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2010年9月21日(火)

新要素“お店”がついに判明! 『とんがりボウシと魔法のお店』ゲーム紹介その2

文:電撃オンライン

 KONAMIが11月11日に発売を予定しているDS用ソフト『とんがりボウシと魔法のお店(以下、魔法のお店)』の、新たに公開された情報を紹介していく。

 『魔法のお店』は、2008年に発売されたコミュニケーションゲーム『とんがりボウシと魔法の365にち(以下、魔法の365にち)』の続編。今作では、飲食店や洋服屋、アクセサリショップといった自分だけの好きな“お店”を開くことができる新要素が追加されている。今回は、新要素の目玉となる“お店”についての詳細をお伝えしていく。

●お店の開店準備~開店の流れが明らかに!

 お店の開店準備は、魔法学校に入学した後で行える。お店にいるバイトねこから説明を聞くことからスタート。開店までの流れは下記の通り。

1.まずはお店に向かおう!

 お店の奥には料理を作るためのキッチン、洋服やアクセサリなどを作るためのアトリエがあり、商品はそれぞれ各部屋で作る。お店にいるバイトねこは、キッチンがコック帽のねこ、アトリエが腰エプロンのねこ、接客が蝶ネクタイのねこと、見た目でそれぞれ担当が異なっている。どうやら鳴き声も違うようだ。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』

2.お店の倉庫から“材料”を取り出す。

 バイトねこからお店の設備についての説明を聞いた後は倉庫へ行き、商品の“材料”を選ぶ。お店の倉庫は、購入した材料や作った商品を保管しておくところ。今日紹介する“開店準備”時には、おうさまからお店をもらった際に“売りたい”と答えた商品のジャンルの材料(たべもの、はな、ふく、アクセサリのいずれか)が保管されている。

『とんがりボウシと魔法のお店』

3.いよいよ商品づくり!

 バイトねこの説明を聞きながらミニゲームをプレイして商品を作っていく。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲“たべもの”はキッチンで作成。画像はオーブン料理のレシピを使って“ケーキ”を作っているところ。“ケーキ”のミニゲームは、材料を混ぜる→ケーキが焼けたタイミングでオーブンをタッチする→材料をトッピングするという、3つの工程に分かれている。
『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲アトリエでは、“たべもの”以外の商品を作ることができる。“はな”のレシピでは花束を作ることができ、その工程はタッチペンを使って花束を包む、包んだ花束の花を整えるの2つ。
『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲“ようふく”の“スカート”作りでは、布のラインに沿ってタッチペンを動かし、ミシンでスカートを縫っていく。ラインをはみ出して縫うと失敗となってしまうので注意!
『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲“アクセサリ”の“ネックレス”作り。まず宝石を飾りつけた後、タッチペンを左右にスライドしてピカピカになるまで磨き上げる。

4.お店に商品を配置

 商品アイテムが完成したら、バイトねこの指示にしたがって商品を配置。値段についてはバイトねこがちょうどよい価格を設定してくれるが、自分で決めることもできる。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』

5.商品の配置が終了したらいよいよ開店!

 自分が作った商品には、すべてにプレイヤーが名前をつけることができる。

また、最初のレシピは1種類のみだが、魔法学校でメリッサ先生による“お店”の授業を受けるとレシピが増えていき、いろいろな材料の組み合わせにより10万通りものアイテムが作れるようになるという。

『とんがりボウシと魔法のお店』

●接客、宣伝、お店の改装でどんどん売り上げを伸ばそう!

 お店にお客さんが来てくれたら、商品を買おうか迷っているお客さんに話しかけたり、質問に答えたりと、ていねいに接客をしよう。

自分がお店にいない時にはバイトねこが代わりに店番をしてくれるが、彼らはあまり接客が得意ではないので、できるだけ自分でお店に立つほうが売り上げがいいらしい。

 お店を繁盛させるためには、もちろん宣伝も必要。宣伝の手段としては、郵便局からクラスメイトにダイレクトメールを出す方法と、町でクラスメイトに話しかけ、商品を実際に見せる方法の2種類がある。後者の場合、クラスメイトの話した商品の感想がそのキャラクターの好みとして“おきゃくさまリスト”に反映されるとのことだ。

 さらにお店が繁盛してお金が貯まれば、外観や内装を変更することもできる。店のカスタマイズ変更は、大工の“げんぞう”に変えたい部分とパーツを依頼すればOK。“げんぞう”が持っているパーツの種類もゲームを進めていくと増えるらしい。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲売り上げを伸ばすには、接客も手を抜かないことが大事。商品についての質問にもキチンと答えよう。
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▲お店を開いたら、ダイレクトメールで知らせたり、直接商品を見せて紹介したりとさっそく宣伝。
『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲お店の見た目は“たてもの”“かんばん”“かざり”“ドア”、お店の内装は“はいち”“かべがみ”“ゆか”“しょくたく”“きゃくせき”“カウンター”“まど”などに分かれており、変更したい部分とパーツを選択すれば改装することができる。

●買い物がもっと楽しくなる!毎月異なるテーマのフェアも開催

 この町では毎月決まった日に、特定のテーマによるフェアを開催。その期間中、町はフェア一色となるので、各テーマにちなんでお店の雰囲気を変えたり、商品を作って売り上げアップを目指そう。フェアを盛り上げれば、お城にいるおうさまから表彰されることもあるとか。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』
▲9月に開催される“オータムフェア”では、街中が秋らしい雰囲気に。自分のお店で使うフェアの看板は、“げんぞう”さんに依頼すれば手に入る。

●“ガーゴイル”の後日談イベントを収録!

 前作『魔法の365にち』では、現実と同じ時が流れながらも週に1度だけ“ふしぎじかん”が訪れ、特別なキャラクターによる“ふしぎな事件”も発生する。今作『魔法のお店』では、前作で解決した“ふしぎな事件”の後日談が語られる。その“後日談イベント”の1つが明らかにされたのでここで紹介しよう。

・“ガーゴイル”ふしぎな事件

 学校のロビーで見張りをしている2匹のガーゴイル像。“左のガーゴイル”は居眠りばかりしてしまうため、番人としての自信を失くして学校から逃げてしまった。洞窟で逃げ出した“左のガーゴイル”に出会い、眠気を覚ますためのアイテムを渡すことで事件が解決した。

・“ガーゴイル”後日談イベント

今回は、“左のガーゴイル”から事件解決の話を聞いた“右のガーゴイル”の依頼を受けることになる。その依頼とは、どうやら“魔法学校の生徒”に関するもののようだが……。

『とんがりボウシと魔法のお店』 『とんがりボウシと魔法のお店』

 『魔法のお店』から遊んだ場合は、まず“ふしぎな事件”が発生し、解決後に“後日談イベント”が起こる。前作を未プレイでもすんなりと物語に入り込めるので、魔法学校での生活やお店の経営に興味が沸いた人はソフトの発売を楽しみにしていよう。

(C)2010 Konami Digital Entertainment

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