2010年9月17日(金)
カネキングです。東京ゲームショウ2010に出展されている、PSP用ソフト『けいおん! 放課後ライブ!!』のプレイレポートをお届けします。
つい先日、TVアニメ第2期の『けいおん!!』が最終回を迎えたわけですが、こちらは第1期のゲーム化ということで、『Cagayake!GIRLS』など、少し懐かしい楽曲が収録されています。最終回の唯のセリフがリフレインしてとても感慨深かったですよ……。まぁTVアニメの方は番外編の放送が残されているので、まだお別れではないですが。番外編の放送が終わり、「オレ明日から何を生きがいにすればいいんだ……」と路頭に迷ってしまうことのないよう、本作を予約しておくといいでしょう。
▲試遊コーナーの様子。撮影はできませんでしたが、上部にはモニターが備え付けられており、メインキャスト5人のビデオメッセージが上映されています。また、遊んでいる人のプレイ映像も別のモニターに映し出されるので、並んでいる間に確認して、感覚をつかんでおくといいでしょう。 |
さて、そんな『けいおん! 放課後ライブ!!』ですが、バリバリの音楽ゲームです。楽譜のような画面に音符に見立てたボタンが出現するので、タイミングよく押していくだけ。譜面が右端まで行くと左端に戻ってループする仕様なので、慣れないうちは右端と左端のつなぎ目で戸惑うかもしれません。それ以外は非常にわかりやすいシステムになっていました。
このゲームでは、唯、澪、律、紬、梓の中から1人を選び、そのキャラクターのパートを担当することになります。1曲につき、5パート分の譜面が用意されているわけですね。出展されていた体験版では、次の4曲と、それぞれのノーマル&ハード譜面が用意されていました。
・『わたしの恋はホッチキス』
・『ふわふわ時間』
・『ふでペン~ボールペン~』
・『Cagayake!GIRLS』
難易度は、上に行くほど簡単になります。まぁ、個人的に音楽ゲームはよく遊んでいるので、一番難しい譜面を……と選ぼうと思ったら、担当の人が突然横から「20秒ぐらいで終わってしまう人が続出しているので、自分に合った難易度を選んでください」なんて言ってくださるじゃないですか! ええええ! まさか……難しいのか? 並んでいる間にチェックしたプレイ映像を見る限りではイケそうだと思うのですが……いや、行ける。大丈夫。きっとみんな音楽ゲームを遊んだことがない人たちだったんだ! オレならできる! というわけで、『Cagayake!GIRLS』のハードにあわせていたカーソルを、ノーマルに変更してプレイ。えぇ、チキンですから。
パートは、メロディがわかりやすそうな唯を選択。そしていよいよプレイ! うおおお! ガチでかしまし! 懐かしい! ○と→の同時押しでちょっとだけミスりましたが、結果はB判定。まぁ、もう1回やればフルコンできるかなーといった感じの手応えでした。とはいえ、音楽ゲームをやったことがない人にとっては難しいかも。『ふわふわ時間』を選んでいる人が多かったですが、自信があるなら『Cagayake!GIRLS』でも問題ないでしょう。しかし、“すぐ終わってしまう人が続出”していたのも事実。腕前にあわせて曲を選ぶといいでしょう。
で、個人的にはかなり簡単だったので、もう1回並んで『Cagayake!GIRLS』のハード(唯パート)をプレイしてみました。こちらも、判定はC。終盤が若干難しくなっていましたが、基本はノーマルとあまり変わらないような……。使うボタンも×と○だけですし。音楽ゲームに慣れている人なら、たぶんクリアはできるのではないでしょうか! 難易度はそこまで高くはなさそうなので、みんなでPSPを持ち寄ってのセッションプレイが楽しそうですね。
さて、ゲーム終了後は、ちびキャラによる掛け合いが待っていました。体験版で見られるのは、律が用意した巨大せんべいを、紬がひと口で食べようと奮闘するといった内容のもの。せんべいを食べられず、涙目になる紬がとてもかわいいです。ムギちゃんペロペロ。
体験版の内容はこんな感じでした。試遊台は4台用意されていて、1曲で交代になっています。当日の混雑具合は予想ができませんが、『けいおん!』の人気を踏まえると、早めに足を運んだ方がいいかもしれません!(カネキング)
■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料