『ポケモン』最新作の5連覇を阻んだ作品は『毛糸のカービィ』！

文：電撃オンライン

　10月第3週のランキング（集計期間：2010年10月11日～17日）は、4週連続トップのDS『ポケットモンスターブラック』（ポケモン）を押さえて、人気キャラクター・カービィが活躍するWii用ACT『毛糸のカービィ』（任天堂）が1位を獲得しました。

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
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　シリーズ18作目、据え置き機ではニンテンドウ64で発売された『星のカービィ64』以来10年ぶりとなる『毛糸のカービィ』。発売週実績は推定9.4万本（店頭消化率40％前後）でした。過去のシリーズ作が、いずれも初週で20万本前後の販売実績を残していることを考えるとやや伸び悩んだ印象を受けます。今後の後伸びに期待したいところですね。

　続く2位と3位には、DS『ポケットモンスターブラック』と『ポケットモンスターホワイト』（ポケモン）が顔を並べました。2バージョン合わせた販売実績は、推定16.0万本（『ブラック』……8.5万本、『ホワイト』……7.5万本）。累計販売数は、発売1カ月で416.7万本（『ブラック』……216.4万本、『ホワイト』……200.3万本）に達し、両バージョンともにダブルミリオンを突破しました。

　ちなみに、DS『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』以降に発売された『ポケットモンスター』シリーズの累計販売数に対する発売1カ月（5週間）の販売比率は、平均で約60％。この数字を単純に今作に当てはめると、累計販売数は695万本と、約700万本に達する計算になりますが……。年末・年始商戦でどこまで数字を伸ばせるかが、大きなポイントになりそうですね。

　また4位には、スクウェア・エニックスが手掛けるマルチプレイ型のPSP用ACT『ロード オブ アルカナ』が初登場。アドホックモードを利用した最大4人の協力プレイが楽しめる本作は、販売実績が推定7.5万本、店頭消化率が55％前後となっています。5位以下については特に目立った動きもなく、DS『キングダム ハーツ Re：コーデッド』（スクウェア・エニックス）や、PS3『レッド・デッド・リデンプション』（Take-Two Interactive Japan）、Wii『Wii Party』（任天堂）といった旧作が上位に顔を並べました。（アスキー総合研究所）

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