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2010年10月31日(日)

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!

文:電撃オンライン

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!

 こんにちは! 青毛野郎が送るFPS初心者向けコラム“電撃鉄砲隊”です。お外は一気に秋らしくなってきましたが、皆さんはもちろん季節なんて関係なくインドアでFPS三昧ですよね! 秋といえばFPSの秋ですよね! 違うか。

 というわけで当コラムの第23回は、前回も先行レポートをお届けしたPS3/Xbox 360『メダル オブ オナー(以下、MoH)』のレポート第3弾です。今回は発売後ということで、マルチプレイモードについてレポートしたいと思います。あ、今回もプレイはPS3版ですので、ご了承ください。

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲PS3/Xbox 360で発売中の『MoH』。マルチプレイモードでは、最大24人対戦が楽しめます。ちなみに同じくエレクトロニック・アーツの『バトルフィールド バッドカンパニー(BFBC)』シリーズを手がけた開発スタジオ・EA DICEがマルチプレイモードの開発を担当。同じ“フロストバイトエンジン”を使っていますが、リアル嗜好なゲームの性質上『BFBC』のように派手に建物が壊れたりはしません。
【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲マルチプレイは、連合軍と武装勢力に分かれて戦います。それぞれ使える武器が異なりますが、武器をアンロックしていくことで、敵側の武器も使用可能です。また、戦場で敵の武器を拾うこともできます。

■魅力的な4つの対戦ルールを紹介!

 マルチプレイについても解説したい要素がいっぱいあるのですが、今回は基本的な要素をいくつか紹介します。まず最初に、対戦ルールについて。対戦ルールは全部で4種類が用意されております。

●ルールその1:COMBAT MISSION(コンバット ミッション)
 連合軍が攻撃側となって、5つの連続した目標を達成していくというルールです。対する武装勢力は守備に回り、連合軍の目標達成を阻止すべく戦います。すべての目標を達成すると、連合軍の勝利。各目標を達成する前に連合軍の体力メーター(連合軍側の兵士がやられると減少する、いわゆる“チケット”)がなくなると、武装勢力の勝利となります。

 用意された目標は、どのステージもエリアの制圧もしくは指定されたものの爆破のどちらか。エリアの制圧の場合、そのエリア内にいるとメーターが出て、居座ることで少しずつ増えていきます。メーターがいっぱいになれば、制圧完了。爆破の場合は、爆破ポイントに近づいて□ボタンを押し続けると爆薬が設置され、一定時間解除されなければ爆破できます。なお、このコンバット ミッションのみ、攻撃側に装甲車が配備されていることがあります。コイツでいかに援護するかが、攻撃側のポイントになる感じです。

 プレイしての印象は、ストーリーモードの1つのステージをみんなでプレイするような感じ? 個人的には特に好きなルールで、一番プレイしているかも。他のルールはゲーム的ですが、これだけ実際の戦闘っぽい雰囲気が味わえていいですね。攻撃側となって少しずつ敵の陣地を制圧していくのも楽しいですし、必死の防戦も熱い! ただ、現状ではマップが3種類しかないので、追加のマップに期待したい!

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲このルールのみ、画面下のボタンにあるように、攻撃側は出撃地点を“拠点に配置”と“前線に展開”から選べます。前線に展開を選ぶと、前線にいる味方のそばから出撃できます。

●ルールその2:TEAM ASSAULT(チーム アサルト)
 いわゆるひとつの、チームデスマッチです。2チームに分かれて、1つのマップでとにかく戦います。敵を倒した時などに得られるポイントが、先に1,200に達したチームが勝利になります。ポイント=敵を倒した数ではないのでご注意を。ボーナス(ヘッドショットで敵を倒したりで獲得)も加算されるので、倒し方も重要というわけです。

