2010年10月18日(月)
最後はお待ちかねの声優トークショーですな。 | ||
登場したのは、探偵・零役の鈴木達央さんと、刑事・秋羅役の立花慎之介さんです。 | ||
トークは、司会者の質問に鈴木さんと立花さんが回答するという形式で行われました。 | ||
以下にその内容を掲載するので、ぜひチェックしてください! |
▲刑事・如月秋羅役の立花慎之介(左)と、私立探偵・香津木零役の鈴木達央さん(右)。 |
――ご自身が演じるキャラクターについて、どのような印象を持たれましたか?
鈴木:ゲームでは探偵役と聞いていたのに、ドラマCDでは中学生ですと言われて、ちょっと混乱しました(笑)。零は、一匹狼といいますか、ノラネコみたいな存在ですね。コミュニケーションを取るのに時間はかかるけど、一度懐に入ってしまうとすごく懐きやすい、そんな印象のキャラクターです。ドラマCDの中学時代と、ゲームで描かれる大人になってからのギャップといいますか、成長を見ていただきたいですね。
立花:零がネコなら、秋羅はイヌでしょうか。すごく集団行動といった和を大切にするキャラクターです。体育会系のまとめ役という感じですね。これまで線の細い役を演じることが多かったので、彼のような役は珍しくておもしろいです。いろいろ挑戦させていただいています。
――ドラマCDで印象に残った台詞やシーンは?
鈴木:印象とは異なりますが、零のちょっと古めかしい「~なのだよ」といった言い回しが、難しくて大変でした。零は絶対、訳文が古い昔の『シャーロック・ホームズ』などの本が好きなタイプですよ(笑)。
立花:ミステリーを主軸においている作品ですから、ドラマCDでもミステリアスなストーリーが楽しめるところですね。
鈴木:謎解きのシーンに入ると、これまでバラバラだった零、秋羅、晃太朗の3人の会話がすごく流ちょうになるのは、印象的でした。
――ドラマCDの収録現場でのエピソードはありますか?
立花:入野くん(橘晃太朗役の入野自由さん)がB級ホラーがすごく好きで、ずっとその話ばかりしていましたね。
鈴木:ミステリーじゃなくてホラーの話だったね(笑)。
――最後に、『ブラック ロビニア』に対する意気込みを教えてください。
鈴木:『ブラック ロビニア』は、“女性でも気軽にできる本格推理ゲーム”がコンセプトの作品です。普段ミステリーに触れたことがない方に対しても、門戸を広く設けたゲームとなっています。そこに、零というキャラクターがいいスパイスとなるよう、演じられればいいと思っています。
立花:ドラマCDは中学生、ゲームは大人と、いろいろなメディアでいろいろな時間軸を演じられることはおもしろいですね。ゲームの難易度に関しては、ある程度のハードルの低さと言いますか、バランスがすごく難しいんですが、それがうまくいけば誰でも楽しめる作品になると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけるとうれしいです。
(C)BROCCOLI / Illustration:こちも