2010年9月19日(日)
東京ゲームショウ2010の最終日となる本日9月18日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する“日本ゲーム大賞2010”のフューチャー部門発表授賞式が開催された。
フューチャー部門とは、東京ゲームショウ2010に出展された未発売作品を対象に、3日間にわたって来場者投票を実施。選出された作品の中から日本ゲーム大賞選考委員会によって選ばれた作品に贈られる賞のこと。今回は183タイトルの中から10作品に賞が贈呈されることとなった。受賞作品は以下のリストを参照のこと。
タイトル | ハード | メーカー |
---|---|---|
アイドルマスター2 | Xbox 360 | バンダイナムコゲームス |
ヴァンキッシュ | PS3/Xbox 360 | セガ |
エルシャダイ~アセンション オブ ザ メタトロン~ | PS3/Xbox 360 | イグニッション・エンターテイメント・リミテッド |
グランツーリスモ5 | PS3 | SCE |
DanceEvolution(ダンスエヴォリューション) | Xbox 360 | KONAMI |
ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー | PSP | スクウェア・エニックス |
二ノ国 漆黒の魔導士 | DS | レベルファイブ |
ファイナルファンタジーXIV | PS3/PC | スクウェア・エニックス |
モンスターハンターポータブル 3rd | PSP | カプコン |
龍が如く OF THE END | PS3 | セガ |
今年も、人気シリーズの後継作が10作品中6作と大勢を占めた。オリジナル作品は、セガの『ヴァンキッシュ』、イグニッションの『エルシャダイ ~アセンション オブ ザ メタトロン~』、KONAMIのKinect対応タイトル『DanceEvolution』、そして2年連続での受賞となるレベルファイブの『二ノ国 漆黒の魔導士』。『ファイナルファンタジー』シリーズからは『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』と、間もなく発売となる『ファイナルファンタジーXIV』の2作品が受賞し、地力の強さを見せつけていた。
▲授賞式の模様や、クリエイターのあいさつの一部を写真とともにお届け。昨年と同じく司会には、ゲームに造詣が深く、数々のゲームに挑戦しているタレント・有野晋哉さんが選ばれた。 |
▲『電撃ゲームス』の千木良章編集長がプレゼンターとして、クリエイターにトロフィーを贈呈したり、インタビューを行ったりしていた。 |
▲『二ノ国 漆黒の魔導士』が2年連続で受賞したことに、レベルファイブ代表・日野晃博氏は「少し恥ずかしいですね」とコメント。またスタジオジブリと一緒に仕事したことについては「とても勉強になりました。違う分野ですが、一緒に仕事をさせてもらったことで制作のレベルが上がったと思います」とうれしそうに話していた。 |
▲『アイドルマスター2』の受賞に喜ぶ制作陣。シリーズ総合プロデューサー・坂上陽三氏は「シリーズ初作品から約5年。いろいろな点で、変化を意識しています。愛でる“萌え”とトップを目指す“燃え”を楽しんでもらえれば」とコメント。 |
▲「まさに今、開発の佳境です」と語ったのは、『モンスターハンターポータブル 3rd』の一瀬泰範ディレクター。「ユーザーを待たせたぶん、期待に応えられる内容にいたします!」と気合いの入ったコメントを寄せていた。 |
■東京ゲームショウ2010 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2010年9月16日~17日 各日10:00~17:00
一般公開日……2010年9月18日~19日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売り1,000円(税込) ※小学生以下は無料