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2010年11月4日(木)

核戦争後のアメリカはマジヤバイ! 『Fallout: New Vegas』プレイレポ後編

文:電撃オンライン

 どうも、黒船Mk-IIです。プレイレポ前編に引き続き、今回も11月4日発売のPS3/Xbox 360用『Fallout: New Vegas』のプレイレポートをお届けするので、ひとつよろしくお願いします。

 さてさて、前回、トイレのお水に感動しつつセレブに仲間入りした(?)kurofuneですが、今回は再び荒野に足を踏み入れようと思います。金持ちなのに、なんでわざわざ危険な場所に行くの? という声も聞こえてきそうですが、人間ってあんまり大金を持っているとすることがなくなって、ついついスリルを求めてしまうものらしいですよ? 黒船Mk-IIも1回くらいそんな境地に到達してみたいものです……。

■医者はどこだ~?

 今作でも、『Fallout 3』と同じく一緒に行動できる仲間がいるので、まずは旅の仲間を募ることにします。1人で旅するより安全な気がしますしね!

 と、ここでちょっと話が横道にそれますが、本作ではプレイヤーの総合的な体力を表すHPの他に、頭、胴体、両手足という6つの部位それぞれの負傷具合がバーで表示されます。このバーは、攻撃を受けるなどダメージを受けた際に減っていき、バーがなくなると、足なら移動速度が低下頭なら時折視界がぼやけるなど、部位ごとにさまざまなペナルティを受けるハメになります。

 さて前編でも少し書きましたが、ハードコアモードでは医者に治療してもらうか、ドクターバッグという回復アイテムを使わないと負傷した部位が治療できません(※ハードコアモードを無効にしておくと、“スティムパック(回復薬)”で治療可能)。安全面を考えるとドクターバッグはなるべく持っておきたいところですが、所持品に重量制限のある本作では地味につらいです。

『Fallout: New Vegas』
▲頭と足に重傷を受けたところ。状況によっては、HPは全快したのに足は負傷しているということも。傷口はふさがっているけど骨は折れたまま、みたいなイメージだと考えればいいんでしょうか。

 なぜ仲間の話をする前にこんな話をしたのか……カンのいい人ならもうわかったと思いますが、特殊な回復薬か医者が必要だというのなら、医者を連れて行けばいいわけですよ! コロンブス的発想というヤツです。いちいち余計なアイテムを持ち歩く必要がなくなりますし、治療費も節約できるのでまさに一石二鳥!!

 さらに本作では、仲間にできるキャラクターごとにそれぞれ特殊なPERKSが設定されており、一緒に行動している間は、プレイヤーキャラクターもそのPERKSの恩恵を受けることができます。

『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲そんなわけで、フリーサイドのモルモンフォートで医者をやっていたアルケイドさんを勧誘。彼を仲間にするとHPの回復が早くなる“Better Healing”というPERKSを獲得できます。いい感じに体調に関する問題を解決できたところで、いざ荒野へ!

■金持ちと言ったら無茶なカスタム武器ですよね

 「とりあえず、威勢のいいことを言ってみたけど、無目的にただ歩き回るのもなんだかなぁ……」と思っていたら、都合のいいことに「ちょっと賞金首でも狩ってこない?」というお話が。これこれ! こういうナイスな展開を待っていたんだよ! 金にあかせた装備で悪い賞金首をぶっ殺しますよ!! ……何この金持ちの道楽。

 金持ちの道楽と言えば、もうひとつ。むやみに改造したトンデモ武器ですよ。今作では、武器にMOD(オプションパーツみたいなもの)をくっつけて自分流にカスタマイズすることができます。そんなわけで、愛用の“.357口径マグナムリボルバー”に“ロングバレル”を付けて攻撃力アップ! 改造パーツは複数付けることが可能で、攻撃力だけじゃなく命中精度や弾数を増加させることもできます。

『Fallout: New Vegas』 『Fallout: New Vegas』
▲武器には3つまでMODを追加することが可能。MODにはそれぞれ装着できる銃のタイプが決まっているため、“10mmピストル”に“.357口径マグナムリボルバー”用のパーツを付けたりとかはできません。まぁ、当然ですよね。

 さて、前回のレポでハードコアモードはロールプレイを楽しむためにあるみたいなことを書きましたが、実は結構、重量制限がキツいんですよ。食料や水、スティムパック、ドクターバッグはある程度必要。銃弾も1発1発はたいした重さじゃなくても、大量に持っていると結構な重量になるので、銃弾の重量を考えると、持ち歩く武器は厳選したいところです。まぁ、kurofuneはSTRENGTH(筋力)が低いので、あまり多くの物を持てないというのもありますがね。

 そうなると、持ち歩く武器は威力だけでなく汎用性も重要になるわけです。前作では、状況や銃弾の補充を考えて、複数の武器を持ち歩くのがデフォルトだったかと思いますが、今作ではカスタマイズ次第で持ち歩く武器の数をかなり抑えられるんじゃないかと思いますよ。

 →なん、だと……? まさかの展開でkurofuneピンチ!?(2ページ目へ)

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