2010年10月27日(水)
うーん、なかなか勝てないなぁ。《コジレックの審問》で打ち消し呪文を捨てさせられないと《法務官の手》とか《化膿獣》が打ち消されちゃう。 | ||
そうねぇ。じゃあ、どうする? | ||
そっちのデッキにはあんまり効かない《血の復讐》を《強迫》と交換するっていうのはどう? | ||
悪くないわね。でも、除去呪文がなくなるとクリーチャーデッキを相手にするときつらいわよ? | ||
それもそうなんだよなぁ。どうしようか。 | ||
ダイスケ君。あなた、サイドボードのことを忘れてない? | ||
……てへっ♪ | ||
ふぅ~。誰にアピールしてんの誰に! 「やっちまいましたァ~ん」といわんばかりのお茶目フェイスを披露しちゃってからに……。ともあれ、苦手な相手に対するカードをサイドボードに入れないとね。 | ||
じゃあ、まずコントロールデッキ対策として《強迫》を入れるね。それから、逆にクリーチャーデッキ相手には除去呪文、《破滅の刃》とかを入れていけばいいかな。 | ||
そうね。クリーチャーが強力な緑、白を対策するなら《死の印》もマナ・コストが軽くていいわよ。あとは、最近流行ってるコンボデッキ対策かしら。 | ||
コンボデッキ対策ってどうすればいいんだろ? | ||
コンボデッキは特定のカードがそろって初めて威力を発揮するから、そろわないようにしちゃえばいいのよ。 | ||
じゃあ、もっと手札破壊呪文を増やす? | ||
それもアリね。あとは相手のキーカードがわかるなら、こんなカードもオススメよ。 |
このカードがあれば、相手のカード1種類を根こそぎ追放することができるわ。感染デッキは1枚1枚のカードパワーが低いから、強力なカードを出されちゃうと、そこから逆転しにくいのよね。例えばこんなカードが《記憶殺し》のターゲットになるかしらね。 |
マナ・コストが重い強力カードは、唱えられる前にデッキから追放してしまおうってこと。 | ||
あとは『ミラディンの傷跡』で増えたアーティファクト対策のカードが欲しいなぁ。やっぱり《帰化》かな。 | ||
相手のライフを気にしない感染デッキなら、《自然の要求》なんかもいいと思うわ。 | ||
そうだね。このデッキなら相手が4点のライフを得るっていうデメリットは無視できるもんね。 | ||
そういうことよ。とりあえず、このあたりがサイドボードの候補になるんじゃないかしら。クリーチャー同士の消耗戦になるなら、追加のクリーチャーを用意するのもいいわよ。 |
3 《強迫》
2 《死の印》
4 《記憶殺し》
4 《自然の要求》
2 《荒廃のドラゴン、スキジリクス》
これでメインデッキ、サイドボードともに完成だね。よし、アユミちゃん、もう1回やろう!! | ||
フフフ、さぁかかってきなさい! |
よーし、結構勝てるようになってきたぞ。 | ||
やっぱりサイドボードから追加の手札破壊呪文を用意されるとやっかいねー。私もサイドボードの内容をもっと練らないといけないわねぇ。 | ||
それに“FNM”とかの大会では、ほかにどんなデッキが流行ってるのかもわからないもんね。 | ||
そうね、デッキを完成させるにはとにかく大会に出て、いろんなデッキと戦ってみるのが一番よ。 | ||
よーし、じゃあ僕、今度また大会に出てみるよ! | ||
ええ、私もそうしてみるわ。あら、もうこんな時間ね。ダイスケ君、今日は1日つきあってくれてありがとう。ジェイスとヴェンセールもあなたの精神をいじくりまわせて楽しかったと思うわ。 | ||
う、うん。次はもっと強い感染デッキで挑戦するからね! | ||
ふふふ、楽しみにしているわ。それじゃあ、今回はここまでにしましょう。皆さん、さようなら。 | ||
またねー!! |
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[Text by ねこひげ合同会社/ゆば]