2010年11月5日（金）

大規模アップデート目前の『夢世界』運営プロデューサーをアノ2人がインタビュー!

文：電撃オンライン

■ユーザーの皆様からの質問その3──新マップについて──

ねここ：続いて新マップのお話をうかがいます。まずは魔族のスタート地点となる島と七仙の街は繋がっているとのことでしたが、行き来する条件はありますか？

山下：とくに制限はなく行き来できます。テレポート屋を使って一気に飛ぶこともできます！　往来を制限しようという案もあったのですが、やはりプレイヤー間の交流の妨げになることはしたくないと判断しました。

ゆめこ：魔族の街はどういう雰囲気になってますか？

山下：既存のエリアは武侠のイメージが強いと思うのですが、魔族のエリアはファンタジーの色合いを濃くしています。今回実装するのは、魔族が始めて降り立つ”魔族の島”と、高レベル向けの”疾風の海岸”です。

ゆめこ：「お勧めの綺麗なスポットとかあれば教えて欲しいです」との質問ですが？

山下：疾風の海岸は、自然が豊かで、深い森や滝、さらには謎の遺跡などもあるので、ゆっくり見て回ってほしいです。このエリアは、飛行可能エリアになっているので、空からの眺めも最高ですよ！

ゆめこ：マップはまだまだ増えますか？

山下：今回レベル１～30までの初心者向けマップである魔族の島、そして高レベル向けの疾風の海岸の2つのエリアを実装しますが、中盤のレベル帯は既存のマップに移動することになります。中盤のレベル帯で行ける新マップも追加を予定しています。

ねここ：次に「新しいダンジョンなどはありませんか？」という質問です。

山下：インスタンスダンジョン形式のものは作る予定です。12月か来年1月辺りに、1つ入れたいと考えています。


▲魔族の島と疾風の海岸が追加され新しくなった世界マップ。今回は未開放のエリアも確認できる。


▲魔族キャラが始めて降り立つ場所、それがこの魔族の島だ。


▲疾風の海岸は、高レベルキャラクター向けのエリアとなっている。

■ユーザーの皆様からの質問その4──新モンスターについて──

ねここ：新マップができるということは、新モンスターも出現するということで、どのくらいモンスターの種類が増えるのでしょうか？

山下：正確な数は把握していないのですが、今回はまだ開放していない海中のエリアを含めると現状で50以上は増えているかと。

ねここ：人間側の既存エリアは人型のモンスターが目立っていました。魔族側のエリアに出現するモンスターはどんな傾向にあるのでしょうか？

山下：ドラキュラとかデビルとか、魔族のイメージに合ったモンスターが多いでしょうか。ドラキュラとかは人型に分類されると思いますが、完全な人間タイプの敵はいないですね。

ねここ：「ズバリ強いですか？」という質問もありましたが、魔族側は敵が強いとか弱いといったことはあるのでしょうか？

山下：どちらのエリアも敵の能力に大きな変化はないです。クエストを進めてもらうと、レベルにあった武具が入手できるようになっているので、クエストを追っていくぶんには、ストレスを感じずに遊べると思います。敵が強すぎて、手持ちのポーションが切れると投げ出してしまいたくなるゲームもありますので、その辺りのバランシングには気を使いました。

ゆめこ：レベル10ごとに空けられるプレゼント箱は、魔族でも貰えるんですか？

山下：もちろんです！　中身は人間族と変わらないですが、魔族専用の箱になってます。レベル80～90程度までは、すんなりレベルを上げられると思いますよ。

ねここ：中盤レベルから急にレベルが上がりにくくなるゲームもあって、その場合、そのゲーム自体の魅力を知る前に辞めてしまうこともありますからね。ストレスを感じずある程度のレベルまで上げられるのであれば、それがいいですよね。高レベルでないと遊べないコンテンツもありますし。

山下：魔族の島はレベル1～30までのクエストがあるのですが、まっすぐ進むと2～3時間で突破できるのではないでしょうか。最初はやりすぎではないかな？　と思ったのですが、チームの意見を聞くとこれくらいがいいと（笑）。

ゆめこ：それはサクサクですね～。「新エリアにネームドモンスターはいますか？」という質問です。

山下：現状だと、まだネームドモンスターはいません。とりあえず、新マップで遊んでもらって、その後のユーザーの皆様の反応を見て、入れるか入れないか検討したいと思います。

ゆめこ：「新モンスターを倒したときの報酬を教えてください」という質問です。やっぱり新しいアイテムを落とすんでしょうか？

山下：普通のモンスターに関しては、特別新しいドロップはないですね。合成素材や消耗品といったものがメインで、既存エリアのモンスターと変わりありません。

ねここ：モンスターのレベルは色で区別できるのでしょうか？

山下：今回、インターフェイスも大幅にリニューアルすることになりまして。色でモンスターの危険度もわかるのですが、敵をターゲットするとレベル自体を確認することができます。

ねここ：レベルまでわかるようになるんですか!?　プレイしながら、この敵はまだ早いな、とか感覚で覚えながらプレイするのも楽しいと思うのですが。

山下：わかりやすくしてほしい、というユーザーの皆様の意見を通した形ですね。この”わかりやすく”という点はかなり留意しまして、公式HPもわかりやすくリニューアルします！


▲新たなエリアでプレイヤーを待ち構えるモンスターたち。

▼『夢世界 -武林外伝-』: ■メーカー：シーアンドシーメディア; ■対応機種：PC（Windows 2000/XP/Vista）; ■ジャンル：RPG（オンライン専用）; ■正式サービス開始日：2008年2月29日; ■プレイ料金：無料（アイテム課金）