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2010年10月27日(水)

【PW養成講座20】新システム“感染”を使ったデッキを構築してみる!!

文:電撃オンライン

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■ “感染”デッキをつくってみよう ~サイドボード編~ ■

うーん、なかなか勝てないなぁ。《コジレックの審問》で打ち消し呪文を捨てさせられないと《法務官の手》とか《化膿獣》が打ち消されちゃう。
そうねぇ。じゃあ、どうする?
そっちのデッキにはあんまり効かない《血の復讐》を《強迫》と交換するっていうのはどう?
悪くないわね。でも、除去呪文がなくなるとクリーチャーデッキを相手にするときつらいわよ?
それもそうなんだよなぁ。どうしようか。
ダイスケ君。あなた、サイドボードのことを忘れてない?
……てへっ♪
ふぅ~。誰にアピールしてんの誰に! 「やっちまいましたァ~ん」といわんばかりのお茶目フェイスを披露しちゃってからに……。ともあれ、苦手な相手に対するカードをサイドボードに入れないとね。
じゃあ、まずコントロールデッキ対策として《強迫》を入れるね。それから、逆にクリーチャーデッキ相手には除去呪文、《破滅の刃》とかを入れていけばいいかな。
そうね。クリーチャーが強力な緑、白を対策するなら《死の印》もマナ・コストが軽くていいわよ。あとは、最近流行ってるコンボデッキ対策かしら。
コンボデッキ対策ってどうすればいいんだろ?
コンボデッキは特定のカードがそろって初めて威力を発揮するから、そろわないようにしちゃえばいいのよ。
じゃあ、もっと手札破壊呪文を増やす?
それもアリね。あとは相手のキーカードがわかるなら、こんなカードもオススメよ。
PW20
このカードがあれば、相手のカード1種類を根こそぎ追放することができるわ。感染デッキは1枚1枚のカードパワーが低いから、強力なカードを出されちゃうと、そこから逆転しにくいのよね。例えばこんなカードが《記憶殺し》のターゲットになるかしらね。
PW20 PW20 PW20
マナ・コストが重い強力カードは、唱えられる前にデッキから追放してしまおうってこと。
あとは『ミラディンの傷跡』で増えたアーティファクト対策のカードが欲しいなぁ。やっぱり《帰化》かな。
相手のライフを気にしない感染デッキなら、《自然の要求》なんかもいいと思うわ。
そうだね。このデッキなら相手が4点のライフを得るっていうデメリットは無視できるもんね。
そういうことよ。とりあえず、このあたりがサイドボードの候補になるんじゃないかしら。クリーチャー同士の消耗戦になるなら、追加のクリーチャーを用意するのもいいわよ。
サイドボードリスト

3 《強迫》
2 《死の印》
4 《記憶殺し》
4 《自然の要求》
2 《荒廃のドラゴン、スキジリクス》


これでメインデッキ、サイドボードともに完成だね。よし、アユミちゃん、もう1回やろう!!
フフフ、さぁかかってきなさい!

■ デッキ構築は続くよ、どこまでも ■

よーし、結構勝てるようになってきたぞ。
やっぱりサイドボードから追加の手札破壊呪文を用意されるとやっかいねー。私もサイドボードの内容をもっと練らないといけないわねぇ。
それに“FNM”とかの大会では、ほかにどんなデッキが流行ってるのかもわからないもんね。
そうね、デッキを完成させるにはとにかく大会に出て、いろんなデッキと戦ってみるのが一番よ。
よーし、じゃあ僕、今度また大会に出てみるよ!
ええ、私もそうしてみるわ。あら、もうこんな時間ね。ダイスケ君、今日は1日つきあってくれてありがとう。ジェイスとヴェンセールもあなたの精神をいじくりまわせて楽しかったと思うわ。
う、うん。次はもっと強い感染デッキで挑戦するからね!
ふふふ、楽しみにしているわ。それじゃあ、今回はここまでにしましょう。皆さん、さようなら。
またねー!!

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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]

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