギミックになっているのかもしれませんね。また、もしかしたらこのハートが各キャラクターの主人公に対する好感度に影響するのかも? なんて考えも浮かびました。

『シャイニング・ハーツ』 『シャイニング・ハーツ』
▲必殺技の効果は、選んだ仲間によって敵の回避を下げる、敵グループに魔法を撃つなど効果が違いました。

 他には、戦闘中に何度か“効果の○○が発動”というメッセージが出ることがあり、その際には敵が必ず攻撃を避けたり、行動終了した仲間がもう一度敵に攻撃したりする場面もありました。攻撃をする時と、敵からの攻撃を受けた時に、自動で発生するスキルのようなものがあるようです。

 パートナー選びやスローライフRPGへと趣を変えたシステム、キャラクター性など、まだまだ気になることが山積みなのですが、今回の試遊では敵と5回ほどバトルをするのみ。およそ10分ほどのプレイ時間ですが、本作の戦闘をいち早く体験してみたい人は、セガブースを訪れてみてはいかがでしょうか?

『シャイニング・ハーツ』 『シャイニング・ハーツ』 『シャイニング・ハーツ』
『シャイニング・ハーツ』 『シャイニング・ハーツ』 『シャイニング・ハーツ』

(C)SEGA

■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料

データ

関連サイト