 チーム アサルトは、難しいことを考えずに撃ったり撃たれたりしたい人にオススメのルール。出撃ポイントの位置が戦況によってコロコロ変わるので、そこは要注意かな。具体的には、最初の出撃ポイントが攻め込まれて敵がいっぱいになってくると、別の場所から出撃することになるのです。おかげで一方的な展開にならずにすむわけですね。優勢な側としては、押せ押せで突撃しつつも、背後から攻撃を受ける危険を常に意識したほうがいいでしょう。

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲敵を倒すことが勝利に直結する、シンプルなルール。逆に、やられてばかりだと味方の足を引っ張ってしまうというシビアな面も……。

●ルールその3:SECTOR CONTROL(セクター コントロール)
 こちらも、他のゲームで言うところの“コンクエスト”ですね。3つの拠点(旗が目印)を奪い合って戦います。拠点を多く確保しているチームに、少しずつポイントが加算されていき、先に1,800ポイントになったチームが勝ちです。敵を倒してもポイントにはならないので、ただ戦っているだけでは勝利に貢献できません。気合で拠点奪取を目指しましょう。拠点の確保は、拠点にある旗の近くにいくとメーターが増えていき、それがいっぱいになると制圧できます。旗の近くにたくさん味方がいるほど、メーターの増えが早くなるので、集団行動が勝利のカギと言えるでしょう。

 FPSではおなじみのルールなので、チーム アサルトと同様、FPS経験者はもちろんのこと、初心者が最初に遊ぶルールとしても最適なのではないでしょうか。チームアサルトは戦うのみなので、初心者からすると逆に何をしていいのかわからない場合もありますが、コンクエスト系のルールは拠点を確保するという目的がある分、メリハリもあってプレイしやすいと思いますよ。あと、コンクエスト系ルールは、あっちの拠点を攻めてる間に別の拠点が奪われて、それを奪回中に別の拠点が……みたいな感じになりがちですが、『MoH』のマップはわりとコンパクトなので、行き来が楽な分、散漫にならないのがいいですね。

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲拠点を確保しに行くだけでなく、守ることも大切ですよ。

●ルールその4:OBJECTIVE RAID(オブジェクティブ レイド)
 マップ内に2つのオブジェクトがあって、攻撃側(武装勢力)が破壊しようとするのを、防御側(連合軍)が阻止すべく戦います。オブジェクトは、近くで□ボタンを押し続けると爆薬を設置。一定時間解除されなければ破壊できます。これもおなじみのルールなんではないでしょうか。

 プレイしてみると、まだ攻撃側と防御側、お互いの戦術が成熟していないからだとは思うのですが、現状だと攻撃側が圧勝することが多い印象です。戦闘開始時の攻防で先んじた方が、一気に有利になるルールなのかもしれません。攻防がスピーディなところは楽しいんですが。仮に防御側が守り切っても5分程度なので、サクっと遊べますしね。

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲爆破ポイントは、意外と見た目でわかりづらいことも。防御側も事前にどれか把握しておかないと、爆薬解除に手間取りますよ。

 なお、ルール選択で“ランダム”を選ぶと、自動的に参加可能なゲームが選ばれるので、どのルールになるか選ぶ必要はありません。また、ルール選択には“HARDCORE(ハードコア)”というのものもあります。これは、前述した4つのルールを、よりシビアな設定でプレイできるというもの。たとえば、受けるダメージが大きい、銃の残弾数が表示されない、銃を構えない状態では照準が表示されない、というような点が異なります。あと味方を攻撃すると、普通にダメージを与えてしまうというところは忘れずに。フレンドリーファイア(味方誤射)が有効になっている分リアルな戦場の雰囲気をもっと味わいたいという人は、HARDCOREを選んでみてください。

【電撃鉄砲隊 第23回】FPS『メダル オブ オナー』のマルチプレイをレポート!
▲HARDCOREを選んだ場合、全ルールを順にプレイしていきます。どれがきてもいいように、各ルールの内容を把握しておきましょう。

→プレイスタイルに合わせてクラスを選べ!(2ページ目へ)

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