2010年9月30日(木)
アクアプラスは、PSP『ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地-PORTABLE(以下、花冠の大地PORTABLE)』を11月25日に、PSP『ティアーズ・トゥ・ティアラ 外伝-アヴァロンの謎-PORTABLE(以下、アヴァロンの謎PORTABLE)』を12月16日に、それぞれ発売する。
『ティアーズ・トゥ・ティアラ PORTABLE』シリーズは、PS3用ソフトとして発売された2作品をPSP用に作り変えたもの。ゲームは、2Dビジュアル&フルボイスによるアドベンチャーパートと、美麗なエフェクトで展開するシミュレーションパートがある。この記事では、両タイトルの追加・変更点を中心として、ゲーム概要をお届けする。
なお、本日9月30日に、両タイトルのティザーサイトが公開された。サイトでは、PVも公開されるというので、見逃さないように!
ゲーム難易度に、PS3版で用意されていた“EASY”、“NORMAL”、“HARD”に加えて、“DEVIL”モードが加わる。HARDよりも手ごたえがある難易度を味わいたいなら、DEVILでプレイしてみては?
なお、一部データをメモリースティックにインストールすることで、画面の切り替えが通常よりも速くなり、快適にプレイすることができる。さらに、プレイ中に見たイベントCGをメモリースティックに保存して、壁紙に設定することが可能だ。
本作のもととなった『ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地-』は、2008年7月にPS3用ソフトとして発売され、TVアニメ化もされた人気タイトル。2009年7月には低価格版が、2009年9月には『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝-アヴァロンの謎-』が発売された。
キャラクターデザイン・原画はPS3版と同様で、なかむらたけしさんと甘露樹さんが担当している。オープニングアニメは、『鉄コン筋クリート』などを手掛けたSTUDIO4℃が製作。ハイクオリティーなアニメーションが流れる。豪華声優陣が声を当てている点も特徴だ。
上記の追加点の他に、ユーザーからの要望に応える形で『ティアーズ・トゥ・ティアラ外伝-アヴァロンの謎-』で用意されていた戦闘評価機能が実装された。各ステージでの戦闘終了後、クリアまでにかかったターン数・アイテムの使用回数などに応じて戦闘評価が示される。各ステージにはボーナス条件があり、その条件を満たせば戦闘評価にボーナスが加算される。戦闘評価が高ければ、よりよいアイテムを手に入れることができる仕組みだ。
“青銅の時代”の終焉(しゅうえん)から1200年。
大陸では新たに勃興(ぼっこう)した“神聖帝国”がその勢力を広げ、
あまねく辺境の地を、かつての“古代王国”の領域までをも
呑み込みつつあった。
そんな中、帝国の侵攻を受けたエリン島では、
ゲール族の少女・リアンノンが、魔王・アロウン復活の儀式のため、
今まさに、生贄(いけにえ)にされようとしていた。
さまざまな要因が重なり儀式は失敗してしまったかのように見えたが、
結局、魔王アロウンは復活してしまう……。
アロウン (CV:大川透) | リアンノン (CV:後藤邑子) | |
本作の主人公で、永きにわたる眠りから目覚めた魔王。伝説上の存在であり、漆黒の衣の奥に、多くの謎を秘めている。復活後、リアンノンたちと行動をともにすることになる。 | 予言の力に秀でた、心優しい託宣の巫女。ゲール族の前族長の娘であり、失われた古代王国の末えいだ。両親を早くに失ったため、小さいころから兄のアルサルに育てられてきた。 |
(C)2008、2010 AQUAPLUS
(C)2009、2010 AQUAPLUS
※画像は開発中のもの。