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2010年9月18日(土)

モンスターを狩るアクションMORPG――ガマニアの新作『Core Blaze』発表会

文:電撃オンライン

 ガマニアデジタルエンターテイメントは9月16日、アクションMORPG『Core Blaze』の体験会を開催。概要を初公開した。

 東京ゲームショウの同社ブースでは、映像出典のみとなっている本タイトル。体験会は幕張メッセ近辺の別会場で、メディア向けに行われたものだ。開発はガマニアグループに属する開発会社の1つ、レッドゲートが担当し、開発進捗度は40~50%とのこと。

モンスターを狩るアクションMORPG――ガマニアの新作『Core Blaze』発表会
▲『Core Blaze』開発チーム。左から、デザイナーのRock氏、アーティストのVic氏、COO&プロデューサーのJacky氏、プロジェクトマネージャのZack氏、リードプログラマーのJingjie氏。

 『Core Blaze』の開発コンセプトは、コンソールゲームの持つスピーディさや緊張感をオンラインゲーム化すること。そしてプレイヤーに、さまざまな場面で複数の選択肢や解決方法を用意し、さらにその選択が結果にも影響するような、高い自由度を与えることだ。

 本作の特徴は、プレイヤーの行動、マップの天気や地形などの環境、時間などがゲーム内ではすべて因果関係にある点だ。天候1つをとっても、プレイヤーキャラクターのステータス、モンスターのAIにまで影響を及ぼすため、同じマップで同じクエストを繰り返しても、毎回結果に違いが出る。

モンスターを狩るアクションMORPG――ガマニアの新作『Core Blaze』発表会 モンスターを狩るアクションMORPG――ガマニアの新作『Core Blaze』発表会

 具体的なゲーム内容だが、基本はパーティを組んでインスタンスダンジョンに入り、モンスターを倒すことが目的となっている。キャラクターに職業は存在せず、両手剣、片手剣、弓、盾の4種類の武器はどれでも使用可能。どれか1つを出発前に決定し、ダンジョン内では変更できない。両手剣はスピード、片手剣はパワー、弓は敵を混乱させる能力を持ち、盾は本タイトルでは防具ではなく武器扱いとなり、防御力に優れる上に攻撃スキルも使用できる。

 パーティはシステム上最大10人まで組めるが、現時点ではバランスを考えて4人~5人に設定してるとのこと。操作はゲームパッド対応……というよりはパッド前提の設計だ。スキルのショートカットなども各ボタンに割り当てできる。マウスとキーボードによる操作はできないわけではないが、あまり想定されていないらしい。

 画面左上に自分のキャラクター情報があり、赤いバーがHP、青は法力(スキルを使うのに必要)、黄色は体力(ジャンプや攻撃などの行動で消費)を示している。モンスターを倒すとその体から魂のようなものが出て、これを吸い込むと法力ゲージが回復。体力ゲージは一定時間で自動的に回復する。

モンスターを狩るアクションMORPG――ガマニアの新作『Core Blaze』発表会

 ミッションにはボスモンスターが待ち受けていて、プレイヤーの取った行動によりドロップアイテムが変化。脚だけを狙うことでボスのステータスが変化したり、部位破壊で特定の素材を切り出したりすることもできるようだ。マップによっては遠距離武器でないと攻撃できないところにボスが移動することもあり、パーティメンバーの武器選択は重要。

 ボスモンスターは一定量ダメージを与えると、第1段階から第2段階へ形態を変化させ、ドロップアイテムとしての素材を落とす。プレイヤーはこれを集め、よりよい武器の製作や強化に使う。また、ボスを倒すとスコアが表示され、倒した回数と時間などが記録に残る。将来はSNSとスコアランキングの連動も予定しているそうだ。

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■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料

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