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2010年10月30日(土)

ベガスじゃトイレのお水が飲み放題だぜ! 『Fallout: New Vegas』プレイレポ前編

文:電撃オンライン

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■食料とか水について

 すったもんだありつつも、前のページでとりあえず水を飲めたことで平常心を取り戻せたので、食事や睡眠についてすこしゲーム的に考えてみたいと思います。

 プレイヤーの視点で見てみると、実は空腹や疲労によるペナルティってそれほど大きくないんです。前作にもあったRADと同様、ステータスにマイナス補正が入るだけですぐに回復させることができるので、時々注意しておくだけでそうそう死ぬような事態にはなりません。「じゃあ、何のためにそんな要素があるですよ?」と思われるかもしれませんが、黒船Mk-II的にはよりロールプレイを楽しむためと思っています。

 現実はさておいて、『Fallout』の世界では放射能がアイテムですぐに除去できるので、放射能汚染はちょっとしたダメージ程度の意味合いしかないんですよ。でも、黒船Mk-IIなんかは必要以上にRADの上昇を避けようとしちゃいます。だってキャラクターの立場で考えたら、好き好んで放射能汚染されている場所に入るわけがないじゃないですか。

 食事についても同じで、キャラクターの立場になればペナルティがなくても早め早めに食事を取るようにしたくなりますし、どうせなら美味しそうな物が食べたくなります。すると、今度は移動距離にあわせて持ち歩く量を考える必要が出てきますよね。ついでに長距離を移動する前は十分に寝ておいたり、道中に寝られる場所があれば余裕があっても横になってみたり……。

 なんだかすごいサバイバルな生活をしているようでワクワクしてきませんか? なので、そういった部分にこだわる人には、ぜひ一度ハードコアモードで遊んでほしいところです。

『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲豊富に用意されているわりには、回復効率的にあまりむくわれていない食料類。ですが、ハードコアモードだといろんな意味で重要性が格段にアップします。

■殺されかけたりもしたけれど、私は元気です

 さてさて、水の問題もとりあえずクリアしたので、意気揚々とニューベガスへ。あわてず冷静に探せば、入口も普通に見つかりました。やはり人間、冷静さを失ってはいけませんね。早速カジノでも荒らしてみようかと思ったら……。

『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲カジノがある地区の近辺は、非常に治安が悪いです。「護衛を雇わないと死ぬぜ?」と言われる中、1人で駆け抜けてきたのに……。
『Fallout: New Vegas』
▲ちなみにカジノがあるストリップ地区へは、ある条件を満たしていないと入れないとのこと。貧乏人はお断りだそうです。世知がらいネ!

 フリーサイドという場所にもカジノはあるので、まずはそこで遊んでみることに。ひとまず目標金額を2,000キャップ(現在の所持金は1,000キャップ強)としました。理由は「まぁ、倍ならなんとかなるんじゃね?」という安直なモノです。

 カジノの結果はキャラクターのLUCKと関係があるそうなのですが、KUROHUNEのステータスですと体感的にはこんな感じ。あくまで体感的な話なので、ご了承の上お読みくださいまし。

ブラックジャック:トータルではほぼ確実に勝てるけど、細かくしかかせげない。

スロット:当たりで大きくかせげるけど、所持金が大量にないと勝つ前にタネ切れに……。

ルーレット:賭け方のセオリーがあるらしいのですが、黒船Mk-IIは知らないのでほとんどやっていない。

 といった感じでした。LUCKが微妙に高めだったのが功を奏したようです。というかLUCK最高値でスロットとかやったらボロ儲けできるような気がするんですがどうなんでしょう? 製品版出たらやってみようと思います。

『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲カジノにある遊戯はルーレット、ブラックジャック、スロットの3種類。ずっと入り浸ってギャンブルをしていると、時々フロアマネージャーがプレゼントをくれたりもします(画像右)。負けてるくせに太っ腹!
『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲続いてストリップ地区へ! さっきまでと同じ世界とは思えないほどの豪華さです。やった! 父ちゃん、オレここでビッグになるよ!!

 数時間ほど遊んでいただけなのですが、気付いたらチップが元手の10倍以上に! なんかもうニューベガスに永住してしまいたい気分ですよ。……まぁ、荒稼ぎし過ぎて2カ所のカジノで出入り禁止を食らいましたが。

『Fallout: New Vegas』
▲遊んでいたらハイローラー(※高額な掛け金で遊ぶ人)専用の部屋の鍵までもらっちゃいました。出入り禁止になっても、この部屋は使えるようです。不思議。

 そんなわけで、KUROHUNEはニューベガスで幸せに暮らしました。めでたしめでたし……えっ? 後編もあるの!? 金はうなるほどあるし、もうニューベガスに永住でいいじゃん! ……ダメですか。そうですか。

 そんなわけで次回は、あまり触れなかった荒野での生活についてのレポートをお届けしたいと思います。それではみなさん、またニューベガスで会いましょう。(黒船Mk-II)

Fallout: New Vegas(R)(C)2010 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. Bethesda Softworks, ZeniMax and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. Fallout, Fallout: New Vegas and related logos are trademarks or registered trademarks of Bethesda Softworks LLC in the U.S. and/or other countries. Developed in association with Obsidian Entertainment Inc. Obsidian and related logos are trademarks or registered trademarks of Obsidian Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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