2010年11月22日(月)
とまあ、ながながと語ってきましたが、わたしはやっぱり小高和剛さんのシナリオが抜群におもしろかったと思います。物語の展開も、トリックの内容も、キャラクター同士の会話も、たっぷりなボリュームも、どれをとっても素晴らしい。 | ||||
キャラクターの魅力と相まって、確かに物語はおもしろかったと思うよ。 | ||||
これだけ突拍子もない設定なのにウソくさく感じないのは、やっぱりシナリオの力じゃないですかねえ。 | ||||
メリハリがきいていて、テンポもよかったし。山あり谷あり平地あり、って思ったらまた山みたいな。 | ||||
章仕立てになっているところも、テンポがよかった理由の1つだよね。特に殺人事件が起こって“非日常”に突入してからは、めまぐるしく状況が変わっていって、止め時が本当に見つからない。 | ||||
そりゃ朝まで遊んで、会社遅刻してくるわけだよな。 | ||||
ちょっと、余計なことをバラさないでチョーダイ。 | ||||
シナリオももちろんだけど、オレはグラフィックのゴア表現に感激したかな。 | ||||
ゴアって、残酷シーンの描写? | ||||
そう、おしおきシーンや殺人のシーンって、最初はもっとグロいのかと思ってたんだけど、そんなでもなかったんだよな。むしろアーティスティックだった。 | ||||
血の色ピンクだしねー。 | ||||
凄惨(せいさん)なのに、それを感じさせない表現方法に感動した。だから、残酷な表現が苦手っていう人もぜひプレイしてほしい。 | ||||
そうだね、やってることはかなり残酷なんだけど、このグラフィックなら残酷のはちょっと……っていう人も大丈夫だと思います。 | ||||
あとは音楽! 前面に出てこない音楽が、随所でいい味付けをしていた。一流のコックは、隠し味にこだわる的な感じだな! | ||||
う、うん? ようわからんけど、ゲームの世界観にピッタリな音楽でしたな。音楽に興味がある人は、店舗特典がサントラCDのところのものを買ってもいいんじゃないでしょうか。 | ||||
オレはもちろんサントラCD付きのものを予約したぜ! | ||||
店舗特典、いろいろあってどれを買うか迷うわー。 | ||||
あと、現在PlayStation Storeなどで配布中の体験版だけど、これもやってほしい! ぜひやってほしい! | ||||
あ、そうそう、この体験版ってオリジナルの展開なんですよ。実はネタバレがないという。 | ||||
絶対に購入するから体験版はやらないというなら無理強いはしないけど、もし買うのを迷っているなら、ぜひやってほしい。体験版をプレイしておくと、かなりお得な特典があるから! | ||||
むしろわたしは、「アドベンチャーゲームが好きなら『ダンガンロンパ』は迷わず買いなさい!」って言いたいですけどね。 | ||||
おう! シナリオ、キャラクター、システム……3つすべてが素晴らしい出来。はっきりいっておもしろかった!! | ||||
これまでにない意欲的な作品です。シナリオは文句なくおもしろいし、ボリューム満点。キモの学級裁判パートは、新感覚でドキドキしっぱなしです。新しい形のAVGを体験したい人は、ぜひ買ってプレイしてください。絶対に損はしないので! |
▲kbjが絶賛していたアーティスティックなゴア表現は、いろいろな意味でドキドキします。特に学級裁判の最後に行われるモノクマによるお仕置きは、必見! |
▲小高和剛さんのシナリオは、やっぱりおもしろかったです。まり蔵が特におもしろいと思ったのは、キャラクター同士の会話。極限状態での緊張感あふれるやりとり……と思いきや、意外とすっとぼけたセリフや、ちょっぴりエッチなネタなんぞも仕込まれておりますので。 |
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