ゾンビだらけの神室町で何が起こる!? 『龍が如く OF THE END』物語＆キャラ紹介

■『龍が如く OF THE END』ストーリー■

　2011年4月。東京・神室町。
　このアジア最大の歓楽街の街中に突如として出現したのが……生ける屍、ゾンビ。
　死者であふれかえった神室町は、自衛隊により“壁”で隔離され、その内側は、さながらこの世の地獄と化した。

　爆発的に増殖していく感染者たち（＝ゾンビ）は新たな獲物を求めさまよい歩く。
　今や神室町の勢力図は完全にぬり替わり、死者が生者を圧倒する文字通りの死の街となる。
　見捨てられ、取り残された壁の内側から脱出しようとあがく、わずかな生存者たちに突きつけられる絶望の2文字。

　だが、この神室町史上最悪の危機に、4人の不屈の男たちが立ち上がった。
　誰彼かまわず金を貸すという謎の金貸し、秋山駿。
　狂犬と呼ばれ怖れられる隻眼の極道、真島吾朗。
　長きに渡る眠りから目覚めた関西の龍、郷田龍司。
　そして伝説の元極道……桐生一馬。

　4人はそれぞれの守るべきもののため、戦場となった神室町を縦横無尽に駆け抜ける。
　覚めやらぬ悪夢に敢然（かんぜん）と立ち向かう彼らは、取り残された人々の希望の灯火。
　“元神室町の住人”たちとの哀しい戦いの最中、男たちは途方もない犠牲を出したこの非常事態が、とある強い意志によって引き起こされたことを知るにいたる。

　その時、神室町は、ゾンビを超える破壊と恐怖に染まっていく……。

桐生一馬（きりゅう・かずま）　声・黒田崇矢

　元東城会四代目会長。

　“堂島の龍”と呼ばれる極道だったが、東城会四代目を襲名と同時に引退。しかしその後まもなく、東城会と近江連合の抗争を防ぐなど、いまだ伝説を生み出し続けている。

　4年前から沖縄の養護施設“アサガオ”を運営。桐生最愛の女性・由美の娘、遥とともにつつましくも穏やかな生活を過ごしている。

　2011年4月、謎の男から遥を誘拐したとの脅迫電話を受ける……。

真島吾朗（まじま・ごろう）　声・宇垣秀成

　かつて“嶋野の狂犬”とも呼ばれた超武闘派の極道。

　東城会直系真島組組長であり神室町ヒルズの建設事業責任者。堂島の龍と呼ばれた桐生の強さに執着し、幾度もの戦いを繰り広げてきた。

　2011年3月、かつて敵対関係にあった近江連合元幹部、郷田龍司に関する不穏な情報が飛び交う中、突如ゾンビが発生する非常事態に巻き込まれる。ただ本人は、「まさか、ゾンビとやりあえる日がくるとはのぉ……」と状況を最大限に楽しむのだった。

秋山駿（あきやま・しゅん）　声・山寺宏一

　街金融スカイファイナンス社長。

　かつては、神室町でホームレスをしていたという謎の金貸し。神室町の雑居ビルの一室で、スカイファイナンスを経営する一方、同じく神室町に“エリーゼ”というキャバクラを所有している。

　2011年4月1日、貸付金の回収のため、秘書の花とともに神室町へと繰り出した秋山は、とある事件に巻き込まれるが……。

郷田龍司（ごうだ・りゅうじ）　声・岩崎征実

　元・近江連合直系郷龍会二代目会長。

　4年前、東城会と近江連合の五分の盃に納得がいかず、本部に対しクーデターを起こして、神室町へ侵攻した。

　やがて桐生との死闘を繰り広げるが、戦いに敗れて、近江連合からも破門にされる。その後、たこ焼き屋として各地を転々とし、龍司は神室町の近くまで流れ着いて来ていた……。

遥（はるか）　声・釘宮理恵

　桐生の最愛の女性、由美が遺した14歳の少女。

　桐生とともに沖縄へ渡り、親のいない子どもたちと一緒に、養護施設“アサガオ”で暮らしている。中学生となり、施設の小学生たちのお姉さん的な立場で、皆の面倒を見る。

　2011年3月、自身が育った養護施設“ヒマワリ”からの招待を受け、単身沖縄を発つが……。