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2010年11月18日(木)

NCsoft期待の新作『Blade&Soul』テストプレイレポート

文:電撃オンライン

 韓国NCsoftは、釜山で開催されるゲームショウG-Starに先がけて、国内外のメディアに同社作品の最新情報を公開する“2010 NCsoft G-Star Premire”を11月16日に行った。

 今年のG-Starに同社は、『Blade&Soul(ブレード&ソウル)』『Metal Black(メタルブラック:オルタナティブ(仮)』などを出展する。本記事ではその中でも、華麗なグラフィックスと高いアクション性を兼ね備えたMMORPGとして、以前から高い注目を集めている『Blade&Soul』をピックアップして紹介。

 これまで海外のゲームショウでは何度かムービーが公開され、多くのメディアで紹介されてきた本タイトルだが、電撃オンラインで取り上げるのは初となる。今回はNCsoft社内で1時間ほど体験プレイができたので、その世界観や操作方法といった基礎知識を、華麗なスクリーンショットとともに紹介していこう。

■NCsoft初の東洋ファンタジー

 『Blade&Soul』の世界観は、武侠をモチーフに中国テイストで構築されている。とは言え、隅から隅まで中国風というわけではない。水墨画のように淡くかすむ景色を背に、キャラクターが着ている装備品はどこの国のものでもない、摩訶不思議なデザインだ。やや東洋寄りではあるが、そこに西洋ファンタジー風のアレンジが絶妙なバランスでミックスされ、独特の雰囲気を作り上げている。

 これまで『リネージュ』、『The Tower of AION』といった、剣と魔法の西洋ファンタジーを提供してきた同社にとって、『Blade&Soul』は意外にも初の東洋ファンタジー作品なのだ。

『Blade&Soul』 『Blade&Soul』
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▲建物や家具の様式などはいかにも中国風だが、キャラクターが垢抜けた顔とボディのせいか、コテコテの武侠物! という印象は受けなかった。

 キャラクター作成後には、移動方法やアイテム&スキルの使い方、武器の装備といった基本操作を学ぶチュートリアルが待っている。チュートリアルの中身はごく一般的なMMORPGのそれと大差ないが、同時にこの世界で今何が起きているのか? そして主人公=プレイヤーはなぜ戦うのか? といった背景ストーリーも同時にムービーで語られた。

 小さな村にやってきた謎の女とその仲間が、先ほどまでプレイヤーにアレコレ教えてくれた村人を皆殺しにし、人質となったプレイヤーを救うために(たぶん村で一番偉い)老師をも命を落とす。そして唯一助かったプレイヤーは、彼らのための復讐を誓い、仇を探して世界を旅する……というのが『Blade&Soul』のメインシナリオだ。このあたりはいかにも武侠物の設定だなぁといった感じである。

 チュートリアルが一通り終るまで、初めてだと軽く20~30分は必要だが、物語の流れが自然なのでアレコレやらされてる感は少ない。もちろん、2キャラ目以降はスキップも可能だ。

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▲戦闘方法などを学びつつ、要所要所で挟み込まれるムービーシーン。

■オートターゲットとコンボシステムによる小気味良い戦闘

『Blade&Soul』
▲対象となる人物や物に近づくと、画面下部に対応するキーのアイコンが表示される。

 キャラクターの移動はWASDかマウスによるクリックで行い、NPCと話す、物を拾うといった基本動作はFキーに割り当てられている。『Blade&Soul』ではFとRキーが最も頻繁に使うキーで、戦闘時の通常攻撃もRキーで行い、通常攻撃を何度か連続でヒットさせると、より強力な一撃がFキーで出せる。

 Wキー2連打でダッシュ状態となり、段差のある地形でジャンプすると華麗な宙返りを見せてくれる。パッシブスキルを覚えると、ジャンプ中にスペースバーを押すことで滞空時間が長くなり、空を飛ぶかのようにゆっくりと地上へ降りられる。ただ空を飛ぶだけでは意味が無いが、この動きが戦闘時にどのように生かされるのかに期待したい。

『Blade&Soul』 『Blade&Soul』

 戦闘はオートターゲットで、プレイヤーキャラの攻撃射程範囲に敵が近づくと、正面の最も近い位置にいる敵を捕捉する。キーコンフィグは同社の『AION』にほぼ近いシステムを採用しており、前提となるスキルやMP(マナ)が溜まるなど条件が整った場合、使用可能なスキルアイコンが表示される。空中に敵を浮かせる技なども職業によっては習得できるので、これをうまく組み合わせて使えば、コンボのような爽快な連続攻撃を繰り出せるだろう。

 ただし、既存のMMORPGのように、ショートカットにスキルアイコンをセットしたり、任意のキーに割り当てるといったことはできない。こう書くと不便そうな印象を受けるかもしれないが、『Blade&Soul』の戦闘はアクション性が強く、次々に素早い判断を下す必要がある忙しい内容だ。数少ないキーで反射的に行動できるという点では、これが最適なのかもしれない。

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▲チュートリアルでスキルを使った戦闘訓練の様子。灰色でロックされていたスキルアイコンが、条件が揃うと明るくなって、使える状態になったことを知らせてくれる。
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▲キャラが倒されると脱力という状態になり、村への帰還と、もう一つ安全圏まで這いずって移動するかを選べる。脱力状態から一旦気を補充する、“運気調息”を使えば現地で復活可能だ。

 “爽快感あふれる戦闘”という言葉は、アクション性のあるオンラインゲームでは頻繁に使われ、ある種、陳腐なほめ言葉になってしまった。しかし、『Blade&Soul』は打撃感、スピード感ともに手ごたえがあり、戦闘の爽快感は申し分ない。実際、テストプレイがおもしろすぎて1時間では物足りず後ろ髪引かれる思いであった。

■G-Starバージョンではキャラメイクは試せず

 今回はG-Star出展と同じバージョンを試遊させてもらったのだが、キャラメイキングで選べたのは4つの種族と3つのクラス、そして男女の性別のみで、残念ながら身長や顔パターン、胸のサイズなどのカスタマイズはできなかった。せっかくの美麗グラフィック。今後はカスタマイズできるようになるのだろうか。

 種族についての詳しい話は聞けなかったのだが、クラスはSordMaster(剣士系)、Kun Gfu Master(格闘系)、Destroyer(重戦士系)、ForceMaster(気功系)の4つが存在。種族によっては性別やクラスの制限があった。また、テストプレイ後の開発者への質疑応答で、5つ目の新クラス、アサシンの追加が発表されている。

●種族別スクリーンショット

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 グラフィックスとアクション性の高さの点から、PCのスペックも気になるところだろう。テストに使用したPCはCPUがi5 760、ビデオカードがGTX 460、HDDは500GB。超ハイスペックのPCは必要ないが、ノートPCや一昔前のPCでのプレイは少々厳しそうだ。

 なお、日本国内でのサービス提供は現時点では未定とのこと。キャラデザインは日本人受けしそうなクオリティで、ゲーム性も分りやすく扱いやすい。プレイヤー層をあまり選ばない印象だったので、近い将来、日本語バージョンでの紹介ができる日がくることを期待しよう!

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データ

▼『Blade&Soul』
■メーカー:NCsoft
■対応機種:PC
■ジャンル:A・RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:未定

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