News

2010年10月7日(木)

『バーチャロン フォース』のミッションモードに迫る! 景清の機体情報も掲載

文:電撃オンライン

 セガは、12月22日に発売を予定しているXbox 360用ソフト『電脳戦機バーチャロン フォース』の新情報を公開した。

『電脳戦機バーチャロン フォース』

 本作は、人気ロボットACT『電脳戦機バーチャロン』シリーズの3作目である同名ソフトをXbox 360に移植したもの。シリーズで初めて2on2バトルを採用し、リーダー制やレスキューダッシュなどの独自システムが搭載されている作品だ。移植に際して、Xbox LIVEを用いた最大4人での通信対戦に加えて、フレンドとともに戦う協力プレイも可能になっている。

『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
本作に搭載されているメインメニュー。パートナーが2PプレイヤーかAIキャラクターかも、一目で確認できる。
『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
2Pプレイヤーがいる状態での、オフライン対戦の組み合わせ選択画面。画面分割での協力、対戦のどちらも可能だ。
『電脳戦機バーチャロン フォース』
条件を満たすことで“勲章”を獲得できる。その条件はさまざまで、かなりの数がありそうだ。

 今回明らかになったのは、グラフィックアレンジ機能やミッションモードの詳細について。また、AI機能やトレーニングモードの情報も公開されたので、景清系の機体情報とあわせて掲載する。1報2報3報4報はこちらの記事を参照のこと。

◆表現にアレンジを追加! グラフィックアレンジ機能搭載

 2009年に配信された『電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム Ver.5.66』に搭載されていたグラフィックアレンジ機能が、本作にも用意されている。この機能を使うと、アーケードの雰囲気はそのまま残しつつも、光や影などさまざまな表現にアレンジが加わる。ON/OFFは簡単に行えるので、気分によって切り替えてみては?

『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
左がグラフィックアレンジOFFで、右がON。機体だけでなく、背景にも効果がおよぶグラフィックアレンジの中でも、わかりやすいのが機体の影。丸い形であった影が機体に合わせてリアルタイムで描写されるようになっている。
『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
グラフィックアレンジをONにすると、光がより鮮やかに描写されるようになり、全体的にくっきりした印象を受ける。ONに設定すれば、すべてのモードで適用される。

◆ミッションモード

 ミッションモードは、アーケード版にあった“スペシャルミッション”をベースにしたもので、通常とはひと味違うプレイを楽しむことができる。アーケード版では条件がそろった時に指令を受けるというシステムだったが、Xbox 360版ではいつでも自由にプレイできる仕様となっている。今回はその中から、3つのミッションを紹介する。

●回収ミッション●限定状況想定ミッション●シャドウミッション
ステージに置かれたクリスタルやディスクを集めるミッション。ジャンプをすると敵の方向を向いてしまうので、正確な移動操作が求められる。なお、このミッションでは敵を倒すと失敗になってしまう。2Dデータ非表示、近接攻撃のみ可能、自チームのみ機動力が常時低下など、さまざまな限定状況でクリアを目指すミッション。後半になると敵のレベルも上がってくるので、クリアが難しくなっていく。アーケードにもあったシャドウミッションも健在。敵の機体はシャドウが憑依し、圧倒的な攻撃力を持った状態になっている。一撃で大ダメージを受けるので、常に注意する必要がある。
『電脳戦機バーチャロン フォース』 『電脳戦機バーチャロン フォース』
ミッションクリア後の機体支給画面。新たな系統の機体が入ることもあれば、カラーバリエーション機体が入ることもあるようだ。

◆AI機能紹介

 自分が連れていくパートナー僚機のAIを、育成することが可能。最初は反応も鈍く、足手まといになることも多いが、パラメーターをアップさせることでかなりの戦力を発揮する。育成するには、AIパートナーを連れた状態でプレイする必要がある。ステージクリアだけでなく、ステージに落ちているディスクを発見することでもポイントを獲得できる。

『電脳戦機バーチャロン フォース』
ポイントを振り分けて、AIをカスタマイズしよう。機体の長所を伸ばすか、短所を補うか、プレイヤーの戦略によって、変化しそうだ。

◆トレーニングモード

 本作には、2つのトレーニングモードが存在。1つは、アーケード版にあった、ハッター軍曹によるチュートリアルを大幅に強化した“チュートリアル”と、もう1つは対戦する機体にさまざまな設定をして、自由に練習できる“プラクティス”だ。

●チュートリアル

『電脳戦機バーチャロン フォース』

 これから始める人のために、基礎の基礎からスタートし、知る人ぞ知る高等テクニックまでを伝授するモード。身につくまで何度でも練習できる。

●プラクティス

『電脳戦機バーチャロン フォース』

 動く、動かない、近接アリ/ナシなどさまざまな設定をして、自由に練習できるモード。キャンセルできる行動を表示する“キャンセル行動表示”や、ゲーム全体のスピードを下げる“SLOW設定”など、実戦向けの役立つ練習が可能だ。

◆機体紹介第4弾で景清系をお届け

●景清系

景清・風景清・林
▲鎧武者のようなフォルムを持つ機体で、二刀流。射撃エネルギーの回復が遅いので、近接攻撃を織り交ぜた戦術が必要となる。▲長い槍を持った景清。操作のレスポンスがよく動かしやすい。近距離ですばやく立ち回れば、敵を翻弄できる。風より射撃攻撃が使いやすい。
景清・火景清・山
▲景清シリーズの中で、攻撃力と装甲値が最も高い機体。機動性の高さと相まって、攻守ともに高い性能を誇る。近接攻撃で相手を斬れ!▲薙刀を装備しており、近接攻撃の範囲がかなり広い。射撃性能にも優れているため、遠距離からの支援攻撃も得意とする。
景清・凬
『電脳戦機バーチャロン フォース』
▲レア機体で、風と同じ二刀流。刀を組み合わせて弓を作り、矢を連射する攻撃を行う。

(C)SEGA CHARACTERS (C)AUTOMUSS CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
※画面は開発中のもの。

データ

関連サイト